ビジネスBLOG @神奈川中央会
神奈川県中央会が提供する中小企業支援情報です!
 



神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の133回目の記事となります。

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133回 延期された消費増税期間に行うイノベーション

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「市場が望む強い個性で経営革新する」
に続いて、今回は「延期された消費税増税期間に行うイノベーション」がテーマです。
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延期された10%消費税

2014年は多くの中小企業にとって、期待感はあったものの景気浮揚を実感できなかった年でした。
円安、天候不順、そして消費税8%。その影響は大きかったと感じます。

政府は消費税率を10%にするタイミングを1年半延期して、2017(平成29)年4月としました。
「2014年4月のような急激な反動減がまた2015年にも来るのか…」と感じていた中小企業経営者
からすると、まずは安心感を得たと思います。

中小企業の現場を毎日訪問している中小企業診断士の意見としては、中小企業の景況感DI
(Diffusion Index)がマイナス30もある状況での増税はやはり避けるべきで、できれば、中小企業
経営の収益と中小企業に勤務する従業員の給与がアップすることが一般的になった段階まで
増税は見送るべきだと感じています。

2017(平成29)年4月までに行うべきイノベーション

2017年4月から再度延期することはありません。現時点から約2年間。この間、どのような経営を
行うかはとても重要です。以下をヒントにイノベーション(経営革新)を行いましょう。

(1)延期期間に何を行うかで2020年までの景気高揚期の収益が大きく変わると考えておく
(2)経営者の意識をポジティブ、前向きにして、マイナス的な発言を控える
(3)増税後でも受注が減らないと予想される事業に投資する
(4)価格競争から価値競争時代であることを再認識する
(5)「経営コスト」の全体感を持ち、仕入れ費用、会議時間、人件費等のトータルコストを見直す
(6)投資するべき分野と、削減するべき分野のメリハリをつける
(7)明るい雰囲気の組織文化にする。組織の雰囲気は経営者が作るものと自覚する

イノベーションには種まきが必要

厳しい中小企業の現状を考えると、上記を行って2年間でイノベーションを実現することは正直
難しいと私も感じます。そこで必要な考え方は、積み重ね、徐々に、ステップアップ、そして種まき、
という考えです。

もっとも危険な考え方は「やっても成果がでないからやらない」という0か1かの判断です。0から
0.1に変わることは中小企業経営では大きな進化です。

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株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 http://www.spram.co.jp/

中小企業診断士竹内幸次ブログ http://blog.goo.ne.jp/2300062/

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ビジネスITスキル情報 第17回
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神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は、「ビジネスITスキル情報」をテーマとした株式会社インプルーブ
キャリアデザイン 代表取締役 石川紀代美氏の17回目の記事となります。
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ビジネスITスキル情報 第17回

Excelを使いこなすために知っておきたいポイント その3
 
 前回までは、Excelを使いこなすために知っておくと便利なキーボード操作(ショートカットキー)
についてご紹介してきました。
 今回は、他の機能や関数と組み合わせると便利なテーブル機能についてご紹介していきます。

<テーブル機能の利用>

 Excelでは、データベース(並べ替えや抽出)や集計などで使用する表をテーブルといっています。
テーブル機能でテーブルを作成すると、データが増える事前提の表としてExcelが覚えていきますので、
日々データが追加されるような表を作成する時にはテーブルを設定しておきましょう。
 
 ●テーブルの作成の条件 

  ・表の1行目にはフィールド名(見出し)を作成する。
   ※フィールド名にはデータと異なる書式(太字・中央揃えなど)を設定します。

  ・各フィールドには同じ種類・同じ書式のデータを入力する。

  ・表以外の情報(タイトルや単位、作成日など)を入れる時は、1行以上空けて入力する。

  ・セルの結合はしない。

 ●テーブルの作成方法

  ① テーブルにしたい表の中にアクティブセルを移動する

  ② 【挿入】タブの[テーブル]グループから<テーブル>ボタンをクリックする

  ③ 表示された【テーブルの作成】ダイアログボックスで[先頭行をテーブルの見出し
   として使用する]にチェックを入れて<OK>ボタンをクリック


 次回のブログ「Excelを使いこなすために知っておきたいポイント その4」に続きます。

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株式会社インプルーブキャリアデザイン
 代表取締役 石川 紀代美

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ものづくり現場の体験から(第2年度) 第17回 信頼性の確保が設備設計の最大の使命

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本シリーズ(全20回)は昨年に引き続き、“ものづくり”の現場を体験した技術士メンバーが交代で
お役立ち情報として提供させていただくことになりました。本ブログを通して意見交換ができたらと思います。
よろしくご愛読ください。

第16~18回は都市ガス製造の現場体験から得たものづくりにおけるリスク管理の話を中心に渡辺知男がします。
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第17回 信頼性の確保が設備設計の最大の使命

1.都市ガス会社の変化状況

 都市ガス事業の構成はガス製造、ガス供給とガス営業からなっています。電力会社は全国で10社
ですが、ガス会社はなんと全国で約200社もあり、小規模な会社が多く、公営の会社も含まれます。
最近は製造部門を持たないガス会社が大半となっています。首都圏などでは主要ガス会社、国産
天然ガス供給会社がある程度高圧パイプラインを敷設しており、これから供給を受けている会社が
増えています。ガス製品価格の低減のため各ガス会社は大幅な人員削減をしてはいますが、保安
確保のための業務はやはり人手が掛かり大幅な削減できません。一方製造部門は自動化による
省力化が徹底して実施されています。

2.省力化を支えるシステム化技術

 私が最初に担当した業務が大規模LNG受入を行って都市ガスを製造する工場の全自動化製造
システムの導入の仕事でした。私の入社した当時(昭和40年代)ではプラントを制御する程信頼性
の高い計算機はなかったので、高信頼度制御用コンピュータを利用してこれを実現しました。
このコンピュータは二重化されるだけでなく、このシステムの故障を想定し、さらに従来の調節計を
バックアップ用に設置しました。

3.製造設備も多重化

 設備の多重化(冗長化)は制御装置だけではなく、ガス製造設備(LNGタンク、LNGガス化設備、
熱量調節設備など)も同様です。さらには複数ある工場同志がパイプラインで接続され相互に補完も
されています。工場新設の基本計画時には計画案に盲点はないか徹底的に議論されます。ここで
大事なことは過去のトラブルや災害の事例やまだ起きていないが潜在する災害などを想定し、その
対処方法が議論されます。ここでは経験に裏打ちされた想像力を働かせるかも大切になります。
こうしてリストアップされたトラブルとその対応策をもとに、もちろんコストを無限に掛けることはでき
ませんので、どこまでのリスクを許容するかの線引きが行われることになります。会社の経営者や
技術者にとって「想定外」はあってはならないことです。

渡辺 知男 (技術士、(公社)日本技術士会 神奈川県支部会員)

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公益社団法人日本技術士会 神奈川県支部
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「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の132回目の記事となります。

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132回 市場が望む強い個性で経営革新する

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「オープンな事業構造による成長」
に続いて、今回は「市場が望む強い個性で経営革新する」がテーマです。
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他にはない個性を生み出す

先日、クラフトビール(地ビール)業界ナンバーワンの企業の経営者と一緒に仕事をする機会が
ありました。長年にわたって縮小する市場の中で9年間も増収増益という快進撃を続けている企業
です。数社の大手企業が市場の殆どを形成する市場において、「クラフトであること」が最大の個性
であり、市場のニーズを満たす要因になっています。

多くの中小企業はこの企業のように快進撃を行うことは難しいものですが、成功要因を分析すると、
自社の経営に活かせるヒントがあります。

一般に、売上を伸ばすためには、

(1)新規市場を創造する
(2)既存市場の中でシェアを高める

のどちらかになります。大規模であることや高いシェアであることを武器にしないことが一般的な
中小企業では(1)の実施には資金や時間等が掛かり、リスクは高くなります。一方、(2)は(1)と
比較するとリスクは小さく、実行段階でも組織メンバーの反対意見等のコンフリクトも起こりにくい
ものです。


「既存市場の中でシェアを高める」戦略

「業界」とは、比較的に同質な競争に陥る傾向にあります。牛丼業界もスーツの業界も住宅業界も
英会話教室業界も、そして飲料業界も。細部のニーズに対応するがゆえ、業界内では革新的な
新商品であっても、その業界にあまり興味がない者からは同質的な競争に見えるのです。

この「同質的な競争」から脱して、新しい切り口を見つけて商品づくりとプロモーションを展開する
ことは中小企業にとってとても有効です。

例えば、商品パッケージやネーミングという個性。味や成分ではなく、感覚的な可愛らしさや強さ等で
ブランドイメージを形成して「異質な競争」、つまり個性を発揮するのです。これによって、既存業界内
でのシェアの食い合いではなく、業界の外から、つまり新規の顧客を得ることができるのです。
「ん?今度のこのクラフト商品は、従来の大手メーカーの商品とちょっと違うぞ」という感覚を消費者に
与えることで、眠っていた購買意欲を刺激することが可能になるのです。ここに快進撃の1つのヒントが
あるのです。

・自社の業界は何でもって競争しているのかを見極める。品質か、機能性か、デザインか等

・その競争とは異なる分野で個性を出す

・たとえ既存市場の顧客がそっぽを向いたとしても、情報発信をしっかりと行えば、新規顧客を得て
話題にすることができると考える

・既存顧客からの落胆を防止するためにも、事業名や商品名にブランド名(固有名詞)を付ける。
これは自社顧客の自社ブランドシフトというカニバニゼーション(共食い)を防止するためにも必要

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株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 http://www.spram.co.jp/

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ビジネスITスキル情報 第16回
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本日は、「ビジネスITスキル情報」をテーマとした株式会社インプルーブ
キャリアデザイン 代表取締役 石川紀代美氏の16回目の記事となります。
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ビジネスITスキル情報 第16回

Excelを使いこなすために知っておきたいポイント その2
 
 前回は、キーボードを利用するとアクティブセルの移動や、範囲選択がスムーズにできる
事についてご紹介してきました。
 今回はもう少しキーボードを有効に使う方法を見ていきましょう。

<ショートカットキーの利用>

  ショートカットとは「近道」という意味で、近道して操作を素早くできるキー操作をショート
 カットキーといいます。Excelだけではなく、次のショートカットキーはWindows全般の操作に
 使用することができます。

 ●Windows操作共通のショートカットキー 

  ・Ctrl + Z … 元に戻す
  ・Ctrl + S … 上書き保存
   ※名前を付けて保存したい時は「F12」を使います。
  ・Ctrl + C … コピー
  ・Ctrl + X … 切り取り
  ・Ctrl + V … 貼り付け

 ●Excelの機能

 Excelを使用する時に知っておくと便利なキーです。

  ・今日の日付を入力する … Ctrl + ;(セミコロン)
  ・セルのコピーする
   セルをコピーするには、コピー貼り付けの他に次のものがあります。
   ① 上のセルと同じものをコピーする … Ctrl + d
   ② 左のセルと同じものをコピーする … Ctrl + r
   ③ コピーしたいものを「Ctrl + C」でコピーし、貼り付けたいセルやセル範囲を選択して
     「Enterキー」を押す

  ・【セルの書式設定】ダイアログボックスを出す … Ctrl + 1(いち)

  ・セル内の編集 … F2キー

  ・セル内改行 … Alt + Enterキー
   セルの中で強制的に改行したい時に使います。

  ・同じデータを一度に入力 … Ctrl + Enterキー
   同じデータを一発で同時に入力したい場合は、データを入れたいセル範囲を選択し、アクティブ
   セルにデータを入力したら、最後に「Ctrl」キーを押しながら「Enter」キーを押します。

 次回のブログ「Excelを使いこなすために知っておきたいポイント その3」に続きます。

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株式会社インプルーブキャリアデザイン
 代表取締役 石川 紀代美

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ものづくり現場の体験から(第2年度) 第16回 都市ガス事業の特質

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本シリーズ(全20回)は昨年に引き続き、“ものづくり”の現場を体験した技術士メンバーが交代で
お役立ち情報として提供させていただくことになりました。本ブログを通して意見交換ができたらと思います。
よろしくご愛読ください。

第16~18回は都市ガス製造の現場体験から得たものづくりにおけるリスク管理の話を中心に渡辺知男がします。
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第16回 都市ガス事業の特質

 みなさま方は、ご家庭での調理やお風呂などの熱エネルギー源として何をお使いでしょうか。
最近はオール電化で電気かも知れません。しかし一般的には都市ガスあるいはLPガス(液化石油
ガス)をお使いの方が多いのではないでしょうか。
 私は学校を卒業後、都市ガス会社に入社し、LNG(天然ガスを超低温で液化したもの)を原料とする
都市ガス製造工場の建設計画やその運転・保守などを経験しました。さらに社内だけでなく社外の
国内・国外のLNG受入基地の建設に永く携わってきました。都市ガスという「もの(?)づくり」の現場
体験から学んだことをここではお話しをしたいと思います。かなり特殊な世界かも知れませんが、
しばらくお付き合いください。

1.都市ガスの原料は?

 私が入ったガス会社は現在創立130年になろうとしています。会社設立以来、都市ガスという
単一商品を売り続けている珍しい会社です。しかしその原料は変遷しており、当初は石炭(固体)、
次に石油類(液体)、そして現在のLNG(液化した天然ガスなので元はガス)へと変化しています。
都市ガスの成分も変化し現在はLNGの主成分であるメタンを中心としたものです。このため燃焼
させたあと石油、石炭などの燃料に比べて地球温暖化に影響を与たえる炭酸ガスの発生量が
少ないことや硫黄酸化物を出さないなどクリーンなエネルギーとしても現在最も注目されています。
このため日本国内のエネルギー供給源としては現在、石油についで2番目のエネルギー源となって
います。日本に初のLNG輸入は 1969年で、ほんの45年前の出来事です。

2.都市ガス製造工場の最大の命題は?

 都市ガスは水道、電気、通信回線などと同様にライフラインとしてその供給を絶やさないように
すること、「安定供給の確保」が何を置いても大切なテーマです。このため、安定的なガス供給の
ため原料貯蔵量の確保、製造設備等の異常時への対応、地震・台風など天災への備えなど経営
環境が許す限りの経営資源の投入を実施している点が大きな特徴と言えます。

渡辺 知男(技術士、(公社)日本技術士会 神奈川県支部会員)

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公益社団法人日本技術士会 神奈川県支部
http://www.engineer.or.jp/c_shibu/kanagawa/


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