今日(2月9日・水)は、朝、那覇軍港の米軍演習の監視をした後、沖縄県議会へ。
具志堅隆松さん、仲地博沖縄大学名誉教授、照屋寛之沖縄国際大学名誉教授、そして私の連名で、戦没者遺骨の保全を図る条例制定を求める陳情書を提出した。
その後、記者クラブで会見。夕刻のニュースでも流されたので見てほしい。
(今日、具志堅隆松さん、谷さん(宗教者グループ)らと県庁で記者会見を行った。)
昨年4月、沖縄県議会は全会一致で「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないよう求める意見書」を採択した。私たちが求める条例案は、この県議会の意見書を具体化させるために、遺骨が残る可能性のある未開発の緑地帯等での開発行為に際しては、事前に知事への届出を必要とするというものだ。
私たちは昨年6月から条例制定に向けて連続的な研究会を続け、条例案もほぼまとまってきた。また、私たちの会だけではなく、徳田博人琉球大学教授らのグループも同じような研究会を開催されている。昨秋からは、何回か、合同の会議も行った。
そして今月15日に開催される県議会定例会に、2つのグループがそれぞれ陳情書を提出しようということになったのだ。私たちの陳情項目は上記の1点だが、1月28日に提出された徳田教授ら21名連名の陳情書は、①戦没者遺骨の収集を確実に推進するための施策、②沖縄戦跡国定公園を再整備し文化財保護の対象とするための施策」の2点を求めている。
2つの陳情の趣旨はほぼ同じであり、「復帰50年」の今年前半の議会で是非、採択してほしい。