チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<3月12日の辺野古>海では海保のボートがカヌーに正面から激突、ケガ人が発生。砕石場でも1名が不当逮捕された!

2018年03月12日 | 沖縄日記・辺野古

 3月12日(月)、早朝から辺野古へ。Nさんと「うみんちゅ」で海に出た。昨年、寄贈された船で、私も初めて乗る船だ。旧タイプの船だが、けっこう軽快に走る。他には、「ブルーの船」と「不屈」。

 少し遅れてK2護岸の工事現場に着いた。もうカヌーメンバーらはフロートの中に突入している。最近はカヌーが10艇以下という日が続いたが、今日は14艇が出たので、いつもよりは工事現場に近づくことができたようだ。

  フロート付近に待機し、突入の機会をうかがう。海保は少し下がって待ち構えている。

  いっせいに突入するカヌーメンバーら。

  この日、あわてた海保のボートが操船を誤り、カヌーに正面から激突した。カヌーに乗っていたメンバーは、一瞬、気を失ったという。海保のボートに引き上げられ辺野古の浜に戻ったが、首が痛み、さらに吐き気を催したので、病院へ行った。頸椎捻挫と脳しんとうで、「1週間の安静を要す」という診断結果だったとのこと。海保は、カヌーを工事現場に近づけないためには、少々、けが人を出してもかまわないという指示が出ているとしか思えない。明日以降、厳重に抗議しようということになった。

 

  昼前に船を降り、ゲート前へ。南側から生コンのミキサー車が来ているのでスタッフに聞くと、生コン車はいつものように北から来たのだが、ゲート前座りこみのために中に入ることができず、そのまま南の方に行って待機していたのだという。生コン車は、90分以内に生コンを打設しないといけないので、防衛局も焦ったことだろう。

 今日は、本部港、国頭村の採石場、そして北部訓練場のメインゲート前などで抗議行動が展開された。そのため、機動隊が分散されてゲート前の座りこみの排除が間に合わなかったようだ。それでも、国頭の砕石場で1名が不当逮捕されたという。

 午後3時前に再度、ゲート前に戻る。3回目の工事車両が入る直前だったので、そのままゲート前に座りこんだ。ほとんどの人たちが帰ってしまい、参加者は減っていたが、皆、頑張って抗議を続けた。

 

  ゲート前に座りこんだ人たちを、機動隊が、無理矢理、歩道に作った仮設の「檻」に放り込んでいく。

 

 

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