K子さんが石鹸のイイ匂いをさせている。
私 「お風呂に入って来たな」
客K「分かる?」
私 「石鹸のエエ匂いが漂ってくるわ」
客K「寒い時はじっくり湯船に浸かると体が温まって気持ちがイイもんね」
私 「日本人は湯船に浸からなアカンけど、外国人はシャワーだけで済ませるなあ」
客K「日本人はそういう文化に慣れてるのね」
私 「昔は五右衛門風呂があったけど、外国にはあれへんな」
客K「五右衛門て日本人やん。外国に無いのは当然やん」
私 「ああ、そうやったな。お風呂、昔は薪(マキ)で焚いてたなあ」
客K「私とこは大家族やったから、薪を探すのが大変やったわ」
私 「薪が足らん様になったら家の柱を切って焚いたりしたとか」
客K「お風呂の為に家が無くなってしまうやん」
私 「ネパールでは薪の代わりに放牧しているヤクの糞(フン)を干して燃料にしてるねんで」
客K「あら、そうなの?」
私 「ここは糞だけにフーンと返事をせんな」
客K「私はダジャレ人間と違います」
私 「今は湯沸かしで簡単にお湯が溜まる」
客K「便利な世の中になったね」
私 「お風呂に入ると長生きするねんで」
客K「なんで?」
私 「風呂不死!」
客K「それを言うなら不老不死でしょ」
私 「カエルがお風呂を褒めてたで」
客K「どのように言ったの?」
私 「風呂、グーッ(good)」
客K「どういう事?」
私 「カエルを英語で言うと、フロッグ。風呂、グーッ」
客K「苦しいダジャレね。マスターとはやってられへんわ」
※ヤク=中央アジアの高地に生息のウシ科の動物。
謎かけ:お風呂とかけて、イスラム原理主義組織と解く。どちらも(銭湯・戦闘)もあります