アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

シンガポールのホテルは大変

2016-08-17 | 旅行

KLからシンガポールへ移ってきました。シンガポールで困るのは、ホテル代が高いこと。香港も似たようなものですが、香港よりさらにシビアな状況なのがシンガポールです。私の予算は1泊1万円以下なので、これで交通至便、パソコンが打てるデスクがあって、冷蔵庫もついているホテル、となると、なかなか見つかりません。1990年代は、ラッフルズ・ホテルのすぐ近くにあったメトロポールというビジネスホテルが定宿で、7,000円ぐらいで結構広い部屋に泊まれていたのでした。ところが、10数年前にそのホテルがなくなり、以後はいろんなホテルに泊まっては、「ここは○○がダメ」で次からやめたり、次に泊まろうと思ったら料金が1万円以上になっていたりと、頭が痛い状況に。


このブログを始めてから泊まったホテルだけでも、リトル・インディアのホテル(ここはやたらベッドが高い位置にあって、毎日山登りして寝る気分だった)に、ヴィクトリア・ストリートにあるホテル(この時の虫騒動は忘れられません)、そして、奮発した1泊13,000円のホテル(駅までシャトルバスか、丘を越えてえっちらおっちら歩くのが大変だった)、リトル・インディア駅から至便、タミル語映画を上映しているレックスという映画館まで徒歩2分のホテルと、ほぼ毎年変わっています。


最後のレックス前のホテルは気に入って、一昨年に続き昨年も泊まったのですが、一昨年に泊めてもらった上階の窓のある部屋はリフォーム後値段がアップしたとかで、窓のない部屋になってしまいました。この「窓のない部屋」というのは1970年代からあって、四角い建物をホテルにした場合、どうしても中側のいくつかの部屋に出てしまう欠点でした。上写真がその部屋で、泊まってみると恐怖したほどでもなく、機能的に作ってあるところは、上階の窓があるために不自由な作りになっていた部屋より快適でした。で、今年もそこにしようと思ったら、Agodaのサイトに出て来ません。のちに気付いたのですが、名前が変わっていたのでした。


今回泊まっているのはチャイナタウンにある右のホテル。Pホテルという名前のあとに「by JL Asia」と付いていて、一瞬「JALが運営に関わっているのか?」と思わせられます。全然関係ないようだ、というのは着いてからわかったのですが、上写真のような古い建物を非常に複雑に小さな部屋に区切り、「ベッドをまず設置して、あとは工夫につぐ工夫」で部屋を作っていくコンセプトで成り立っているホテルなのでした。最初に入れられた部屋は、床置きのベッドというかマットレスが部屋の8割を占め、あと枕元右側に同じ高さの台部分、それから洋服入れがあって、お茶道具と冷蔵庫もそこに入っている、というものでした。


上の左の写真、私はドア口に立って撮ったのですが、足下の床部分がせいぜいスーツケースが寝かせられるぐらいしかありません。右は洋服ダンスの中で、開けると冷蔵庫の熱気がこもってむあ~。3枚目の写真が、貴重品ボックスの上の引き出しの中です。トイレ等は細長い空間に入れられていて、トイレから洗面台までなかり距離がある、と思ったら、間にシャワーがありました。


まあ、それぐらいの使い勝手の悪さは辛抱しますが、デスクがないのは致命的。すぐにフロントに行って、デスクのある部屋にしてほしいと訴えました。ここからがシンガポールの面目躍如たるところで、フロントの若い男性スタッフはいろいろ部屋を捜してくれ、「この部屋はデスクはあるけどほんの小さなものだし....。ここはながーいデスクがあるんですが、今日はふさがっているんですよ。明日からなら移れますが、それでもいいですか? あと、窓がない部屋なんですが、かまいませんか」と聞いてくれます。いいです~、そこでお願いします~、追加料金はいくらですか? 「いえ、同じグレードの部屋だから、不要ですよ」というわけで、昨日は朝いったん荷物をまとめ、外出してから夕方戻ってみると、今の部屋、504号室の鍵を渡されたのでした。しかも、「お荷物はすでにお部屋に運んでありますから」と朝荷物を預けた時の、別の若い男性スタッフが言ってくれます。ありがとう~~~。一昨日はデスク代わりに郵便局で大きな段ボール箱を買ったりして、それも一緒に荷物にしたので、運ぶの大変だったんですよー。

今度の部屋もベッドがで~ん、というのは同じですが、ベッドが高い50㎝ぐらいの高い台に乗っていて、その足下には幅40㎝、長さ2.5メートルぐらいの長い板が渡してあり、その下に引き出し2つ、冷蔵庫、貴重品ボックス、スツールなどが収められています。洋服ダンスがなく、ハンガーは壁掛けになりますが、それぐらい、日本のビジネスホテルなら標準仕様です。あと、浴室もよくまとまった造りになっていて、前の部屋に比べると天国でした。ベッドの枕部分の上部にライトが2つあり、それぞれ手元で消せるようになっているのも魅力的。前の部屋は、メインのスイッチだけだったのです。実はこの5階部分は最上階の屋根裏にあたるらしく、天井が一部斜めになっています。もしかしたら昼間は灼熱地獄かと思ったのですが、今10時過ぎでも全然そんなことはありません。このPホテルを利用なさる方は、504号室を指定しましょうね。ベッドの下にスーツケースも収納できるし、ホントに便利ですよ。


チャイナタウンは久しぶりで、ここ数年は一度も足を踏み入れないでシンガポールを去る、というパターンも多かったのです。90年代、毎年シンガポールに来ては香港のTVBや亜州電視の音楽番組のビデオを買い、船便で送っていた頃は、今のホテルの近くにあるPeople's Park Shopping Centerがお馴染みで、そこの貸しビデオ屋さんで段ボール箱ももらって、同じビルにある郵便局から送っていたのでした。一昨日行ってみたら、まだ郵便局も存在していました。無愛想なおじさんが机代わりにする特大段ボール箱を売ってくれ、親切に持ち帰りやすいように袋に入れて紐でしばってくれるなど、シンガポールの人って本当に行き届いているなあ、と思わせられることが多々あります。チャイナタウン全体の賑わいも昔のままで、地元の人の茶餐庁的存在、トースト・ボックスでMee Rebusなるものを食べてみたら、まさにカレーそばそのもので、おいしかったです。青いのは唐辛子で、さすがにこれは一部残しました。


あと、もちろん映画も見たのですが、それはまた別の記事にまとめます。ヒンディー語映画をやっているボンベイ・トーキーズはショウ・ブラザースのビーチ・ロードにあるビル内にあり、そこに行くと必ず食べるのが「奇」マークのお店チージーのPopiahというロール。詳しくはこちらをご参照下さい。中のもやしなどのパリパリ感、甘辛いソースの絶妙な味など、何とも言えずおいしいです。プレーン、チキン、えびなどがあり、確かチキンで2.8シンガポールドル(約210円)。インド映画をご覧になる時は、ぜひお試し下さい。


 

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