ビジネスBLOG @神奈川中央会
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神奈川県中央会では、3つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を掲載しています。

本日は、「経営に関する法律情報」をテーマとした法律事務所 佐(たすく)
弁護士 佐々木光春氏の10回目の記事となります。
今回のテーマは「株主の相続対応(その2)」です。
なお、前回のブログを見逃した方はこちらからご覧いただけます!
株主の相続対応(その1)
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経営に関する法律情報 第10回

株主の相続対応(その2)
 前回は、①遺言書がある場合についてお話ししましたので、今回は、②遺産分割がなされている場合に
確認すべき事項ついてお話しします。

 ②遺産分割がなされている場合
  この場合、誰が株主となるかを判断するために、確認すべき事項は以下の4点になります。
 ⅰ.株主が死亡した事実
 ⅱ.誰が株主の相続人になるか
 ⅲ.遺産分割で定められた各相続人の株式の取得数
 ⅳ.遺産分割協議書、調停調書謄本、審判書謄本の効力
 
  そして、これらの事項を確認するために、以下のような書類の提出を求めるのが一般的です。
  ・被相続人である株主の出生から死亡までの戸籍謄本(ⅰ、ⅱ、ⅲの確認)
  ・遺産分割協議書、裁判所の調停調書謄本、審判書謄本のいずれか(ⅲ、ⅳの確認)
  ・上記のうち遺産分割協議書が提出される場合には、相続人全員の印鑑証明書(ⅳの確認)
  ・上記のうち審判書謄本が提出される場合には審判確定証明書(ⅳの確認)
  
  調停調書謄本や審判書謄本が提出される場合でも、一応その効力は問題となり得ますが、いずれも
裁判所が作成するものですので、その効力(ⅳ)が問題となることは多くありません。
  また、遺産分割協議書も遺言と異なり厳格な要式が求められているわけではありませんので、戸籍謄本
から相続人をもれなく確認し、各相続人から提出された印鑑証明書に押印された印影と遺産分割協議書に
押印された印影が一致しているかを確認すれば足りることになります。

 ③遺産分割がなされていない場合
  最も多い相談はこのケースですが、この場合、株式は相続人全員で「準共有」(民法264条)している
状態となります。
  「準共有」の状態は、被相続人の株式すべてを全相続人で保有するような状態ですので、どのような形で
株主としての権利行使を認めるかやっかいな問題が生じます。
※例えば、遺産が100株あり、相続人AとBがそれぞれ2分の1ずつの相続分を有していたとしても、AとBは
それぞれ50株ずつ保有するのではなく、100株全体についてそれぞれ2分の1の持分を有している状態になります。

  この場合の一つの対応としては、他の遺産とは別に株式だけを先に遺産分割してもらうようお願いし、会社としては
②の対応をとることが考えられます。
  もっとも、遺産分割について相続人間で争いが生じているような場合には、このような対応に応じてもらえないことが多く、
遺産分割未了の状態が長期間続いてしまうこともしばしば見られます。
  そこで、次回は、このような場合に会社としてとるべき対応についてお話ししたいと思います。
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法律事務所 佐(たすく)
 弁護士 佐々木 光 春

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神奈川県中央会では、3つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を掲載しています。

本日は、「ビジネスITスキル情報」をテーマとした株式会社インプルーブ
キャリアデザイン 代表取締役 石川紀代美氏の52回目の記事となります。
今回のテーマは、「仕事の効率を高めるパソコンの小技 その5(ファイル編)」です。
なお、前回のブログを見逃した方はこちらからご覧いただけます!
仕事の効率を高めるパソコンの小技 その4(設定編)
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ビジネスITスキル情報 第52回

仕事の効率を高めるパソコンの小技 その5(ファイル編)

パソコンで一番煩雑になってしまう作業が、ファイルやフォルダーの整理だと思います。後でまとめて
整理していこうと思っていると、面倒になってしまいそのまま…。という方も多くいらっしゃると思います。
今回は、ファイルとフォルダーの管理についてご紹介していきます。

ファイルの整理として、まずおこなっていただきたいのが「デスクトップの整理」です。
デスクトップにファイルを置いていると、パソコンの起動に時間がかかってしまったり、パソコンの動作が
遅くなってしまう原因になります。

パソコンの動作をスムーズにするためにも、よく使用するファイルなどをデスクトップに直接保存するのではなく、
デスクトップ以外の別の場所に保存し、保存先のフォルダーへのショートカットを作る事をお勧めします。
デスクトップに表示するものは、ファイルへの保存先のショートカットと、よく使用するアプリケーションの
ショートカットだけにしましょう。

また、ファイルを整理するためには、フォルダーの作成やファイル名の変更は欠かせない作業です。
ファイルやフォルダーを操作する時、右クリックを使う方が多いですが、右クリックは、パソコンの処理状況によって
ショートカットメニューが表示されるまでに、時間がかかってしまう時もありますので、場合によっては仕事効率を
下げてしまう時もあります。

ファイル関連で使えるキーボード操作をいくつかご紹介しますので、是非使ってみてください。

●新しいフォルダーを作成する
新しいフォルダーを作成したいところで「Shiftキー」と「Controlキー」を押しながら「Nキー」を押すと、
キーボードで簡単に新しいフォルダーを作成することができます。

●ファイル名の変更
変更したいファイルやフォルダーを選択し、ファンクションキーの「F2キー」を押すと名前が変更できるようになります。

●ファイルを削除する
削除したいファイルを選択し「Deleteキー」を押すと、ファイルをゴミ箱に移動することができます。
また、「Shiftキー」を押しながら「Deleteキー」を押すと、ゴミ箱に移動せずパソコンの中からファイルを削除することができます。
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株式会社インプルーブキャリアデザイン
 代表取締役 石川 紀代美

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神奈川県中央会では、3つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の168回目の記事となります。
前回のブログを見逃した方はこちらからご覧いただけます!
「価格を超える魅力でイノベーション」
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168回 時代が求めるアンチトレンドでイノベーション

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「価格を超える魅力でイノベーション」に続いて、
今回は「時代が求めるアンチトレンドでイノベーション」がテーマです。
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人気沸騰の「写ルンです」

2016年は富士フィルムの「写ルンです」の人気が再沸騰した年でした。1986年発売から30周年にあたるため、
メーカーである富士フィルム社が30周年キャンペーンを行ったことが理由ですが、キャンペーンを行ったこと以外に、
市場(顧客)側にも人気沸騰の理由があるようです。

・アンチトレンド現象

アンチは「反対」や「対抗」という意味です。トレンドは「傾向」や「潮流」という意味です。「写ルンです」は現代の
スマホ普及時代、デジタル撮影時代、シェア写真時代というトレンドの中で、その逆に、どこか昭和の雰囲気がある、
軽い紙製のトイ感覚の魅力を市場(顧客)が感じたためヒットしたようです。

・“あと何枚しか撮れない”ということが一種の希少価値になる
・現像が仕上がる期間が“楽しみ”になる


歌声喫茶で他世代との交流

アンチトレンド現象としては歌声喫茶の人気も挙げられます。昭和に流行した喫茶店でのイベントの1つですが、
ネット接続されたカラオケの現代に、あえて電子楽器を使わずに、歌詞を紙に書いて大勢で合唱のように歌います。
意外なことに若者の参加も多いのです。

・大勢で同じ歌を歌うことが楽しい
・若者からすると、昭和のナツメロはむしろ新曲のように新鮮に感じる
・幅広い世代と交流することが楽しい


世界的には荒野のイベント「バーニングマン」

米国ネバダ州で年に1回1週間行われるイベント「バーニングマン」は、まさに現代文明から距離を置くイベント
です。ガソリンスタンド等の生活基盤はなく、スマホ等の通信サービスもありません。このため人類の原点回帰
とも言えるような、対面による会話が繰り広げられます。日本でもWi-Fi等のネット環境がない旅館等へのニーズが
一定数あるのと同じです。

・不便さを求めるニーズも確かに存在する
・デジタル化で何でも便利な時代であるからこそ、特別な場所や期間の不便さが価値になる
・便利さを再認識するための不便環境に人が集まる時代

中小企業経営者の皆様、アンチトレンドをイノベーション活動に活かしていきましょう!
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株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 http://www.spram.co.jp/

中小企業診断士竹内幸次ブログ http://blog.goo.ne.jp/2300062/

株式会社スプラムFacebookページ http://www.facebook.com/spramjp

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