いつも遅くまで店に居る78歳のMさんが一言…。
客M「今日は早よ帰るわ」
私 「何で?」
客M「明日、お寺に行くから」
私 「Mさんのお墓を参りに?」
客M「まだ、俺は生きてる。彼岸で行くんや」
私 「何をひがんでるの?」
客M「何もひがんで無い。お彼岸で行くんや」
私 「先祖の供養かいな」
客M「そうや、先祖があって今のワシがあるからなあ」
私 「その話、せんぞ聞いたわ」
客M「言われてみると俺もそろそろ終活せんなアカン歳やなあ」
私 「その歳でハローワークに行っても仕事は無いで」
客M「何で俺がハローワークに行かんなアカンねん」
私 「今、就活する、言うたやん」
客M「就職活動の就活と違(チゴ)て、生きてるうちに自分の葬式などの準備や残されたモンに迷惑がかからんよう生前整理する終活の事や」
私 「そっちの終活か。気ぃつかんかった。店主ウカツ(迂闊)やったな」
客M「店主ウカツ…、てんシュウカツ…。ちょっと厳しいなあ」
私 「終活て、どんなんするのん?」
客M「終活読本と言うのがあるので、それを買おかなあ思てんねん」
私 「終活したら肩が凝るんかいな」
客M「そんな事、無いで。何で?」
私 「今、終活トクホンを買う、言うたやん。トクホン言うたら肩凝りに貼るんやろ」
客M「トクホンと違う、読本や。もう、ボケてばっかりで、マスターも終活せんなアカンで」
私 「何で?」
客M「明日、お寺に行くから」
私 「Mさんのお墓を参りに?」
客M「まだ、俺は生きてる。彼岸で行くんや」
私 「何をひがんでるの?」
客M「何もひがんで無い。お彼岸で行くんや」
私 「先祖の供養かいな」
客M「そうや、先祖があって今のワシがあるからなあ」
私 「その話、せんぞ聞いたわ」
客M「言われてみると俺もそろそろ終活せんなアカン歳やなあ」
私 「その歳でハローワークに行っても仕事は無いで」
客M「何で俺がハローワークに行かんなアカンねん」
私 「今、就活する、言うたやん」
客M「就職活動の就活と違(チゴ)て、生きてるうちに自分の葬式などの準備や残されたモンに迷惑がかからんよう生前整理する終活の事や」
私 「そっちの終活か。気ぃつかんかった。店主ウカツ(迂闊)やったな」
客M「店主ウカツ…、てんシュウカツ…。ちょっと厳しいなあ」
私 「終活て、どんなんするのん?」
客M「終活読本と言うのがあるので、それを買おかなあ思てんねん」
私 「終活したら肩が凝るんかいな」
客M「そんな事、無いで。何で?」
私 「今、終活トクホンを買う、言うたやん。トクホン言うたら肩凝りに貼るんやろ」
客M「トクホンと違う、読本や。もう、ボケてばっかりで、マスターも終活せんなアカンで」
謎かけ:終活とかけて、医学生と解く。どちらも(遺書・医書)も用意します
※せんぞ=大阪弁『せんど(千度)』の変形で標準語では『何回も』
※せんぞ=大阪弁『せんど(千度)』の変形で標準語では『何回も』