アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

TIFFのインド映画『パッドマン』と『世界はリズムで満ちている』&『ダンガル』

2018-10-23 | インド映画

皆様、第31回東京国際映画祭のチケットは、無事ご希望の作品のものがお手に入りましたでしょうか。今回は、上映されるインド映画3本の短いご紹介です。

<特別招待作品>


『パッドマン 5億人の女性を救った男』 作品公式サイト
2018年/インド/137分/ヒンディー語/原題:Padman/英題:Padman
 監督:R.バールキ
 出演:アクシャイ・クマール、ソーナム・カプール、ラーディカー・アープテー

※上映日:10月27日(土)13:30~ @スクリーン7

映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』予告(12月7日公開)

12月7日(金)に公開予定ですが、それより一足先にご覧になれます。あとですね、公開版と字幕がビミョーに違います。というのも、公開版は画面下に出る横字幕なのですが、TIFFでの上映では画面下には英語字幕が入るため、右側に縦字幕として出るためです。その場合、種々の制約から、単に横のものを縦にすればいい、というわけにはいかず、あちこちビミョーにいじってあります。この1回の上映のためだけに作った、特別字幕です。お楽しみいただければ幸いです。


チラシもできあがりました。さわやかなブルー基調のチラシ、と思って喜んでいたら、「このアクシャイ、グリコのトレードマークみたい」という声が。確かに両手をあげて万歳していますが、ランナーじゃなくてサイクリストなんですけどね。この川縁の風景は、マディヤ・プラデーシュ州のインドールという都会に近い、マヘーシュワルというナルマダー河に面した町のものです。字数の関係で訳出できなかったのですが、挨拶もナルマダー河に掛けたユニークな挨拶なので、お耳のいい方はぜひキャッチして下さいね。


アクシャイ・クマールに関して予習したい方は、『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ~インドから中国へ~』(2009)、『スタローンinハリウッド・トラブル』(2009)、そして『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』(2007)をどうぞ。『恋する輪廻』は、映画賞の授賞式シーンに出ています。また、ソーナム・カプールを予習したい方は、『ミルカ』(2013)をどうぞ。『パッドマン』のソーナム・カプールはとっても魅力的で、本作でファンが急増するに違いありません。この間結婚したご主人が日本と縁のある方らしく、ソーナムも日本に来たりしていたようです。TIFFのゲストだったらよかったのにねえ....。


<ワールドフォーカス>

『世界はリズムで満ちている』
2018年/インド/131分/タミル語/原題:Sarvam Thaala Mayam/英題:Madras Beats
 監督:ラージーヴ・メーナン
 出演:G・V・プラカーシュ・クマール、ネドゥムディ・ヴェーヌ、アパルナー・バーラムラリ

※上映日:10月28日(日)18:15~ @スクリーン7(Q&A)
     10月30日(火)20:25~ @スクリーン3(Q&A/満席)

舞台はチェンナイ。主人公は、ヴィジャイの大ファンである大学生ピーター(G・V・プラカーシュ・クマール)で、その父ジョンソン(クマラヴェール)はムリダンガム職人。ムリダンガムよりも洋楽のドラムの方が好きだったピーターですが、ある時、ムリダンガムの名手ヴェンブ・アイヤル(ネドゥムディ・ヴェーヌ)の演奏を間近で聴いたことから、すっかりムリダンガムの虜に。アイヤルに弟子入りできたものの、アイヤルの一番弟子であるマニ(ヴィニート)に嫌われ、いじめを受けたことから、事態は思わぬ方向に転がっていきます....。


実はほんの数時間前に字幕を仕上げたところで、シミュレーション用の大きな画面で見た幸せに浸っているところです(歌のシーンで一部字幕がない所がありますが、そこははやし言葉やなんちゃってアフリカ言語!の箇所です)。主人公ピーターを演じたG.V.プラカーシュ・クマールはA.R.ラフマーンの甥っ子で、自身も作曲家、歌手として活躍中なのですが、劇中で奏でるムリダンガムの上手いこと! もう一人、ムリダンガムの名手役ネドゥムディ・ヴェーヌも自分で演奏しているものと思われ、こちらも師匠ぶりがサマになっていて、すごくチャーミングです。ネドゥムディ・ヴェーヌは、彼のデビュー作であるアラヴィンダン監督の『サーカス』(1978)を我々が1983年のインド映画祭で上映したというご縁もあり、以前から素晴らしい俳優だと思ってきたのですが、本作のアイヤル役はもう絶品! これを見逃せば、インド映画ファンの名がすたるというものです。また、ピーターの父親役クマラヴェールの役柄ハマリ度120%ぶりも、見逃せません。インドでは12月に公開予定のため、まだ資料があまりネットに上がってこないのが残念ですが、インド人観客に先駆けて見られる貴重なチャンスですので、ぜひお見逃しなきように。

本作の予習用項目はこちらです。

・ムリダンガム 参考サイト

Wiki-mridangam.jpg

・ヴィジャイ 参考サイト


・カースト 参考サイト

上映後にQ&Aもありますので、見ていて湧いてきた疑問はぜひ監督にぶつけて下さいね。



<Cinema Athletic 31 映画はスポーツだ!スポーツは映画だ!> 

『ダンガル きっと、つよくなる【オリジナル版】』 公式サイト
2016/インド/ヒンディー語/原題:Dangal
  監督:ニテーシュ・ティワーリー
  主演:アーミル・カーン、ファーティマー・サナー・シャイク
  配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン、ギャガ

※上映日:11月1日(木)17:00~ @六本木ヒルズアリーナ(無料上映)

©Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016

何と! 完全版が上映されます。公開時にご覧になった方も、無料ですのでぜひぜひ。

 

©Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016

それでは、六本木でお目にかかりましょう! 第31回東京国際映画祭の公式サイトはこちらです。


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