アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

アジア映画巡礼 @HAPA HAPA vol.1「インド映画とファッション」

2019-07-06 | インド映画

えー、「アジア映画巡礼」が西荻窪に出張致します。以前こちらでご紹介した友人のギャラリーショップ「HAPA HAPA」で、出張トークをやらせていただくことになりました。下のご案内にもある通り、ちょうど8月2日(金)からBunkamuraル・シネマでインド映画『あなたの名前を呼べたなら』(2018)が公開されるのを機に、この映画の中で、住み込み家政婦である主人公が目指す”ファッション・デザイナー”に焦点を合わせ、インドのファッションや服装&アクセサリーの記号論をお話しようかと思い立った次第です。HAPA HAPAのご案内告知を付けておきますので、お近くの方はぜひお越し下さい。

 

アジア映画巡礼 @HAPA HAPA vol.1「インド映画とファッション」 

昨年、大ヒットした『バーフバリ 王の凱旋』(2018)によって大きく盛り上がっている日本のインド映画界。今年も多くのインド映画が公開されインド映画ファンには嬉しい悲鳴が上げる日々。そんなインド映画ですが、欧米の映画とは違い、いまいち馴染みのない事物が登場するので、「?」となった方も多いのでは? その「?」を取り上げて、皆さんに知っていただこうというのが、「アジア映画巡礼 @HAPA HAPA」です。 

●開催日時:7月28日(日)14:00~16:00予定

●参  加  費:¥2,000(税込、ドリンク付)

●講  師:松岡 環(アジア映画研究者)

●参加方法:定員20名(予約優先、満員の場合は当日ご入場は出来ません。)

お申し込み、お問い合わせは本イベントページ、HAPA HAPA店頭、E-mail(info.hapahapatokyo@fb4.so-net.ne.jp)、お電話(03-5941-5980)にて。 

8月2日(金)から公開されるインド映画『あなたの名前を呼べたなら』は、2018年カンヌ映画祭の批評家週間で上映され、関心の的となりました。主人公は、ファッション・デザイナーを目指す、住み込み家政婦の女性。映画のテーマは「階級を超えた愛は成立するか?」なのですが、随所にインドのファンション要素が登場します。この映画を中心に、インド映画に現れる衣服、アクセサリー、お化粧などの持つ意味を解説します。

講師は『ムトゥ 踊るマハラジャ』(1995)、『きっと、うまくいく』(2009)、『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018)などの字幕や『あなたの名前を呼べたなら』では字幕監修をされるなどインド映画ではお馴染みのアジア映画研究者・松岡 環さんです。 

益々盛り上がるインド映画を更に深く知ることができるインド映画探求の1日。皆様の参加をお待ちしております! 

◆講師プロフィール

1949年生まれ。大学でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。様々なインド映画の上映に協力している。著書に「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修)など。

以上が大まかな内容のご案内ですが、実はもう1作、ぜひ言及したい作品があります。それが、昨年のちょうど今頃公開されたインドのドキュメンタリー映画『人間機械』(2016)。このたびめでたくDVDとブルーレイが発売されたのですが、ここで描かれるのは、グジャラート州スーラトの街にある、古くてかつ巨大な繊維工場。美しいファッションを生み出す土台となる現場は、何と苛酷なことか、と見る人を驚かせた作品です。このドキュメンタリー映画の中では、アラブからやってきたバイヤーが工場で買い付ける布地を選ぶシーンもあり、昨日の『シークレット・スーパースター』の紹介に書いたグジャラート州とアラブ諸国の関係を垣間見させてくれます。こういうファッションの裏面も、ちょっと知っておいていただこうと思います。


このほか、講座に合わせてHAPA HAPAでは、「この時はアフリカのアート展を開催中なのですが、この日だけはサリーを展示。インド布を専門に扱っている知人からお借りし販売もします。そのほかファッションというテーマにあわせて、インドの夏用ショール、バンダナ、アクセサリーも展示販売する予定です」というようなことも考えて下さっています。私も、以前スペース・アーナンディの講座でご覧に入れた、自慢の白いサリーを持参しようかと考えている最中です。このサリー、実は約40年前にラージ・カプール夫人のクリシュナーさん(ランビール・カプールやカリーナー・カプールのお祖母様で、残念ながら昨年10月1日に亡くなりました)からいただいたもので、見事な刺繍が施されているのです。インド・ファッションのレベルは、本当に高いですよ~。

では、西荻窪でもお目にかかれるのを楽しみにしています。この頃には、梅雨ももう明けているといいですね...。


 


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