アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

ムンバイの乗り物(鉄道編)

2014-03-17 | 旅行

今回ムンバイで泊まったホテルは、カール・ロード(Khar Road)駅のすぐ近く。歩いて10分ほどの所です。この駅はムンバイ中心部のチャーチゲート(Churchgate)駅と北の郊外とを結ぶ西部鉄道(Western Railway)路線の駅です。ムンバイ中心部にはチャーチゲート駅と共にもう一つ大きな駅チャトラパティ・シヴァージ・ターミナス(Chhatrapati Shivaji Ternimus/C.S.T.)駅があり、こちらは中部鉄道(Central Railway)の駅となります。東京の駅にたとえると、チャーチゲート駅は新宿駅、C.S.T.は上野駅という感じでしょうか。

ローカルな駅の風景はこんな感じです。駅名ボードはダーダル駅のものです。

カール・ロード駅からチャーチゲート駅までは主要駅のダーダル駅やボンベイ・セントラル駅を通って、各停で約50分。料金は非常に安く、普通車で10ルピー(17円)。下の写真がチケットです。これでも昔から見ると高くなっているのですが、タクシーで行くとこの20倍は取られるので、車を持たない人はみんな電車通勤です。車を持っていても、すごい渋滞が常にあるのがムンバイの道路なので、電車通勤をしている人は多いようです。女性専用車両があるため、女性も安心して乗れます。下2枚目が、そのサインボード。男性の方は乗らないよう気をつけて下さいね。

女性専用車両は先頭車両のほか、途中に2カ所、車両の4分の3ぐらいを区切って女性専用としてある所があります。残り部分に男性は乗って来られますが、下の2枚目の写真のように仕切りがあるので、電車が動いている時はこちらに侵入することはできません。反対に言えば、もし夜遅くなどで女性専用部分に自分1人だった場合、発車直後に男性が乗り込んで来たりする(近郊路線の列車はドアがないのです、というか、閉まらないので、動いていても飛び乗れます)と逃げ場がないわけです。というわけで、いくら女性専用車両とはいえ、他の人がいない場合はむしろ男性のたくさん乗っている車両に行った方が安全だ、というのがムンバイに長く住むSさんの話でした。

でも昼間の女性専用車両はファッション・チェックもでき、華やいでいていいものです。きれいな色のブルカー(イスラーム教徒女性の体を覆うガウン)を着ている人もいますし、まったくの洋装の人もいます。デリーに比べると、ムンバイはサルワール・カミーズなどのインド伝統衣装姿の人が多いようです。お母さんと一緒の通学の子供たちもよく見かけます。

女性専用車両を目指して、物売りも乗ってきます。この女の子はビンディー(額に貼るシール。クムクムとも言う)売りで、私が写真を撮ったら、「写真撮られちゃった!」とはにかんでいるところです。お礼に1つ買いました。10ルピー(17円)で、街中と変わりません。

車内アナウンスもあり、女性の声で「次は○○駅です」と、マラーティー語(ムンバイのあるマハーラーシュトラ州の公用語)、ヒンディー語、英語で繰り返されます。昔はそんなものなくて、必死で駅名を読み取り、地図と首っ引きで確認し、自分の降りる駅まで緊張の連続でした。そう言えば、車内もぐんときれいになったような。吊り輪がピカピカです。チャーチゲート駅は昔のままでしたが、ベンチが金属製になってきれいになっているなど、ここにも進歩がありました。

 

この日はシティで1日映画関係のお買い物。まず、もう40年近く通っている、D.N.ロード近くにある本屋ストランド・ブックストール(Strand Bookstall)へ。ここで映画関係の本を揃えてもらい、日本に発送してもらいます。相変わらず送料が高くて、本代の倍ぐらいに....。

 

それから、アブドゥル・ラフマーン通りの映画スターブロマイドなどを売っているお店へ。S.T.ブックワーラー(S.T. Bookwala)とヒーロー(Hiroo)という2軒があって、今回は珍しくヒーローにもブロマイドが置いてあり、早速ゲット。ほかには「少年ビーム」のぷくぷくシールなど。ここはホールセールなので、とても安いのです。今年もどこかでインド映画のお話をする機会があれば、こういう物をプレゼントにする予定です。

ちょうど16日がホーリー祭だったので、色粉が山と売っていました。屋台の傍らでは、少年がせっせと袋詰めをしてます。

続いて、これらの紙物を送るためにG.P.O.(General Post Office)へ。郵便局の前には顔なじみで友人と言っていいパーセルワーラー(小包作り)のサジャルさん(左)がいて、段ボール箱を捜してきてくれて全部詰め込み、手際よく小包にしてくれます。細身でメガネをかけたお友達も協力して、たちまち布地をかぶせた小包ができあがりました。インドでは、布でくるまないと郵便局で受け付けてくれないのです。手数料はお気持ち、ということで、100ルピー(170円)も払えばもう十分です。

その後、サジャルさんが局内まで運んでくれ、航空小包の差し出し口へ。列ができていても、顔を利かせてのスピード処理が可能です。11キロで送料3,000ルピー弱(約5,000円)。これでも、本屋さんが使っているクーリエの半額ぐらいです。ムンバイのG.P.O.は古い建物でなかなか風情があります。手前に写っているのは、飾ってあったG.P.O.の模型です。

そして、最後はポスター屋さん。ラージューさんの店舗マンシーが表通りに戻っていました。ポスター屋さんの場所については、以前に書いたこちらこちらをご参照下さい。この日はマンシーのラージューさんも、ガンディー・フィルムのガンディーさんも不在で会えませんでした。さらに残念ながら、ほしかった『チェンナイ・エクスプレス』のポスターはどちらの店でも手に入らず。ガンディーさんのお店ではロビーカードがあるというので見せてもらったら、「5枚一組で500ルピー」とのこと。私「そんなに高いの? 要らないわ」ガンディーさんの助手「いくらなら買う?」「300ルピーなら何とか」(助手さん、ガンディーさんに電話して確認)「350ルピーならいいって」「じゃ、買ってもいいかな~」というわけで買ったのがこれです。なお、ポスターはいずれも1枚40ルピー(約70円)でした。昨年より10ルピー値上がりです。

使用済みなので角がいたんでたりしますが、まあしょうがない。左下隅に印刷されている言葉が、「READY STEADY PO!」なのがいいですねー("Po!"はタミル語で"Go!")。

しかし、どうやって持って帰ろう? 1箇所丸めればスーツケースに何とか入れられそうですが、またエクセス・バッゲージを取られますねー。インド国内線はどこもチェックイン荷物の制限が15キロになってしまい、デリー→ムンバイではキロあたり250ルピー(約420円)×7キロ分取られてしまいました。ポスターも20枚ぐらい買ったので、これは持ち込み手荷物にして...と、そろそろ体力が衰えてきた私としては、インドの旅は苛酷なのでした。

 


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2 コメント

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1997年に行ったきりです。 (サントーシー)
2014-03-19 00:16:28
当時でもジーンズの女性がいて(少数でしたが)驚いたのですが、
未だに民族衣装の人が多いのですか・・・。
デリーの若者はTシャツにジーンズで、
普段着としては伝統衣装はすたれてきてはいますが、
何かの儀式などでは健在です。
サントーシー様 (cinetama)
2014-03-19 04:07:18
再びコメントをありがとうございました。

ムンバイにはまったくおいでにならないのですね....。
デリーは今回久しぶりに行ってみて、ムンバイ以上に女性の服装が欧米化しているのを感じました。ムンバイでもいわゆる洋服は、マーク&スペンサーとかを筆頭に普通のお店でも売っているのですが、やはりまだサルワール・カミーズ&サリー度が高いようです。

前のコメントですが、WomenをWimenなんて書いていてすみません....。

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