チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

15日の那覇での学習会「辺野古は今、どうなっているのか?」に130名が参加---防衛局は八方塞がりに陥っている。ゲート前の座り込みを強化しよう!

2017年08月15日 | 沖縄日記・辺野古

 

  8月15日(火)、沖縄平和市民連絡会主催の学習会「辺野古は今、どうなっているのか」が開かれた。会場には130名ほどが参加。2時間近く時間をもらって、辺野古の工事の現状と、知事が権限を毅然と行使すれば、防衛局はいずれ工事を続けることができなくなることなどを説明した。

  このブログでも説明してきたが、辺野古の工事に関して、最近、いくつかの重要な事実が明らかになった。 
 大型ケーソンの仮置き場となる海上ヤード造成は取り止めとなった。さらに、現在、海上ボーリング調査業務の入札が始まっており、来年3月までボーリング調査が改めて行われる。こうした事実は、ケーソン護岸そのものが中止、あるいは大幅変更になることを意味している。その場合、公有水面埋立法に基づく設計概要変更申請が必要となり、防衛局は、知事の承認がなければ工事を継続することはできない。 
 
 学習会では、この問題を始め、現在、進んでいる工事の実態についても詳しく説明した。K9護岸の工事は、「仮設工事」に過ぎないこと。また、辺野古側で始まった工事も、少し進めては他の場所の工事に移るなど、不可解な工事が続いている。工事は決して、防衛局が言うように、「着々」とは進んでいないのだ。
 他にも知事の権限は大きく、知事が毅然と対応する限り、防衛局は工事を進めることはできない。防衛局は極めて深刻な事態に直面している。
 
 しかし、だからと言って、「いずれ工事は止まる」と早合点し、反対運動の手を抜くことは許されない。設計概要変更申請にしろ、埋立承認の際の留意事項にしろ、知事や県民が、その都度、厳しく指摘し、適切に対応していかない限り、防衛局の違法行為は問題とはならない。我々県民が現地での阻止行動を強化し、それを背景に知事が自らの権限を毅然と行使していくことによって、初めて、防衛局は法令の縛りに拘束されるのだ。
 
 酷暑の毎日、そして機動隊の弾圧も強化され、ゲート前での座り込みも厳しくなっている。しかし、全ての工事車両が工事用ゲートから入っている今こそ、ゲート前の座り込みが重要なのだ。毎日200名が座り込めば、工事車両は入れない。諦めず、屈することなく、辺野古に結集しよう!
 
 
 
 
                               この2枚の写真は、N.Wさん提供

 

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