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「サタンジャワ SETAN JAWA」公演のお知らせ+α

2019-04-06 | 東南アジア映画

インドネシアのガリン・ヌグロホ監督を柱とする公演「サタンジャワ」が7月2日(火)に行われます。ちょっと珍しい、サイレント映画と立体音響パフォーマンスのコラボ公演で、どんな感じになるのか、想像がつきません。初体験イベント、いかがでしょうか。以下に、主催者からいただいたお知らせをそのままお載せしておきます。

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響きあうアジア2019
サタンジャワ  SETAN JAWA
サイレント映画 + 立体音響コンサート A silent film with a live 3D sound concert
ガリン・ヌグロホ×森永泰弘×コムアイ
7月2日 有楽町朝日ホール 2回公演

 

■公演概要
 事業名:『サタンジャワ』 サイレント映画+立体音響コンサート
 日時:2019 年 7 月 2 日(火)14:00 開演/19:00 開演 (2 回公演、各回 30 分前開場)
    ※ポストパフォーマンストーク有
 音楽・音響デザイン:森永泰弘
 舞台出演:コムアイ(水曜日のカンパネラ)、日本・インドネシア特別編成音楽アンサンブルほか
 会場:有楽町朝日ホール
 チケット発売日:4月 13 日(土)10:00 発売
 料金:前売一般 3,000 円、当日一般 3,500 円、25 歳以下 2,000 円(当日要証明書)(税込)
 上映作品:『サタンジャワ』SETAN JAWA/2016 年/70 分/モノクロ/サイレント
 映画監督:ガリン・ヌグロホ
■クレジット
 主催:国際交流基金アジアセンター
 共催:公益財団法人ユニジャパン
 後援:駐日インドネシア大使館
 音楽・音響製作:concrete
 制作:(株)オカムラ&カンパニー
 映画『サタンジャワ』
  映画製作:Garin Nugroho Workshop, Turning World
 共同製作:AsiaTOPA - Arts Centre Melbourne, Melbourne Symphony Orchestra, Esplanade Theatres on the Bay, Singapore
■チケット取扱い
 チケットぴあ Tel. 0570-02-9999 http://t.pia.jp(P コード:148522)
 e+ (イープラス) http://eplus.jp
 Peatix(ピーティックス)https://setanjawa.peatix.com
※未就学児のお子様の同伴、入場はご遠慮ください。
※やむを得ない事情により、プログラムや出演者が一部変更になる場合がございます。
※車イス等でお越しの方は事前に Tel. 03-6804-7490(オカムラ&カンパニー)まで ご連絡ください。
■会場 有楽町朝日ホール
 〒100-0006 東京都千代田区有楽町 2-5-1 有楽町マリオン 11F Tel. 03-3284-0131
 JR 有楽町駅中央口/東京メトロ有楽町駅 D7出口/東京メトロ銀座駅(丸ノ内線・銀座線・日比谷線)C4出口 徒歩2分
■一般の問い合わせ
 オカムラ&カンパニー内 サタンジャワ事務局 Tel. 03-6804-7490 contact@setanjawa.jp
■国際交流基金アジアセンター 公式サイト

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ガリン・ヌグロホ監督と言えば、香港国際映画祭でも1本、彼の監督作を見ました。ついでに、と言っては何ですが、ちょっとご紹介しておきます。 

『Memories of My Body(わが身体の記憶)』
2018年/インドネシア/インドネシア語/106分/原題:Kucumbu Tubuh Indahuku


冒頭、上の写真で踊っているダンサー(男性ですが、ジェンダーを超えたような不思議な雰囲気を持つ人です)が、普段着姿で家の前に出て来ます。「これが私の家、家は私の体」と語り出すと、画面は40年ほど前にさかのぼり、少年の彼を映し出します。たにしを獲って油で揚げ、それを串に刺して道端で売る、というごく普通の貧しい少年だったジュノが、最初に出会った不思議体験は「穴」。ジャワ島の舞踊レンゲルの師匠である老人から、「お前の体は舞踊に向いている」と言われ、連れて行かれた彼の家で、老人は若い嫁らしき人を使ってジュノに「穴」の意味を教えたのでした。しかし、この「穴」は悲劇を引き起こすものでもありました。そしてジュノも、2人暮らしだった父親がジュノを見捨てて出奔する、という悲劇に見舞われます。ジュノは親戚のおばさんに引き取られることになりますが、やがて彼は雌鶏の「穴」を見て卵の産み具合がわかるようになり、重宝されるのですが...。こうして、ジュノの数奇な運命が転がり始めます。


次にジュノが見せる不思議な能力は、見ただけで他人の体のサイズがわかってしまうこと。ハイティーンになったジュノは仕立て屋で働かされるのですが、この特殊能力が幸いして、次々と仕事をこなしていきます。その中に、ボクサーの結婚衣装を作る仕事があり、試着の時花嫁衣装を着てみたジュノは、やがて本格的な女性舞踊のダンサーとなっていきます。人間の身体と性を、あるダンサーの肉体を通して重層的に描いてみせた作品でした。昨年のヴェネチア映画祭で上映された作品のようですが、最初の「穴」はどこへ? という流れとか、目で採寸ができる、というのは何を象徴しているのか、とか、一筋縄ではいかない作品で、消化するのが難しかったです。


さて、ガリン・ヌグロホ監督、「サタンジャワ」では何を見せてくれるのか、楽しみです。


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