法雲禅寺 堺市美原区今井192
黄檗三傑の一人といわれる慧極道明(えごくどうみょう)禅師により(1672)に開山された黄檗宗の寺。広大な境内には山門・天王殿・大殿(本堂)・開山堂・耀先殿・
方丈・鐘楼などがあり、建築当時の伽藍様式を伝えている。大殿には釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来の3尊が安置され、その背後には3333体あるという小さな尊像が。
開山堂には慧極禅師の像が安置されている。
山門
菱形が並んだ敷石
掘出観音(秘仏)
天王殿
布袋--唐代末期に実在したとされる布袋は中国では弥勒菩薩の化身と考えられており、天王殿は中国の仏教寺院ではよく見られる。天王殿の名は四方に四天王を安置することによる
本堂
須弥壇・中央・釈迦 薬師・阿弥陀
大殿には釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来の3尊が安置され、その背後には3333体あるという小さな尊像が祀られている
釈迦如来
方丈 1702年
方丈
廻廊
魚梆 木製で口に珠をくわえた長魚の形(主に鯉)をしており,寺院の食堂などに魚が泳いでいるようにつってある
開梆
開梆