チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

今日(9月28日)は、本部塩川港に行った後、北部土木事務所とベルトコンベア設置許可問題についての交渉

2021年09月28日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋

 今日(9月28日・火)は、午後から本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題について北部土木事務所との交渉が予定されているので、昼前に本部塩川港の様子を見に行った。

 台風16号は沖縄のはるか東を通過するようだが、一時は、沖縄方面に向かうかとも言われていた。台風接近時はベルトコンベアを後ろに下げることになっているのだが、今回は港の中央部に置かれたままだ。避難作業には約2日半を要するのだが、もし、沖縄に接近しておればどうするつもりだったのか?

 さすがに土砂搬送作業はなく、港は静まりかえっていた。テイケイの警備員が一人、誰もいない港で直立不動で立っている。

 今回は土砂運搬船も避難せず、本部港の沖合に待機したままだ。すぐにでも作業を再開するつもりのようだ。 

 

 午後3時から北部土木事務所との交渉。質問事項は26日のブログに全文掲載したが、今朝、追加質問として、2017年11月、防衛局が地元の崎本部地区の説明会で辺野古への資材搬送を始めるにあたって、「1日:160台」「午前8時から」と約束したことについての質問を送った。今はダンプトラックは1日に1000台近く、そして午前7時から作業を行っており、地元との約束に違反している。

 今日の交渉には、崎本部地区のAさんも参加されたので、この問題の追求から始めた。6月にも説明会の際の防衛局の資料を渡していたのだが、今日も北部土木は「防衛局に確認します。防衛局から県に説明はありません」というだけだ。Aさんも、地元住民として県を追及、私たちも、「確認だけではなく、港湾管理者として防衛局が地元に約束した1日160台というダンプ台数を遵守させよ」と所長に迫った。

 また、毎月の交渉では、テイケイの警備員がマウスシールドだけで不織布マスクをしていないことを問題としてきたがなかなか改善されない。最近になって、休憩中には不織布マスクをする警備員も出てきたが、警備業務中はやはりマウスシールドだけだ。

 北部土木は防衛局や業者に何度も指導したというが、何故、毅然とした指示ができないのかと強く追及したところ、やっと、「防衛局を再度、呼びつけて話をします。改善されないようなら文書を出します」と認めた。

 私たちは、本部塩川港のベルトコンベア問題について、いくつもの違法行為、許可条件違反を指摘してきた。しかし、北部土木は、「粘り強く改善させていきたい」というだけで、それらが是正される前に、毎月の許可を出し続けてきた。どのような問題があっても、ともかく毎月、許可を出し続けるというのが前提になってしまっているが、是正が確認されるまで新たな許可を出すことは許されない。

 所長は最後に、「皆さんの協力を得ながら進めていきたい」と言ったが、我々が求めているのは、ベルトコンベア設置への「協力」ではない、許可を出すなということである。

    (9月28日の北部土木事務所交渉)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 9月28日(火)、本部塩川... | トップ | 明日(10月1日・金)午前1... »
最新の画像もっと見る

辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋」カテゴリの最新記事