チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

辺野古・設計変更申請に対して、沖縄県環境部は88件もの問題点を指摘し、「環境保全への配慮について不十分な点が多数あり、自然環境及び生活環境の保全上、看過できない」としていた!

2021年12月06日 | 沖縄日記・辺野古

 今日(12月6日・月)、防衛局の辺野古・設計変更申請書に対して、本年3月26日、沖縄県環境部がまとめた意見書が公開された。

 今回の知事の不承認理由では、環境保全について「ジュゴンの調査不足」と「地盤の盛上り土の調査が行われていない」の2点が指摘されている。しかし、環境部の意見書では、88点にわたって問題点をあげ、「本申請書における環境保全への配慮について、不十分な点が多数あることは、自然環境及び生活環境の保全上、看過できるものではない」と断じている。

 不承認理由には含まれなかったが、設計変更申請に対する環境面の判断にあたっては、これらの多くの問題点も背景にあったのであろう。

 

 環境部の意見書は概ね、次のような内容である。

*「本申請書における環境保全への配慮について、不十分な点が多数あることは、自然環境及び生活環境の保全上、看過できるものではない」

*「事業者が本申請に当り行った環境影響評価については、工事実施により変化した環境の現況や、最新の海域生物の分布状況等が考慮されておらず、変更前の予測・評価の検証・見直しや、それに応じた環境保全措置の検討も行われていないことから、事業者が『予測結果が変更前の環境保全図書と同程度又はそれ以下であったことから、変更前の環境保全措置と同等の内容を実施する』としていることは、適切とは言えない」

*「事業者は、工事の実施による環境への影響に関し、--- 工事の延長に伴い、変更前と比べ、環境への影響が長期間にわたり継続することや蓄積されることについて予測・評価しておらず、適切とは言えない」

・ A護岸の工法について、定量的な比較検討が行われていない。

・ケーソンの運搬・仮置きに伴う環境影響が確認できない。

・工事の施工順序が不明

・汚濁防止膜の追加展張の問題

・地盤改良の砂杭打設による環境影響が確認できない。

・仮置き土砂による環境影響評価が適切に行われていない。

・(先行盛土について)環境負荷を増加させてまでトレミー方式を採用する必要性が不明

・岩ズリ、海砂の調達先が未定であり、環境影響の予測・評価が適切か判断できない。

・ドレーン材の調達問題

・軽量盛土材の製作プラントからの排水

・土砂による水の濁り(海域・陸域)

・移植したオキナワハマサンゴが半分以上死んだが、移植方法の再検討が行われていない。

・盛上り土部分のサンゴの有無を確認していない。

・ジュゴンの生息状況の変化が考慮されていない。

・ジュゴンの鳴音について

・陸域動物、植物、海域生態系について

・採取区域、運搬区域での岩ズリ運搬の影響不明

 

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