チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

オスプレイ追加配備反対闘争の最中に米軍ヘリが墜落した!

2013年08月05日 | 沖縄 オスプレイ

(オスプレイ追加配備抗議行動の真っ最中に、米軍ヘリが墜落したというニュースが入った。怒りのシュプレヒコール)

 8月3日(土)、2機のオスプレイが強行配備された。8月5日(月)も連れあいと2人、腹立たしい思いで早朝5時半に家を出て大山ゲートに向かった。

 大山ゲートの前で入ってくる米兵車両への抗議行動を続ける。基地の中では、腰に銃をつけたガードマンが我々の行動を監視していた。

 上の写真・左のカラフルな旗は、横断幕ではなく、チベットのタルチョーだ。5色の旗に経文が書かれており、風になびくたびに、その都度お経を唱えたことになるという。「基地のない平和な沖縄を!」と祈ってくれている。

 午前8時、大山ゲートでの行動を終え、野蒿ゲートに向かう。今日は、残りの10機のオスプレイが強行配備されるというので、午前9時から県民会議の抗議行動が始まった。

 野蒿ゲートは、機動隊員らでぎっしりと固められていた。抗議に集まってくる人たちを阻止し、ゲートに近づかせない。そんなところを米兵車両が悠々と出入りしている。警察は、もう米軍の下僕になってしまった。

 午後、喜納県議会議長と県議団がゲート前の抗議集会に来られた。この日、議長がオスプレイ追加配備反対の緊急声明を発表したという。オスプレイ追加配備抗議行動は、県議会あげての取組なのだ。

 今日、嬉しかったのは、3日に不当逮捕されたAさんが釈放されたことだ。その知らせで駆けつけたところ、道路でAさんとばったり会った。「よかった、よかった。ご苦労さん」と、堅い堅い握手。Aさんは、拘束されていた間、ハンストを続けていたというが、あいかわらず元気いっぱいだ。

       (釈放され、メディアの取材を受けるAさん)

 夕刻、ゲート前での抗議行動をしていると、米軍ヘリがキャンプハンセンで墜落したというニュースが入ってきた。オスプレイが飛来するというちょうどその日に、米軍ヘリが墜落したのだから、追加配備などもう論外だ。

【号外】米軍ヘリ墜落 ハンセン内で炎上 宜野座村松田2013年8月5日          クリックで拡大(PDFファイル756KB)     防衛省によると、5日午後4時すぎ、米軍ヘリ2機が宜野座村松田の米軍基地キャンプ・ハンセン内の山火事を消火活動中、うち1機が墜落した。乗組員4人のうち、3人が脱出、1人が行方不明だという。同省などによると、墜落したのは米空軍所属のHH60救難ヘリという。   現場は国道329号、宜野座村松田潟原から宜野座カントリーに入った地点。米軍関係の消防車両が基地内に入っていった。金武消防によると宜野座村役場から通報があり、ポンプ車1台が現場に向かったが、米軍が基地を封鎖しており、基地内に入れなかった。「火災の消火活動に当たっていた米軍ヘリ2機のうち、1機の姿が見えなくなった」との情報もある。    県警によると、午後4時7分に「飛んでいるヘリが火を噴き、煙が出ている」との110番通報があった。午後6時現在、民間地への被害情報はないという。    沖縄自動車道の補強工事をしていた建築作業員の40代男性=宜野湾市=は午後4時すぎ、許田インターの1・5キロほど手前で作業中、上空を旋回する米軍  のヘリ2機を目撃した。「片付けをしていたら、頭の上をずっと2機が旋回していた。そのうち1機が急に傾いて姿が見えなくなり、煙が上がった。まさか落ちたとは思わなかった。その前にもヘリが着陸訓練とかしていたけど、このヘリは様子が違った」と話した。

 結局、今日予定されていた10機のオスプレイは来なかった。ヘリ墜落事故は午後4時過ぎに発生したので、事故の影響ではないと思われる。米軍として正式発表し、県に通知した日程が突然、変更されたのだから、よっぽどの機体トラブル等があったのだろう。

 

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