アジア映画巡礼

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インド映画自主上映会:マラヤーラム語映画『Lucifer』

2019-04-07 | インド映画

Periploさんから、マラヤーラム語映画上映会のお知らせをいただきました。私も注目していて、少し前に予告編をチェックしたりした『Lucifer(ルシファー)』です。どうして私が注目したかと言うと、一つには『秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男』(2011)などの主演男優、プリトヴィーラージ(ヒンディー語での音引きはこれなのですが、下ではPeriploさんの表記は「プリトヴィラージ」となっています。マラヤーラム語だと、こちらなのかも知れません)の初監督作品だということ。もう一つは、漫画などでお馴染みの名前「ルシファー(悪魔、堕天使などの意味が付される)」がタイトルになっていることからです。しかも、主演がプリトヴィーラージ自身に加えて、マラヤーラム語映画の大御所モーハンラールに、最近ボリウッド映画界では冷や飯喰ってるヴィヴェーク・オベロイ(正確に音引きを付けると「オーベーロイ」なんですが、「ォベロイ・ホテル」が定着しているので、いつも音引きを省略しています)、さらには、プリトヴィーラージの兄まで出演している、というので興味を抱いたのでした。怠け者の私は彩の国までなかなか行けないのですが、ご興味がおありの方はぜひどうぞ。

『Lucifer(ルシファー)』

2019/マラヤーラム語/174分/英語字幕
 監督:プリトヴィラージ・スクマーラン
 主演:モーハンラール、ヴィヴェーク・オーベローイほか
■日時:2019年4月14日(日)午後 2:00~
■会場:埼玉県川口市SKIPシティ、彩の国ビジュアルプラザ  アクセス
■料金:大人2,000円
■主催:セルロイドジャパン HP

 Lucifer film poster.jpg

Periploさんの詳しいご紹介はこちらです。お知らせの時にいただいたメールによると、”プレビューにも書きましたが、プリトヴィラージの監督デビュー作ということで大いに話題になりました。興味深いのは、この人が俳優デビューした2002年ごろに盛んに作られていた「大スターのマス映画」というのをスケールアップして再現したという点です。こうした作品群は、一定の興行収入を上げながらも、意識高い系観客からは「なぜタミルやテルグの猿真似をしなければならないのか」と悪評ぷんぷんでした。その後2010年代からニューウェーブが台頭して席巻することになるのですが、両方の時代を経験しているプリトヴィラージが敢えて逆を張るようなものを出してきて、しかもそれが大成功を収めているというのが面白いです。”のだそうです。


ここのところ南インド映画界では、政治劇にファミリー内紛がからんだ作品が目立ちますね。N.T.ラーマラーオの伝記映画がいっぱい上映されたのでそんな印象を受けるのかも知れませんが、そのあたり、脳天気に「モーディー首相、ヨイショ!」映画を作っているボリウッドとは一線を画している感じです。ところでさっき、「最近ボリウッド映画界では冷や飯喰ってるヴィヴェーク・オベロイ」と書きましたが、そのヴィヴェーク・オベロイがモーディー首相を演じる『PM Narendra Modi(ナレーンドラ・モーディー首相)』が4月11日から公開されます。この日からインド総選挙が始まるのですが、そんな時に特定政党のトップの伝記映画なんて上映してもいいのか、と思ったのがボリウッド映画界脳天気説の根拠です。さすがに公開が問題になって、最高裁に訴えが出され、当初の公開予定日よりは遅くなったようですが、その前の『Mere Pyare Prime Minister(僕の敬愛する首相様)』といい、何やってんの、ボリウッド、という感じです。

おっと、本題から逸れてしまいました。『Lucifer』の予告編を付けておきます

Lucifer Official Trailer | Mohanlal | Prithviraj Sukumaran | Antony Perumbavoor | Murali Gopy


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