トリノ冬季オリンピック種目について①

日本選手の出場種目のルールを調べました。

【アルペンスキー】
「アルペン」とは、「アルプスの」という意味だそうです。
設定された旗門をくぐりながら斜面を滑り降りるアルペンスキーは、
ウィンタースポーツの花形とも呼ばれています。
スピードの速い順に、滑降、スーパー大回転、大回転、回転。
滑降と回転を組合わせて競う複合があります。


滑走スピードの速さから高速系種目と言われる滑降とスーパー大回転は１本勝負。
細かい技術が要求される技術系種目の大回転と回転は２本の合計タイムで争われる。


トリノで日本選手の活躍が期待されているのは男子回転です。
ワールドカップで２位を記録している佐々木明選手がメダルに近い存在。
皆川賢太郎選手も怪我から復帰し、上位進出も狙える実力の持ち主です。


―――・―――・―――・―――・―――・―――・―――・―――・―――

≪トリノオリンピックに関して２≫
昨日わめいたんですが、２月１日にトリノ冬季五輪日本選手団の遅塚研一団長が
記者会見し、国際オリンピック委員会から、ボブスレー代表男女４人の出場を承認
する文書が届いたと発表したことで、最悪の状況は避けられました。

結局、スピードスケートの男子参加標準記録引き上げで出場資格を失った
立石直樹選手が選手団を外れ、日本オリンピック委員会が１月１９日の理事会で
承認した選手数は前回のソルトレークシティ冬季五輪の１０９人を上回り、
海外派遣の五輪で最大規模になりました。

ボブスレー男子２人乗りの清川卓選手・小林竜一選手、
同じく女子２人乗りの桧野真奈美選手・長岡千里選手の４選手は、
２月４日に日本選手団本隊の一員として出発することになりました。

立石選手は本当に残念ですが、３月にカナダ・カルガリーで行われる
世界選手権の代表になっています。そして、
「来年の日本の出場枠を取ってこないといけない。気持を切り替えないと。
僕は若いので次の五輪も狙える。これを試練と思って頑張ります。」
と話したそうです。
次のオリンピックを目指すと言っていたのが唯一の救いでしょうか。
心から応援したいと思っています。

ボブスレー男女２人乗りに注目してオリンピックを観戦したいと思います。
今回の騒動に巻き込まれた形の４人の皆さんたまった鬱憤を晴らして来て下さい。