チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

名護市議会野党議員団の辺野古問題学習会 --- 辺野古・変更申請への市長意見書、美謝川の切替問題について討議

2020年11月18日 | 沖縄日記・辺野古

 今日(11月18日・水)は、名護市議会野党議員団の辺野古問題学習会に呼んでいただいた。

 最初に桜井国俊沖縄大学名誉教授が「辺野古・大浦湾は名護の宝」と題して講演。私は、辺野古の変更申請に対する名護市長の意見書への取組、そして美謝川の切替問題等について説明した。

 まもなく沖縄県は公有水面埋立法に基づき、名護市長に辺野古・変更申請についての意見書の提出を求める。

 前回の辺野古埋立承認申請の際は、当時の稲嶺市長は、市長としての意見書をまとめるにあたって、名護市民及び市外に在住する名護市出身者から3ケ月かけて意見を募集した。そして、主な意見(80件)の要約を市長意見書に掲載し、知事に対して「辺野古の埋立を承認しないよう求めます」という意見書をまとめた。稲嶺さんの意見書の最後のまとめは下のような素晴らしい言葉で締めくくられている。

「未来を生きる子どもたちのため、そして私たち名護市民の誇りをかけて、『普天間飛行場の辺野古移設』に断固反対する、これが名護市民の強い決意であります。」

 市長としての意見をまとめるためには、市民の意見を聞くのは当然だろう。今回も与党市議団は、渡具知市長に対して名護市民の意見を求めるよう要請したが、市長は拒否し続けているという。

 もし、時間的な制約等を理由に市長が市民からの意見を求めない場合は、少なくとも沖縄県に対して、県に出された意見書のうち名護市民の意見書を名護市に提供するよう求めるべきだろう。

 建設省編著・監修の『公有水面埋立実務ハンドブック』には、関係市町村の意見聴取の開始時期について、「縦覧期間満了後の方が、市町村長も利害関係人の意見をも知った上で意見を述べられるので望ましい」としている(P35)。これは、関係市町村長が意見をまとめるにあたっては、市町村民から出された意見書を参考にすることを前提としたものだ。沖縄県は、名護市長の意見を求めるにあたっては、名護市民から提供された意見書を名護市に提供しなければならない。

 市長が意見書案をまとめても、議会の議決がなければ県に提出できない。今日の野党市議団の学習会でも、渡具知市長の意見書を厳しくチェックし、不十分な内容の場合は否決しようという意見が多くだされた。

 

(注)美謝川の切替については特に多くの問題がある。この点については、明日以降にまとめたい。

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