チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

24日の高江、防衛局の相次ぐ違法工事(道路使用許可がないまま工事強行)

2012年07月24日 | 沖縄日記 高江

 (24日、防衛局は道路使用許可もとらず、危険な工事を再開した。その上空を、米軍のヘリが轟音をあげて飛び交う。これがオスプレイになれば、いったいどうなるのか!)

 

 24日(火)、早朝から高江に向かった。途中で2人を拾い、高江には午前9時半頃に着いた。すぐに北部演習場のメインゲートに行く。防衛局は、5年前の約束を破り、メインゲートから工事車両を入れていることが確認されたので、ここでもテントを張り、監視行動が始まっている。

 (北部演習場のメインゲートでもテントを張り、座り込みの監視行動が始まった。)

 そして、午前10時半、防衛局が、警察車両と一緒にN4ゲートにやってきた。すぐに皆でダンプカーの前に座り込んだ。

 先に回り込んだダンプから、今日も住民の頭上にクレーンを伸ばし、危険な作業が続けられた。

 今日は、防衛局職員や警察官らが、住民を強制的に排除するなど、強引なやり方が目立った。

 (時折、米軍車両が通り過ぎる。)

 今日、防衛局は、N4のAゲートにダンプを止め、クレーンによる搬入作業を行った。しかし、私は、沖縄県警本部で県道70号線の道路使用許可書を公文書公開請求で入手しているが、その許可書を見ると、この作業個所は、道路使用許可の範囲外であることが判明した。これは、道路交通法第77条違反で、3月以上の懲役又は5万円以下の罰金にあたる重大な犯罪行為だ。

 ただちに現場で、防衛局、県警に抗議する。そして、街宣車をまわしてもらい、マイクで皆にこの違法行為の事実を訴えた。特に、こうした違法行為を黙認している名護署や県警の警察官らに強く抗議する。ところが、警察官らは、それまでは座り込んでいる住民らに「道路交通法違反だ!」と脅かしていたのに、この事実を示されると、すごすごと現場を離れ、脇のほうに引っこんでしまった。名護署の署長の名による許可書に違反している事実を突き付けられ、さすがにどうしようもなかったのだろう。

  (沖縄県警への公文書公開請求で入手した道路使用許可書。今日、作業を続けた個所は許可の範囲外だ。)

 こうしたこともあって、今日は、2台目のダンプの資材をいっさい下ろさせなかった。

 

・7月24日の高江現場の映像(道路使用許可外の工事について分かりやすいです。)

 

 

 

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