台風15号、すごい雨と風ですねー。第24回東京国際映画祭(TIFF)の記者発表が終わり、午後3時過ぎに六本木ヒルズを出たのですが、私鉄が強風のため運転見合わせになったりしたので、回り道をしてやっと帰宅しました。皆様、ご帰宅の足は大丈夫ですか? 家に辿り着けたのをラッキーと思い、とりあえずアジア映画の今年の陣容をアップします。ストーリーや解説は、TIFFのサイトをご覧下さい。
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第24回東京国際映画祭 公式サイト
期間:2011年10月22日(土)~30日(日)
会場:六本木ヒルズ(港区)ほか
チケット発売日:10月8日(土)前売鑑賞券発売開始
問い合わせ:ハローダイヤル 9月21日(水)~10月30日(日)
日本語:03-5777-8600/050-5541-8600(全期間8:00~22:00)
英語:03-5405-8686(全期間9:00~18:00)
「インターナショナル・コンペティション」
『ヘッドショット』 (Headshot)2011/タイ
監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン/主演:ノッバチャイ・ジャヤナマ、クリス・ホーマン
『ホーム』 (Yurt/Home)2011/トルコ
監督:ムザッフェル・オズデミル/主演:カンボラット・ギョルケム・アルスラン、ムザッフェル・オズデミル
『転山』 (転山/Kora)2011/中国
監督:ドゥ・ジャーイー/主演:チャン・シューハオ、リー・シャオチュアン
『夢遊 スリープウォーカー』 (夢遊/Sleepwalker)2011/香港=中国
監督:オキサイド・パン/主演:アンジェリカ・リー、フォー・スーイエン
『トリシュナ』 (Trishna)2011/イギリス
監督:マイケル・ウィンターボトム/主演:フリーダ・ピント、リズ・アーメッド
☆cinemata情報~純粋なアジア映画とは言えないのですが、トマス・ハーディーの「テス」をインドに移し替え、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピント主演で描く意欲作。
『ガザを飛ぶブタ』 (Le Conchon de Gaza/When Pigs Have Wings)2010/フランス=ベルギー
監督:シルヴァン・エスティバル/主演:サッソン・ガーベイ、バヤ・ベラル
「特別オープニング」
『1911』 (辛亥革命/China 1911)2011/中国=香港
監督:ジャッキー・チェン、張黎(チャン・リー)/主演:ジャッキー・チェン、李冰冰(リー・ビンビン)
予告編
「特別招待作品」
『新少林寺』 (新少林寺/Shaolin)2011/中国=香港
監督:陳木勝(ベニー・チャン)/主演:劉徳華(アンディ・ラウ)、ジャッキー・チェン
予告編
『第七鉱区』 (Sector 7)2011/韓国
監督:キム・ジフン/主演:ハ・ジウォン、アン・ソンギ
予告編
「アジアの風」
■アジア中東パノラマ
『哀しき獣』 (黄海/The Yellow Sea)2010/韓国
監督:ナ・ホンジン/主演:ハ・ジョンウ、キム・ユンソク 予告編
『U.F.O.』 (U.F.O.)2011/韓国
監督:コン・グィヒョン/主演:イ・ジュスン、チョン・ヨンギ
『僕は11歳』 (我十一/11 Flowers)2011/中国=フランス
監督:王小帥(ワン・シャオシュアイ)/主演:リウ・ウェンチン、ワン・ジンチュン
『ここ、よそ』 (這里、那里/Here, There)2011/中国
監督:盧晟(ルー・シェン)/主演:リュイ・ユィライ、ホアン・ルー
『備えあれば』 (不怕賊■記/No Liar, No Cry)2010/中国
監督:許伝海(シュー・チュアンハイ)/主演:呉剛(ウー・ガン)、應采兒(チェリー・イン)
『金で買えないモノ』 (金不換/Cure)2010/香港
監督:葉剣峰(ビル・イップ)/主演:マカラ・スピナチャルーン、ジラーラット・テーチャシープラサート
☆cinetama情報~全編タイが舞台です。若い詐欺師2人組のユルさがなかなかいい雰囲気を出してます。
『あの頃、君を追いかけた』 (那些年、我イ門一起追的女孩/You Are the Apple of My Eye)2011/台湾
監督:九把刀(ギデンズ)/主演:コー・チェントン、ミシェル・チェン
『運命の死化粧師』 (命運化粧師/Make Up)2011/台湾
監督:連奕[王奇](リエン・イーチー)/主演: ニッキー・シエ、ソニア・スイ
『TATSUMI』 (TATSUNI)2010/シンガポール
監督:エリック・クー メイキング
『鏡は嘘をつかない』 ( Laut Bercermin/ The Mirror Never Lies)2011/インドネシア
監督:カミーラ・アンディニ/主演:ギタ・ノファリスタ、アティカー・ハシホラン
『カリファーの決断』 (Khalifah)2011/インドネシア
監督:ヌルマン・ハキム/主演:マーシャ・ティモシー、インドラ・ヘルランバン
『飼育』 (Shiiku)2011/フランス
監督:リティー・パニュ/主演:シリル・ゲイ、チェム・チュープ
『飼育』 (The Catch)1961/日本
監督:大島渚/主演:三國連太郎、ヒュー・ハード
『ラジニカーントのロボット』 (Enthiran/Robot)2010/インド
監督:S.シャンカル/主演:ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ
インド公式サイト (音出ます)
☆cinetama情報~タミル語版での上映とのことです。2月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭では、ヒンディー語版の英語字幕上映でした。オリジナルのタミル語版、初お目見えです。また、配給会社も決まっていることから、TIFFでお披露目後一般公開となるはず。期待しましょう!
『嘆き』 (Soog/Mourning)2011/イラン
監督:モルテーザ・ファルシャバフ/主演:キオマース・ギティ、シャラーレ・パシャ
『われらの大いなる諦め』 ( Bizim Büyük Çaresizliğimiz/Our Grand Despair)2011/トルコ=ドイツ=オランダ
監督:セイフィ・テオマン/主演:イルケル・アクスム、ファーティヒ・アル
『孤独な惑星』 (Planeta Acheret/ Lonely Planet)2011/イスラエル
監督:エダン・ツェイラ/主演:ミシュカ・ズィクベルシュテイン、マキシム・チェルニヒ
『香港四重奏/香港四重奏Ⅱ』 (香港四重奏/ Quattro Hong Kong/ 香港四重奏Ⅱ/ Quattro Hong Kong 2 )2010/2011/香港
監督:<Ⅰ>邱禮濤(ハーマン・ヤウ)、羅卓瑤(クララ・ロー)、麥曦苗(ヘイワード・マック)、陳果(フルーツ・チャン)<Ⅱ>ブリランテ・メンドーサ、ホー・ユーハン、アピチャッポン・ウィーラセタクン、關錦鵬(スタンリー・クワン)/主演:呉彦祖(ダニエル・ウー)、林家棟(ラム・カートン)その他
■フィリピン最前線~シネマラヤの熱い風
『浄化槽の貴婦人』 (The Woman in Septic Tank)2011/フィリピン
監督:マーロン・N・リベラ/主演:ユージン・ドミンゴ、JM・デ・グズマン
『クリスマス・イブ』 (Trespassers)2011/フィリピン
監督:ジェフリー・ヘトゥリアン/主演:ティルソ・クルス Ⅲ、ラケル・ヴィリャヴィセンシオ
『海の道』 (Ways of the Sea)2010/フィリピン
監督:シャロン・ダヨック/主演:ロメオ・ジョン・アルシリヤ、マリア・イザベル・ロペス
『白タク』 (Colorum)2009/フィリピン
監督:ジョビン・バレステロス/主演:アルフレッド・ヴァルガス、ルー・ヴェローソ
■女優=プロデューサー杉野希妃~アジア・インディーズのミューズ
『大阪のうさぎたち』 (Two Rabbits in Osaka)韓国=日本
監督:イム・テヒョン/主演:杉野希妃
『マジック&ロス』 (Magic & Loss)日本=韓国=マレーシア=香港=フランス=アメリカ=中国
監督:リム・カーワイ/主演:杉野希妃、キム・コッピ、ヤン・イクチュン
『避けられる事』 (Exhalation)日本=マレーシア
監督:エドモンド・ヨウ/主演:杉野希妃、篠原ともえ
『まぶしい一日』 (One Shining Day)韓国
監督:キム・ソンホ、キム・ジョングァン、ミン・ドンヒョン/主演:杉野希妃 他
『タレンタイム』 (Talentime)マレーシア
監督:ヤスミン・アフマド/主演:マヘシュ・ジュガル・キショール、パメラ・チョン
『歓待』 (hospitalite)日本
監督:深田晃司/主演:杉野希妃
■ディスカバー亜州電影~アジア映画史アラカルト
『ボリウッド~究極のラブストーリー』 (Bollywood: the Greatest Love Story Ever Told)2011/インド
監督:ラーケーシュ・オームプラカーシュ・メーヘラー、ジェフ・ジンバリスト
インタビュー出演:アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン、アミターブ・バッチャン、シャンミー・カプール他
予告編1 予告編2
『フィリピン映画への帰還』 (Return to Manila: Filipino Cinema)フィリピン
監督:ユベール・ニオグレ
『韓国映画の秘密』 (Through Korean Cinema)2010/
監督:レオナルド・チニエーリ・ロンブローソ
インタビュー出演:イム・グォンテク、パク・チャヌク他
予告編
through korean cinema
『グル・ダットを探して』 (In Search of Guru Dutt)1989/イギリス
監督:ナスリーン・ムンニー・カビール
インタビュー出演:ワヒーダー・ラフマーン、シャーム・ベネガル他
予告編
『玄界灘は知っている』 (Hyeon-hae-tan Knows)1961/韓国
監督:キム・ギヨン/主演:コン・ミドリ、キム・ウンハ
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今年も忙しいTIFFになりそうですねー。記事を書いているうちに台風も首都圏からは去ってしまったようだし、ひと安心。これからの進路に当たる地域の皆様は、どうぞ気をつけて下さいね。
その中を取材に行かれたことに感服、そして情報をあげて
くださって感謝です。
書き込みを待っておりました。
本当にお疲れさまでした!
おおお、ロボット上映されるんですね!
そう言っていただくと、苦労したかいがあります~。昨日の記事は事務局からのプレスリリースをコピペしたのですが、何だか変な仕様になってしまってすみませんでした。ご覧になりにくかったと思います。
というわけで、本日は全文字打ち込みました。打ち間違いがあるかも知れませんが、お許しを。
ちょっと安心しました。
千客万来をお祈りしています。
なるほど、『踊る!ロボット』ですか~。いいかも、と一瞬思ってしまいました(笑)。
でも、これまでの「踊る」シリーズの配給会社日本スカイウェイではなく、今回の作品は提供メダリオンメディア、配給アンプラグドという会社なので、多分「踊る」を使うとスカイウェイ路線の二番煎じになると思って踏襲しなかったのでしょう。賢明ですねー。
ところで、日本スカイウェイにはMさんというスグレモノの宣伝マンがいらして、「ラジニお面」(これを被ればあなたもラジニ!)とか、いろいろ面白い宣伝グッズをいつも考えて下さっていたのですが、今回の作品もそういう遊び心を失わない宣伝をしていただけたら、と期待してます。
『ラジニカーントのロボット』、TIFF事務局にもダントツの反響が届いているそうで、チケット買えなかった日にゃあ暴動が起きるかも、という感じです。座席数の多いスクリーンで上映して下さることを願ってますので、TIFF事務局様ヨロシクね!