(オスプレイ追加配備抗議行動の真っ最中に、米軍ヘリが墜落したというニュースが入った。怒りのシュプレヒコール)
8月3日(土)、2機のオスプレイが強行配備された。8月5日(月)も連れあいと2人、腹立たしい思いで早朝5時半に家を出て大山ゲートに向かった。
大山ゲートの前で入ってくる米兵車両への抗議行動を続ける。基地の中では、腰に銃をつけたガードマンが我々の行動を監視していた。
上の写真・左のカラフルな旗は、横断幕ではなく、チベットのタルチョーだ。5色の旗に経文が書かれており、風になびくたびに、その都度お経を唱えたことになるという。「基地のない平和な沖縄を!」と祈ってくれている。
午前8時、大山ゲートでの行動を終え、野蒿ゲートに向かう。今日は、残りの10機のオスプレイが強行配備されるというので、午前9時から県民会議の抗議行動が始まった。
野蒿ゲートは、機動隊員らでぎっしりと固められていた。抗議に集まってくる人たちを阻止し、ゲートに近づかせない。そんなところを米兵車両が悠々と出入りしている。警察は、もう米軍の下僕になってしまった。
午後、喜納県議会議長と県議団がゲート前の抗議集会に来られた。この日、議長がオスプレイ追加配備反対の緊急声明を発表したという。オスプレイ追加配備抗議行動は、県議会あげての取組なのだ。
今日、嬉しかったのは、3日に不当逮捕されたAさんが釈放されたことだ。その知らせで駆けつけたところ、道路でAさんとばったり会った。「よかった、よかった。ご苦労さん」と、堅い堅い握手。Aさんは、拘束されていた間、ハンストを続けていたというが、あいかわらず元気いっぱいだ。
(釈放され、メディアの取材を受けるAさん)
夕刻、ゲート前での抗議行動をしていると、米軍ヘリがキャンプハンセンで墜落したというニュースが入ってきた。オスプレイが飛来するというちょうどその日に、米軍ヘリが墜落したのだから、追加配備などもう論外だ。
結局、今日予定されていた10機のオスプレイは来なかった。ヘリ墜落事故は午後4時過ぎに発生したので、事故の影響ではないと思われる。米軍として正式発表し、県に通知した日程が突然、変更されたのだから、よっぽどの機体トラブル等があったのだろう。