アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

山盛りの『バーフバリ』

2018-05-28 | インド映画

「ユリイカ」1冊丸ごと『バーフバリ』、本日発売となりました。もうお求めいただけましたでしょうか。これが表紙です。


全210ページにぎっしりと『バーフバリ』が詰まっていて、たったの1,400円+税。アマゾン沼の売れ筋ランキング「雑誌・逐次刊行物」部門では、目下堂々の1位を獲得しています。目次はアマゾン沼の購入サイトで見られますが、少し構成が変更になっているようです。その中で、最後に付いている「インド映画名作ガイド~『バーフバリ』中毒者のためのインド映画案内」20本セレクションは、きっといろいろ異論があることと思います。でも、「この20本を全部見てから文句言ってね」という条件を付けておけば、誰も文句を言わないはずです(笑)。あとでご紹介する「映画秘宝」のS.S.ラージャマウリ監督インタビューで、「小さいころから何度も観て凄いと思ったのは、インドの神話的世界を映画化したテルグ語映画『MAYABAZAR』(57年)とヒンディー語映画『炎』(75年)です」と監督が述べているのを読んで、『炎』を入れておいてよかった!と密かにガッツポーズをしました。『マーヤー・バーザール』はYouTubeでも観られますが、残念ながら英語字幕はありません。『炎』は国立映画アーカイブの上映でご覧になった方も多いと思いますが、YouTubeでも観られます。「ユリイカ」の特集、十二分に楽しんで下さいね。

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先週、5月25日には、「ミステリマガジン」の7月号が発売となりました。こちらは「一生に一度のバーフバリ」と銘打って、30ページの特集で、冒頭のカラーページにも関連ページがあります。


アマゾン沼の購入サイトはこちら。おお、こちらも「雑誌・・・文芸」分野で売れ筋第1位ですね。どちらも、『バーフバリ』効果だと思いたい、のですが、「ミステリマガジン」の方は、土曜日に我が家に来た4歳の女の子が「おしりたんてい❤」と嬉しそうになでなでしていましたので、こちらの方がにおいますね。冗談はさておき、「ミステリマガジン」でのオススメは、藤井美佳さんの「字幕翻訳を担当して」。あの格調高い字幕の謎が解き明かされています。藤井さんは以前にも、『タイガー 伝説のスパイ』のエンドロールに流れる歌で”ナンチャッテ古語”を上手に使っていてびっくりしたのですが、『バーフバリ』にはそれに仏教用語が加わってパワー全開。なぜに仏教用語? という謎が、このエッセイの中で解き明かされています。『バーフバリ 王の凱旋』<完全版>のパンフと共に、ぜひお読み下さい。

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そして、一番最初に出た特集が、「映画秘宝」7月号の「BAAHUBALI FEVER」。「映画秘宝」はハリウッドメインですが、アジア映画もいつもしっかりと紹介してくれるのが嬉しいポイントです。


今回の9ページのミニ特集で面白かったのは、「『バーフバリ』絶叫上映全記録!」。絶叫上映の仕掛け人V8 Japanのお二人が配給会社である(株)ツインの古田さんと共に洗いざらいしゃべっている、とっても貴重な鼎談です。そこまで正直に言わなくても、というところもあって笑ってしまいましたが、劇場とのやり取り等々、インド映画配給&公開、そして上映に関する、何物にも代えがたい記録となっています。これも永久保存版だぁ! アマゾン沼の購入サイトはこちらです。

しかしこの3冊、裏で編集さん同士が談合(?)したかのように、扱う内容がうまーくばらけていて、「あ、それ、さっき読んだ」がないのがすごいところですね。『バーフバリ』を日本の漫画家さんが描くページも「ユリイカ」と「ミステリマガジン」にあるのですが、「マンガ版『バーフバリ 王の凱旋』」を描いた深谷陽さんが重なっているだけで(ま、これは仕方がないですね)、こんなにも『バーフバリ』は漫画家の心を捉えたのか、と感心してしまいます。

これだけ盛り上がっている『バーフバリ』、いよいよ今週金曜日、6月1日からは『バーフバリ 王の凱旋』<完全版>の上映が始まります。<完全版>の予告編を付けておきますので、早めにご覧になって下さいね。全国の上映劇場はこちら、イベント上映もいっぱい企画されていますので、こちらの公式ツイッターをご覧下さい。お正月、春、と続いた「『バーフバリ』祭り」、いよいよ夏祭り本番です!

「バーフバリ 王の凱旋<完全版>」予告編

 


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2 コメント

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もったいなくて (玻璃)
2018-05-31 19:13:51
沼からユリイカが届きました。
あまりに盛りだくさんで、もったいなくて読めません。
すぐに透明カバーを貼りました。

少しずつ読みたいけれど、ちゃんと読んでおいた方が明日の鑑賞をこれまでと違う視点で見られそうだし、悩ましいところです。
玻璃様 (cinetama)
2018-06-01 01:02:59
コメント、ありがとうございました。

作品と直接関係してくる内容というよりは、周辺ぐるぐる的な論考が多いので、あとから少しずつ、作品を思い出しながら読まれるのもよいと思います。
私もまだ3分の1ほどしか読めてなくて、とりあえず明日グッズ購入だけに劇場に行こうかと考えているところです。
<完全版>パンフは何と!1,000円ぽっきりだそうなので、皆様、2部ぐらいお求めいただいて、シナリオを読み倒してボロボロにする、というのも可能です。
初日、楽しんで下さいね!

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