アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

バンコクに来ています

2017-08-08 | 旅行

日本と変わらずに暑い、タイのバンコクに来ています。日本は長寿迷走台風のせいで、大雨被害や猛暑被害で大変みたいですね。バンコクは今日は夕立もなく、好天でしたが、それだけに暑さは厳しく、歩き回ったら3時頃にはもうダウン。まだ1万歩ちょいだったのに、日本を発つ前軽いぎっくり腰になって治療に通ったり、家での仕事が多くてあまり足を鍛えていなかったのがたたったようです。


でも、バンコクは来るたびに、足で稼ぐ観光客には便利な街になっていっています。今回も、ワールドセンター(ワールド・トレード・センターだっけ? あとで書く事情によりネット検索ができなくて、こういう時に困ります)の向かい側に新しい空中歩道ができていたりして、歩きがずっと楽になりました。ワールド・センターの北詰にある伊勢丹前の広場には、ガネーシャ神を祭った祠(上写真)があるのですが、そこから大通りを挟んだ向かいが大手スーパーのビッグCのあるショッピングモールです。伊勢丹側とビッグC側は、以前は狭い階段の歩道橋で繋がれていたのですが、今回行ってみるときれいな空中歩道が完成しており、伊勢丹側は上りがエスカレーターになっていました(下写真)。ビッグC側は以前のままの階段がリニューアルされただけで、ビッグCの入り口とは反対側に降りるという不便さもそのまま。この辺が詰めの甘いところで、まあ、タイらしいといえばそのとおり。


詰めが甘いと言えば、今回は自分の詰めの甘さも悔やんでいます。今回泊まっているホテルは、これまで何度も泊まったスクンビットのマンハッタン・ホテル。ただ、ここ数年は別のホテルをいろいろ泊まり歩いていました。というのも、4、5年前に泊まった時、ここから送ったメールが全然届いていない、という事件があったのです。仕事先からお叱りのメールが来て発覚したのですが、ちゃんと「送信しました」と出てくるのになぜかメールはすべてブラックホールに。お叱りのメールを、シンガポールで発見した時のショックは忘れられません。


しかし、マンハッタンは今でも豪華朝食ビュッフェ(上写真)を提供してくれる数少ないホテル。10年ぐらい前までは、私が泊まれるような中級ホテルはどこも「朝食付き」をウリにしていました。ほとんどが豪華ビュッフェで、しかも、今日は焼きめし、明日はビーフン炒め、明後日は焼きそば等々、日替わりとなるアイテムもたくさんあるのです。ところが今や、朝食付きは少数派。朝食がなかったり、あっても簡単なものだったり、またアンバサダーのようにすごい喧噪の中で食べざるを得なかったり(まあ、巨大ホテルですからねー)というように、他のホテルを泊まり歩いてみると、マンハッタンの豪華朝食ビュッフェが恋しくなってくるのでした。下はある日の朝食ですが、ほら、すごいでしょ(太るはずです)。


というわけで、「もう数年経っているし、Wifiもよくなっただろう」と考えて泊まってみたら甘かった。前のままどころか、今回泊められた6階の部屋はほとんど接続できません。パスワードはあるのですが、それを使うダイアローグボックスがどうやっても出現しないのです。フロントに文句を言ったら、「上の階になるほどつながりにくいんですよ。お客様が全員使っているとつながりにくいし」とフロントのおじさんが言い訳します。はぁ? そういう問題なの? で、結論は、「ロビーが一番繋がります」。というわけで、到着した日の夜は1時間以上ロビーに陣取って、メールの処理をしたのでした。(こういう時に限って、縷々説明をしなくてはいけないお仕事メールがいろいろ入ってくるのです....)この記事も、部屋で下書きしておいて、ロビーでネットに繋いでアップしています。やれやれ、もう絶対、マンハッタンには泊まらないぞ! 部屋が広くて設備もいいけど(下写真)あきらめて、狭い部屋でもネットが繋がるホテルにするぞ!


お仕事関係のメールの返事を出す時に、遅くなった説明にホテルの最悪なネット状況を書き、「ここには間違ってもお泊まりになりませんように(笑)」と書いたら、「ご指摘のあったホテルは課内で共有し,全力で避けようと思います(笑)」というお返事がきて、なごみました~。素晴らしい担当さんです。
今は皆さんスマホでお仕事もしてしまうため、私のような文句を言う人は少ないのでしょうね。スマホの方は、元教え子から教えてもらった「バンコクの空港でSIMカードを購入し、バンコク、シンガポール両都市で使用する」作戦が見事成功、さくさくと動いてくれています。空港には4つほど、通信会社のカウンターがあるのですが、dtacという会社にインド人やバングラデシュ人がいっぱいいたので、そこにしました。15日間有効の「Happy Tourist SIM/Super 4G」で599バーツ。ここには電話代100バーツが含まれています(1分1バーツだそう)。出発前、別の友人からはレンタルWifiを勧められたのですが、結構高くつくので、私にいつもケータイ指南をしてくれる教え子の言に従ったのでした。しかしレンタルWifiを持っていたら、パソコンでも使えたのになあ。電子機器関係は、まだまだ習得するワザが多そうです。


街歩きしてみると、ソン・ジュンギの大きな広告が。『軍艦島』も公開中です。ほとんどがタイ語吹き替え版上映なので、韓国語版、英語&タイ語字幕版を選んで見に行こうと思います。タイ人スターの広告もありました。我らがアナンダ・エヴァリンハム。


では、またロビー経由の記事アップをやりますので、お楽しみに。(メールを下さる方は、上記のようなネット事情で対応が遅れますがご勘弁下さい)



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 横浜シネマリン『裁き』のト... | トップ | シャー・ルク・カーンの『Jab... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (naoki)
2017-08-11 22:31:01
cineたま様

久しぶりにサイト覗かせていただきました。
バンコクいいですね。

ホテルのwifiですがタイでまともに使えた記憶ありません。
スマホが出回ってからはおっしゃるように空港でSIMカードを入手して,PC使用時にはスマホとテザリングやっています。

naoki様 (cinetama)
2017-08-12 20:33:29
コメント、ありがとうございました。

やっぱり、タイのホテルのWifiは丸出ダメ夫なんですね。
書いて下さったスマホのデザリングですが、実は今日、バンコクを案内してくれた友人がその方法を教えてくれ、ついさっきスマホを持って来てこれかな?と思うアドレスに接続したら、見事このようにインターネットに繋がった、という次第です。
接続のトライ→「制限あり」の接続でやり直し→切断→再度トライ、という地獄のスパイラルをここ数日繰り返していたのがウソのようです。
スマホは偉大ですね~(格安の1万円スマホなのに偉いぞ!)。

友人はiPhoneでやっていて、パスワードを入れるようなことを言っていたのですが、そんな画面は出てこず、そのまま繋がりました。
スマホの方にも、「デザリングまたはアクセスポイント:1接続中」と出てくるのでOKだと思いますが、こんなに簡単にできるとは。
ここのところ旅行中は、まるでスマホ学習塾みたいになっていますが、ひょっとしてたらnaokiさんも塾講師、というところでした。
ご教示、ありがとうございました。
格安ホテルに宿泊、WiFi順調でした (エドモント)
2017-08-16 23:21:57
cinetamaさんは、仕事のやりとりなので、ある程度速度が早いWiFi 設備でないと、使いづらいのでしょうね?
私は、最近は殆んどスマホのみで旅行しています。
SIMフリー機にSIMカード(有効期間内データやりとりフリー)差し替えて使うことが便利になったのは助かります。
私がバンコクで宿泊したのは、BTSナショナルスタジアム駅近くの"ウェンディーハウス"という格安ホテルです。
夜寝るだけでよく、滞在日数が短い時に、利用していますが、格安ですが、朝食も付きます。
勿論、マンハッタンのような充実した品数ではありませんが、卵料理の調理法をリクエスト出来ます。
女性が殆んどのスタッフの対応も悪くありません。
そして、WiFi も順調でした。壁薄いからかなのかは、解りませんけれど(笑)。
まあ、部屋で仕事も、という、cinetama さんに推薦するようなホテルではありませんが。
台湾でも、宿泊したホテルで、WiFi が安定しない場合があります。
どうやら、築年数が古く、中堅どころのホテルにWiFi が安定していなかったように思います。
エドモント様 (cinetama)
2017-08-17 09:32:56
こちらへもコメント、ありがとうございました。

仕事というほどのものでもないのですが、お問い合わせのメールが来たり(今は山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映されるインド映画のスタッフ名表記問い合わせが来て、調査中)して、ネットを使いまくらねばならない状況がよく出来します。
ブログ記事を書く時も様々に調べて書くので、ネット状況がひどいと本当に困ります。
先日のタイでは、スマホのレザリング利用を教えてもらうまでは何度もWifiをつなぎ直したりせねばならず、泣きたくなりました。
これからは、空港に着いてSIMさえ買えばネットの方も大丈夫ということがわかったので、マンハッタン・ホテルも他の中級レトロ気味ホテルも恐くない!

なお、タイで買ったSIMは「シンガポールでも使える」というので15日間有効のものにしたのですが、シンガポールに行く前に何か手続きをしておかねばならなかったようで(電話かネットで登録し、タイに着いたら1日〇〇バーツを払え、というSMSが来ていたけど無視した)、シンガポールではデータ通信ができなくなったため、SIMを買い直したのでした。
タイとシンガポールはすぐSIMが買えるので、それぞれ到着時に買って装着、というのが正解みたいですね。
問題はインドで、来年行く時にまた頭を悩ますことになりそうです...。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅行」カテゴリの最新記事