チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

アセス評価書関連文書が公開された!---危うい仲井真県政

2012年01月16日 | 沖縄日記・辺野古

  (アセス評価書の送付書等の開示決定通知書)

 私は、1月6日(金)、普天間基地代替施設建設事業のアセス評価書の公文書公開請求を行った。その後、県は、13日になって評価書の閲覧を認め始めたが(但し、コピーができないのでどうしようもない)、沖縄防衛局は今も、評価書を公開しようとはしていない。19日にはアセス審査会が始まるが、このまま評価書が公開されていない状況では、市民らが傍聴に行っても、審議の内容も理解できず、審査会の答申に県民の意見を反映させることもできない。

 評価書の公開請求は、このようにいつまでも評価書が公開されない事態にそなえて念のために行ったものだ。今日、県の環境政策課に行って確かめたところ、20日頃に評価書全文が開示されるようだ。もちろん、コピーもできる。

 今回は、評価書だけではなく、関連の公文書の公開請求もあわせて行っている。12月28日未明、防衛局が評価書を無理やり搬入した際の送付書、また、1月5日、評価書の内容に不備があったとして県が防衛局にその補正を指示した文書、1月6日、防衛局がその補正書を持ってきた際の添付文書等の文書だが、これらの文書が、今日(16日)、開示された。

 公開された、県が欠落分の補正を指示した仲井真知事名の文書には、次のような記載があった。

 「形式上の要件を確認したところ、法に規定する記載事項のうち下記の項目が記載されていないことから、評価書及びその要約書の補正を行うよう求めます。なお、当該補正がなされるまでの期間は、上記の評価書に対し知事が意見を述べる期間に含まれないことを申し添えます。」

 アセス評価書に対する知事意見書の提出期限は、条例分が45日、アセス法分が90日と決められている。知事名の文書は、不備があったのだからその補正が済むまでは、知事意見期限は延長されるというものだった。

 その後、沖縄防衛局は、1月6日に欠落分の追加書を提出。そして、知事意見の提出期限は、5日と6日の2日間延長されるのではなく、審査期間の中断はないと主張した。県は、その途端、従来の見解を撤回し、国の主張にヘナヘナと屈服してしまったのだ。当時は、単に県の見解なのかと思っていたが、今回、公開された文書で、カウント中断を知事名で正式に通告していたことが明らかになったのだ。知事名の文書の通告をしていたにもかかわらず、何故、国に対してこんなに弱腰なのだろうかと歯がゆくてならない。

 この問題については、先にも書いたが、行政実例法37条では、「届出書の記載事項に不備がないこと、形式上の要件に適合している場合は、当該届出が提出先の事務所に到達したときに、手続き上の義務が履行されたものとする。」と定められている。12月28日未明に持ち込まれた評価書に不備があったのなら、当然、28日に到達されたものとはみなされず、欠落部分の追加書が届けられた1月6日に、初めて評価書が到達したものとするのが行政実例法の正しい解釈ではないか。審査期間の中断というようなあいまいなことではなく、6日からカウントを始めると通告すべきだったのだ。

 この問題だけではない。未明に持ち込まれた文書が未開封のままでこれを受理すると表明したり、内容に不備や欠陥があってもそのまま受理したことなど、国に対するあまりの弱腰にはあきれるほかない。仲井真知事が、以前から、評価書は行政として受理すると再三表明していたことからきたものだろうが、今後の知事意見書、そして埋立申請に対しても、よほど県民が強く監視しないと、国にそのまま押し切られる恐れが強い。

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