スタッフのつぶやき

CIL東大和のスタッフが徒然なる日常をつぶやきます。時にズバっと斬りこみます!

年始のご挨拶

2013-01-05 17:35:18 | インポート
新年あけまして、おめでとうございます。
2013年も、皆様にとって、充実した、良い年となりますよう。

自分で言うのもおかしな話ですが、毎年を振り返ると、
全国120カ所あるCILでも、
「ヘルパー派遣業務」に追われてなかなか
「障害当事者運動」を行なう余裕が少なくなっている中、
CIL東大和は、スタッフの人数もこじんまりとしながらも、
そこそこのCIL活動をやってきているのではないかと思います。

法律改正に伴う啓発活動として、大きな講演会を何度か開催したり、
助成金を取って人工呼吸器ユーザーのための自立体験合宿を行なったり、
東大和市地域自立支援協議会で、新しい地域生活の在り方を検討してみたり。

ただ、どんな活動も、CIL単独で行っている訳ではなく、
他団体とのネットワークの中で実行できている事です。

CILというと、
「障害者の事は、障害者にしか理解できない」と、
他者を排除するイメージも持たれている事が有りますが、
障害者だからといって、何ができるのでしょう。

私は、CILが最終的に目指すものは、
「障害のある人もない人も、平等で、対等に生きていける社会作り」
だと思っています。

そのためには、障害者の権利ばかりを振りかざすのではなく、
時には、健常者である家族や支援者の意見にも耳を傾け、
理解するところは理解する、やっぱりおかしいと思う時には議論する、
という姿勢が、大事なんじゃないかと思います。

世の中には、いろんな価値観が有り、
いろんな価値観が有るからこそ、おもしろいのだと思います。
そのひとつひとつの価値観や個性を大切にできるような活動を、
今年もひとつずつ、積み重ねていければと思いますので、
ご協力、どうぞよろしくお願いします。

海老原