チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

8日の辺野古---波浪注意報の中、海上行動は中止

2015年04月08日 | 沖縄日記・辺野古

  8日(水)、前線が沖縄を通過するということで大浦湾は荒れている。ともかく様子を見ようということで、船長らが「平和丸3号」で海に出た。こんな天候だが、クレーン船の上には作業員の姿が見える。航路入口まで行ったが、外洋のうねりが強く、とてもカヌーは無理だ。

 結局、カヌー隊は大浦湾にはまわらず、辺野古側での練習にとどめることとなった。カヌー隊には辺野古漁港から「平和丸2号」がサポートにあたる。「ラブ子」なども出す予定をしていたが、大浦湾での船団の行動は取りやめる。

 (今日の海保の指揮船は「アルタイル」。船首に立っているのが責任者の山田氏。先日、「てぃだ」を抗議船・「不屈」に追突させた時も彼が責任者だった。今日も、「不屈」の件について抗議すると、「正当な職務行為でした。」と開き直った。)

            (クレーン船の上には作業員の姿が見える。)

 昼前、汀間漁港で船の片づけをしていると、東恩納琢磨さんや浦島悦子さんらがやってきた。浦島さんの友人らを海に案内するというので、陸揚げしていた「さと号」を降ろすのを手伝い、そのまま一緒に海に出た。航路入口から長島の間を抜け、辺野古側にまわって平島の様子を見に行った。平島の北にはきれいな砂浜があるのだが、今年になってその砂浜がやせ細ってきている。辺野古に何重にもフロートを張り巡らしたため、潮の流れが変わり、砂浜が流失してしまったのではないかと指摘されている。(たとえば、目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」(2015.4.6)参照)

・「平島の砂が流出 フロートの設置の影響か」( 今日、那覇では環境アセスメント監視団が、この問題について、県の第3者委員会に現場検証を求める要請書を提出した。稲嶺名護市長も、2013年11月、「平島や長島の砂浜が消失するなどの影響が考えられる。」と指摘したが、沖縄防衛局は、当時、「平島および長島の砂浜が消失するような地形変化は生じないものと予測される。」と回答している。まだ断言はできないが、大至急、専門家による継続的な調査が必要だ。

 今日は北東の風。汀間漁港への戻りは、風や波に逆らって進むため、大きな波しぶきを浴びてズブ濡れになってしまった。おまけに、腰を痛めてつらい。若い時に、労災で長く腰痛に苦しんだが、今も、疲れがたまった時などに出てくる。

 朝7時、海上行動のミーティングの前にシュワブ基地ゲート前の抗議行動に参加した。第1ゲートには、昨夜、突然防衛局が高いフェンスを設置してしてしまった。「歩行者の安全のため」と称して、沖縄総合事務局から道路占用許可を取ったという。このゲート前の道路占用問題については、昨年の夏、大きな問題となり、再三、北部国道事務所や沖縄総合事務局に抗議したたが、再度、沖縄総合事務局への抗議行動を行う必要がありそうだ。

 ここは米軍基地の中ではない。国道の道路敷で、本来なら誰でも自由に通行できるとことだ。ところが防衛局は昨年の夏、「泥落とし」「路面の保護」ということで道路占用許可をとり山形鉄板を敷いた。今度はその上に単管を置き、高いフェンスを並べたのだ。当初の占用許可の目的はもう無くなってしまっており、許可は取り消されなければならない。

 国道敷は防衛局が好き勝手に使えるところではない。 

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