チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

明日、識名トンネル不正公金支出住民訴訟で裁判所の判断が示される

2014年04月01日 | 沖縄・識名トンネル問題

 連れ合いの緊急手術・入院から、もう2週間が経過した。なんとか連れ合いが退院してくれたら、義母の世話なども助かるのだが、まだそのメドはたっていない。義母は、体調の悪いことが多く、時々、緊急のショートステイをお願いした特養から電話がかかってきてあわてて駆けつけたりするが、今のところなんとか頑張ってくれている。

 私も初めの頃は精神的にも疲れてしまって、病院や特養通い以外はほとんど手が回らなかった。それでもさすがに2週間も経過すると、こうした生活にもなんとか慣れてきた。高江、辺野古、そして普天間とのかかわりを順次、元に戻していきたいと考えている。

 明日(2日・水)は、識名トンネル不正公金支出住民訴訟の第8回口頭弁論が開かれる。一昨年12月の提訴以来、監査請求期限の問題に終始してきたが、いよいよ明日、この問題についての裁判所の判断が出される。この住民訴訟は、実質審理にさえ入ることができれば、絶対に負けることのない訴訟だ。本土の大手ゼネコンが沖縄を食い物にしようとし、何故か、県がその無理難題に屈してしまったことにより、県民には6億円近い損害が発生した。県議会の百条委員会は、与野党の対立から中途半端なもので終わってしまったが、なんとかこの訴訟に勝利し、不正行為を行った県職員と業者にこうした県民の損害を少しでも補填させたい。

 それにこの問題では、昨秋、10名以上の県職員が沖縄県警によって書類送検されている。これらの県職員らが立件されれば、知事の責任は免れない。それどころか、知事自身がこの不正に直接関与しているのではないかという疑いもある。そのため、知事のあの不可解な辺野古埋立承認も、この識名トンネル不正問題の追求を逃れるためだったという話も聞く。この住民訴訟には、そうした経過を明らかにするという責任もあるのだ。

 

   (識名トンネル問題については、このブログ右側のカテゴリー欄の「識名トンネル問題」を見てください。)

                (週刊文春  2012.6.21)

 

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