猪ノ鼻水平道

　はじめて猪ノ鼻水平道を歩いてみました。
ツーデーウォークのコースにもなっておりずっと気になっていたのです。
この道は明治時代に整備され、大八車が通行できるように平坦につくられたようです。
紀北町と尾鷲市の間には、便石山と天狗倉山があって、海にむかって猪ノ鼻岬がのびています。
その岬沿いに水平道がつくられています。
　
　車で長楽院さんの入り口まで行きました。
ウォーキングも三週間ぶりということで、一時間歩いたら戻ろうということでスタートしました。
スタート地点だけが急坂だけで、あとはなだらかな道をいきます。




丸太橋がいくつもかかっています。


木々の間から佐波留島と桃頭島がひょっこり現れます。


通れなさそうな場所ですが、階段をつけてくださっています。


ちいさな谷底を歩きます。


カメラを傾けたのでなく、木々が東の海に向かって大きく傾いて伸びています。


曇ってても海の色がきれいやな～


きれいな石垣が残るところは、「渡鹿（トウカ）清水谷」とありました。


炭焼跡もありました。


そして猪ノ鼻岬に到着！ちょうど景色がみれるようになっており、割亀島を初見学
左端の岩に点々と見えるのが、釣り人ですから、けっこう大きな島です。


そこを過ぎるとすぐに看板があり、県道がここまであるのがわかりました。
県道を少し歩くと、景色はもう紀北町です。


今日はここまで～50分もかからないくらいでしょうか。
今度は時間に余裕をもって、馬越峠と水平道を組み合わせて、歩きたいなぁと思いました。

海の音を聞きながら、息のきれない森を歩くのも新鮮でよかったですよ