ビジネスBLOG @神奈川中央会
神奈川県中央会が提供する中小企業支援情報です!
 



神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の131回目の記事となります。

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131回 オープンな事業構造による成長

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「”ヒット商品”によるプロモーション」に
続いて、今回は「オープンな事業構造による成長」がテーマです。
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増える事業連携

ローソンとアマゾンのように、それまで対峙する関係と解釈されていた業界に属する企業の事業
連携が増えています。

低価格と品揃えを武器に、手軽なネット通販で売上高を伸ばすアマゾンは、考え方によっては
小売店であるコンビニの客を奪うとも考えられます。この2社が提携しました。具体的にはローソン
店内の端末からアマゾンで扱う商品を電話で注文できるというものです。

ローソンからすると、前を走るセブンイレブンとは異なる事業展開で業績を伸ばしたいのでしょう。
郵便ポストを配置したり、ナチュラル志向専門店を作ったり、高級スーパーの成城石井を傘下に
収めたり。

このような異業種を経営に取り込むという、高次の連携を発想する根本には”オープンな事業
構造で成長する”という意識がありそうです。


抱え込むのではなく、オープンにする

特許やビジネスモデルのように、自社内にノウハウを持ち、産業財産権でガードして市場における
優位性を保つ戦略は従来から行われる経営戦略の1つです。先端分野では研究開発の内容や
スピードがものを言います。

一方でGoogleのように共通のプラットフォーム(場)を作り、新しい収益を生み出す企業もあります。

ローソンの場合、アマゾンの圧倒的な品揃えによる販売力を取り入れたのです。顧客が自宅から
ではなく、ローソン店舗内に足を運ばないと電話端末では買えないようにして、来店回数を増やす
のです。来店回数の増加は、ついで購買を生み、売上を伸ばすことができます。

・成長している他企業を自社の成長エンジンにする


中小企業のオープン事業構造の実際

では中小企業はどのようにしてオープンな構造による成長を戦略に取り入れることができるので
しょうか。以下のように考えてみましょう。

□ 従来とは異なる会合等に参加して、自社と経営理念が合い、成長している異業種を見つける

□ facebook等のソーシャルメディアを上手く活用して、自社と経営理念が合い、成長している
異業種を見つける

□ 他社に対して自社の経営資源(ローソンの場合は実店舗)を提供できないかを考える

□ 自社のみで問題を解決しようとしない

□ 臆することなく提携や連携を提案する

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株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 http://www.spram.co.jp/

中小企業診断士竹内幸次ブログ http://blog.goo.ne.jp/2300062/

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経営に関する法律情報 ~ 債権回収の方法11 ~
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 神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

 本日は、法律事務所 佐(たすく) 弁護士 佐々木光春氏による「経営に関する法律情報」を
テーマとした12回目の記事「債権回収の方法11」となります。

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債権回収の方法11

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 今回は、債務名義を取得する方法についてお話しします。

 債務名義を取得する方法としては、①通常訴訟の提起②少額訴訟の提起③支払督促の申立て
④公正証書の作成⑤訴え提起前の和解(即決和解)の申立てなどが通常考えられます。

 いずれの手続を利用するかは、債務者の態度(連絡が取れるか、手続を進めるにあたって
同意を得られるかなど)、手続に要するコスト、債務者に対する債権の内容(金銭債権のみか
否か)などを考慮して判断することになります。

 それぞれの手続の詳細については、次回以降お話しいたしますが、各手続の特徴を簡単に
説明すると以下のようになります。

①通常訴訟 債務者が同意していなくても進めることができ、単純な金銭債権以外の請求
     (特定の物の引渡や建物からの立ち退き請求など)も同一の手続で進めることが
      できるため、最もオーソドックスな方法です。

②少額訴訟 60万円以下の金銭の支払いを求める場合のみ利用することができる手続です。
      基本的には、①の通常訴訟とかわりませんが、1回の裁判期日のみで審理を終えて
      判決することを原則とする、迅速性に配慮した手続です。

③支払督促 金銭等の請求をなす場合(特定の物の引渡や建物からの立ち退き請求などは
      できません。)に、申立書のみ(証拠の提出や、審理のための出頭が不要)で
      債務名義を取得することが可能あり、簡易迅速な債務名義の取得を目的とした
      手続です。債務者の同意が無い場合にも手続の利用が可能ですが、債務者から
      異議が出ると①の通常訴訟に移行することになります。

④公正証書 ご紹介させていただいている手続の中で、唯一、裁判所を利用しない方法です。
      簡易迅速に債務名義を取得できますが、公正証書の作成には、債務者の同意が
      必要であり、また、公正証書は、金銭の支払い等を求める場合にのみ債務名義と
      なります。

⑤即決和解 この手続も、④公正証書の作成と同様に、債務者の同意を要する手続ですが、
      この手続では、裁判所で行われ、金銭等の請求のみでなく、特定の物の引渡や
      建物からの立退請求に関する債務名義を取得することも可能となります。

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法律事務所 佐(たすく)
 弁護士 佐々木 光 春

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ビジネスITスキル情報 第15回
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神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は、「ビジネスITスキル情報」をテーマとした株式会社インプルーブ
キャリアデザイン 代表取締役 石川紀代美氏の15回目の記事となります。
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ビジネスITスキル情報 第15回

Excelを使いこなすために知っておきたいポイント その1
 
 大量のデータを集計したり、管理したり、ビジネスフォームを作成するのに欠かせない
Excelですが、使い方次第で、効率が良くもなり、悪くもなります。
 Excelを使って効率よく作業を進めるためのポイントやテクニックをご紹介していきます。

<キーボードを有効に使う!>

 皆さんは、作業をしようとマウスを使って範囲選択をしていた時に、画面が高速に動いて
 しまい、うまく範囲選択ができなくてイライラしたことはありませんか?
 画面に表示しきれないようなデータを扱うときにキーボードを使うと範囲選択もスムーズに
 おこなうことができます。

●アクティブセルの移動 

 ・Ctrl + 方向キー(← → ↑ ↓)
  今アクティブセルがある使用されている範囲の先頭行・末尾行のセル、一番上・一番下に
  あるセルにアクティブセルを移動
   ※ただし、途中に空白セルがあるとそこで止まってしまいます。

 ・Ctrl + Homeキー
  ワークシートの先頭のセルへアクティブセルを移動

 ・Ctrl + Endキー
  ワークシートの使用されている最後のセルへアクティブセルを移動

●範囲選択

 Shiftキーを使うと範囲選択ができます。

 ・Shift + 方向キー(← → ↑ ↓)
  アクティブセルのある部分から方向キーを押したところまでのセル範囲を選択

 ・Shift + Ctrl + 方向キー(← → ↑ ↓)
  アクティブセルのあるところから先頭行・末尾行のセル、一番上・一番下にあるセルまでを
  範囲選択
   ※ただし、途中に空白セルがあるとそこで止まってしまいます。

 ・Ctrl + Shift + Homeキー
  アクティブセルのあるセルからワークシートの先頭のセルまでを範囲選択

 ・Ctrl + Shift + Endキー
  アクティブセルのあるセルから、ワークシートの使用されている最後のセルまでを範囲選択

 次回のブログ「Excelを使いこなすために知っておきたいポイント その2」に続きます。

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株式会社インプルーブキャリアデザイン
 代表取締役 石川 紀代美

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ものづくり現場の体験から(第2年度) 第15回 ものづくりを生産管理の視点でみた改善点

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本シリーズ(全20回)は昨年に引き続き、“ものづくり”の現場を体験した技術士メンバーが交代で
お役立ち情報として提供させていただくことになりました。本ブログを通して意見交換ができたらと思います。
よろしくご愛読ください。

第13~15回は、ものづくりの現場との係わりから得た知識と経験から企業退社後に製造業の支援業務で参考に
している事例の一端を渡辺秀也が紹介します。
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第15回 ものづくりを生産管理の視点でみた改善点

 1)ものづくりにおける情報の流れとものの流れ

  前回は、ものづくりにおける固有技術と管理技術の話をしました。ものづくりの現場を生産管理の
 視点で見たときそこには多くの改善事項が見つかるはずです。
  製造業の企業競争力の原点は、Q(Quality:品質)、D(Delivery:納期)、C(Cost:原価)、そして
 S(Service/Speed)と言われそれぞれの課題を解決するために様々な取組みが行われます。
 その中でD(納期)、C(原価)に注目し、お客様の依頼で、その要求にあった製品を作りお客様に
 収めるまでの工程の対応を考えてみましょう。
  
  ものづくりの流れには次のような基本的な流れがあります。
  
  ① お客様の要求仕様に従い図面が作られ、その図面に従い、材料や部品が手配され、その入着を
   受けて、製造現場に払い出され、加工・組立が行われ、試験・検査を経てお客様に納入されます。
   この過程では、要求仕様書、図面、購入仕様書、注文書、払出伝表、加工・組立指示書などといった
   情報の流れがあります。
  
  ② 部品・材料の調達から始まって、一次加工品、二次加工品、表面処理、組立、試験・検査、包装、
   場合によってはそれぞれの工程の外部委託が介在するものの流れ

 2)ものの流れと情報の流れの効率化

  ① 情報の流れの効率化
   筆者が現役のころの情報の流れは紙を介在した流れが主流でした。今日ではIT(情報技術)が
  発達し、効率の良い運用がされていると思いますが、生産管理の場合その途中途中に人の判断を
  介在させ、生産続行の可否などGo、NoGoを決めていることがあります。
   こういった情報システムのつなぎの部分に無駄な空白が生じ全体の流れを滞らせる場合が少なく
  ありません。この情報のつなぎの停滞をなくす取り組みが必要です。

  ② ものの流れの効率化(ムダの排除)
   ものの流れとは一言でいえばものづくりの現場における物流です。ここには具体的な例として
  次のようなムダがあります。
   部品、材料の在庫、製造工程の仕掛といったムダ、次工程に進むまえの待ちというムダ、不具合に
  対処するための手戻りというムダ、運搬するというムダ、外部委託の往復のムダ、不良発生に伴う
  諸対応のムダ。生産管理のこれらのムダを取り除く取り組みがものづくりの現場における重要な
  課題であり、取り組みであるということができます。

  次回からは渡辺 知男が担当します。

渡辺 秀也(技術士、(公社)日本技術士会 神奈川県支部会員)

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公益社団法人日本技術士会 神奈川県支部
http://www.engineer.or.jp/c_shibu/kanagawa/


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神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の130回目の記事となります。

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130回 ”ヒット商品”によるプロモーション

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「従業員が自主的に動き出すきっかけを
作る」に続いて、今回は「”ヒット商品”によるプロモーション」がテーマです。
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毎年末に発表されるヒット商品番付系のランキング

2014年の年末が近くなってきました。毎年11月~12月になると、その年のヒット商品番付を新聞社等が
発表します。発表情報を見て「なるほど、そうだよな。納得だ」という商品もあれば、「ん?これがそんな
にもヒットしていたのか?」と感じる商品やサービスもあることでしょう。

【認識していなかった商品がヒットになる理由】
・経営者自身がヒット商品に鈍感になっているから
・一部の熱狂的なファンによるヒットであり、一般大衆向けではない商品だから
・年の後半にヒットした商品であり、売上高が伸びている時期にあり、急成長がゆえにヒット商品となった

もしも、ヒット商品に鈍感であることが理由であるとすると、やはり経営者として必要な情報のアンテナに
磨きをかける必要がありそうです。


売れたから話題になり、話題になったから、もっと売れる

「口コミマーケティング」や「バズマーケティング」という言葉があります。話題にして売上高を伸ばすと
いうマーケティング戦略です。売れれば話題になり、口コミやソーシャルメディア上で広がり、どんどん
売れるようになっていきます。最近では「アンバサダーマーケティング」という言葉が近い意味で使われて
います。

実は経営は、この「話題になること」がとても重要なのです。売れてもいないのに「今、とても売れています!」
等と表示することは問題がありますが、本当に今年売れた、今も売れ続けているという商品やサービスがある
場合には、その情報をホームページやブログ、facebookページ等で情報発信するようにしましょう。

生産が追い付かず、注文を受けても売ることができないために情報発信を控えることもあるかもしれませんが、
その場合でも「お陰様で売上好調につき、生産ができ次第、すぐに販売します」等と表現して、好調さを正しく
アピールしましょう。


自社のヒット商品番付を公表する

日本全国や業界全体ではなく、「自社の2014年のヒット商品番付」をホームページやブログ、facebook
ページ等で公開すると効果が期待できます。一般に人はランキングが好きであり、また、日本人は他人の
評価をとても重要視する傾向があります。様々な事情から販売状況のランキングを公表するべきではない
という判断もありますが、競争環境を「自社内商品間競争」であると顧客に思ってもらうことができると、
自社のシェアは高まります。

・自社商品ランキングを公表しないと、顧客は他社商品と自社商品を比較する
・自社商品ランキングを公表すると、顧客は他社商品を選択候補から外す

中小企業経営者の皆様、ヒット商品による販売促進、ご検討ください。

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ビジネスITスキル情報 第14回
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神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は、「ビジネスITスキル情報」をテーマとした株式会社インプルーブ
キャリアデザイン 代表取締役 石川紀代美氏の14回目の記事となります。
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ビジネスITスキル情報 第14回

IT業務効率化のためにクラウドを利用しよう! 新情報
 
 2014年3月にモバイル用のアプリOffice MobileはiPhoneやAndroidのスマートフォン版が無料で
提供されていましたが、iPadなどのタブレット用のアプリは提供されていませんでした。2014年
11月からiPad・iPhone用の日本語版Officeアプリ(Word、Excel、PowerPoint、OneNote)が提供
されています。価格は無料で、保存されているファイルの編集や新規ファイルの作成することが
できます。
 従来のiPhoneやAndroid向けのアプリは、簡易的な閲覧や文字やデータを編集するだけの機能
しかありませんでしたが、今回のiPad・iPhone用のOfficeアプリでは、次のようなことができるよう
になりました。また、Dropboxとの連携もできるようになったのも魅力のひとつです。

<Wordの主な機能>

 文字書式(フォント、フォントサイズ、フォントの色、太字、下線 など)
 段落書式(配置、インデント、箇条書きや段落番号、行間 など)
 表・画像や図形の挿入や編集、ヘッダー・フッター、印刷の設定や段組み、改ページや
 セクション区切り 他

<Excelの主な機能> 

 表編集機能(文字書式、罫線、塗りつぶし、結合など)
 データの抽出、数式(四則演算、関数)、グラフ・画像や図形の挿入や編集 他

<PowerPointの主な機能>

 スライドの作成・編集、デザインの設定、表・画像や図形の挿入や編集
 画面の切り替え効果やアニメーションの設定、スライドショー 他

一部の高度な機能もOffice365の購入やプレミアム版(有料)にすると使えますが、無料でも
機能は十分に用意されていますので、問題なくファイルの作成や編集作業ができます。
iPadやiPhoneをお持ちの方は、是非試してみてください。

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株式会社インプルーブキャリアデザイン
 代表取締役 石川 紀代美

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ものづくり現場の体験から(第2年度) 第14回 ものづくりにはどんな技術が必要か

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本シリーズ(全20回)は昨年に引き続き、“ものづくり”の現場を体験した技術士メンバーが交代で
お役立ち情報として提供させていただくことになりました。本ブログを通して意見交換ができたらと思います。
よろしくご愛読ください。

第13~15回は、ものづくりの現場との係わりから得た知識と経験から企業退社後に製造業の支援業務で参考に
している事例の一端を渡辺秀也が紹介します。
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第14回 ものづくりにはどんな技術が必要か

 1)ものづくりにおける固有技術と管理技術

   「ものづくり」で表現される製造業の作り出す製品には、製品の分野、対象のお客さま、
  使われている技術などなど、非常に巾広い分野の製品があります。
   ものづくりの現場における製品が多岐に亘り、その生産規模(量)が増えてくると生産管理
  という視点が必要になってきます。それは「よいものを安く早く」つくるという視点です。
  生産管理の基本は製品のQ(品質)、C(コスト)、D(納期)の管理で、これがものづくりの
  すべての工程で行われなければなりません。
   一つの製品を考えたとき、その製品ができるまでにはどのような技術が関わっているでしょうか。
  生産管理の対象は、市場動向やお客様の要求から、製品開発、ものの調達、製造、試験検査、
  お客さんに届ける物流の段階などいろいろなステージが関係します。
   それぞれのステージには、それぞれに関わる固有の技術が必要です。
  例えば、設計段階ではそれぞれの製品に関係する材料技術、電子回路技術、機械技術、ソフト
  ウエア技術等々、製造段階では、鋳造・鍛造技術、加工技術、表面処理技術等々、そして管理
  技術としてそれぞれ標準化や、品質管理が代表的なものとして挙げられます。
   管理技術とは、固有技術を問題なく遂行させる、またその遂行上の問題を見つけそれを解決し
  向上を図る技術ということができます。ものづくりにはともに必要な技術なのです。


 2)ものづくり現場に大事な管理技術

  ここではものづくりの現場にとって大事な管理技術を取り上げてみます。一つは、品質管理
 でありもう一つは設備管理です。
  ① 現場の品質管理のポイント(よいものをつくるために)
    品質管理は数字やデータを活用して事実に基づいて判断し行動するところに特徴があり
   ます。普遍的な手法の一つとしてQC七つ道具があります。現場における良品、不良品の
   数値データを集め、管理対象を決め、活動を進め、定着させることが大切です。

  ② 設備管理のポイント (安く早くつくるために)
    現場の設備管理とは、一般的には加工機械や試験装置の日常運転・定期点検・補修などを
   行い、機能を維持することですが、設備を有効に使う設備効率を管理ポイントとすることが
   重要で、設備の稼働率を上げ、加工コストを下げる視点が必要です。稼働率を上げるため所謂、
   次の設備の6大ロス(a 故障ロス、b 段取り、c 調整ロス、d 空転・チョコ停ロス、e 速度ロス、
   f 工程不良ロス、g 歩留りロス)を排除する取り組みが重要です。

 渡辺 秀也(技術士、(公社)日本技術士会 神奈川県支部会員)

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公益社団法人日本技術士会 神奈川県支部
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