カラオケ大会のゲストで唄う

　今日は『堺まつり』の協賛行事のカラオケ大会にゲストで唄った。曲目は演歌歌手の唐木淳(歌手・黒木憲の息子)の“白蓮”(ビャクレン)。本来ならば『NHKのど自慢』で唄った“Jupiter”を唄うべきかも知れないが、こういう類(タグイ)のカラオケ大会はたいてい年輩の人が多い。従ってポップス系を理解する人が少ないので平原綾香の曲はその場にはそぐわないと思い演歌系を選曲した。
　カラオケの会場へは決勝が始まった3時過ぎに着いた。決勝というだけあってみんな上手い。私の予想通り演歌ばかりだった。決勝出場者の歌が終わりいよいよ私の出番。このような大勢の前で歌うのはあまり馴れていないので徐々に緊張感が高まってきた。
　司会者の「18年度NHKのど自慢の堺地区チャンピオンの…」との紹介で会場が拍手で沸いた。観客は200人以上いた。大会出場者や観客は、私の歌唱を「NHKチャンピオンの実力はどんな程度なのか？」と興味津津(シンシン)で聞いているみたいだった。審査員としての音楽専門家やプロの歌手もいた。ゲストで唄うという経験は初めてなので緊張した。
　そんな中で自分なりにうまく唄えたと思う。NHKのチャンピオンとしてのプライドが他の人との違いを見せる為、一段と声にパワーと感情を込めた。唄い終えた時の拍手の渦。スターのような気分になった。
　今日のこの緊張感はいい経験になった。