ビジネスBLOG @神奈川中央会
神奈川県中央会が提供する中小企業支援情報です!
 



神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の125回目の記事となります。

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125回 長寿企業の日常的イノベーション

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「加速したい、組合の情報化」に
続いて、今回は「長寿企業の日常的イノベーション」がテーマです。
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日本は長寿企業数世界1

創業200年以上の長寿企業は日本に3,113企業であり、この数は世界1です。2番目に多い国は
ドイツで1,563企業なので、大きく引き離していると言えます。少し年数を下げて100年以上として
数えると約26,000企業にもなります。

また、長寿企業の6割は従業員10人未満の小規模な企業なのです。このことから、スモールである
こと自体は経営では弱みでも何でもなく、1つの規模的特徴に過ぎないと言えます。規模の小ささが
弱みであったなら、100年間も継続することはできなかったと思うのです。


日常的なイノベーションを重ねる

長寿企業をイノベーション(経営革新)の観点から考えてみましょう。イノベーションは、

・連続イノベーションと非連続イノベーション
・プロダクトイノベーションとプロセスイノベーション

のように、いくつかの代表的な分類の仕方がありますが、現実的な中小企業の経営をイメージすると、
あまりピンと来ない経営者も多いのではないでしょうか?

中小企業診断士として日々中小企業の経営者と接している立場からは、以下の分類が有効ではないかと
感じます。

・日常的イノベーションと非日常的イノベーション

「そもそも日常的なレベルでの革新はイノベーションではない」との意見もあると思いますが、上記の
長寿企業の多くが小規模企業であることを考えると、新製品を数多く開発したり、生産や物流手順を
変更したり、販売先を拡大したりする等の非日常的な革新だけがイノベーションなのではなく、もっと
現実的に、毎日のように行われる小さな革新や、小さな改善こそが、100年も200年も顧客に支持される
企業を作るのではないかと感じるのです。

そもそもイノベーションはなぜ必要か?と考えると、それはゴーイングコンサーン(継続企業)として
生き残るためだと考えます。顧客への責任、従業員への責任を考えると、なるべく長期間にわたって
企業が存在するべきなのです。

・長寿企業は日常的な、小さな改善を重ねた
・だから規模が拡大したのではなく、顧客の信頼が重なり、100年以上生き残ることができた
・大きなイノベーションのみが企業経営に必要なのではない

中小企業経営者の皆様、大きなイノベーションのみを志向していませんか?日常的な、毎日の小さな
改善の積み重ねの価値を再認識しましょう!

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株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 http://www.spram.co.jp/

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ビジネスITスキル情報 第9回
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神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は、「ビジネスITスキル情報」をテーマとした株式会社インプルーブ
キャリアデザイン 代表取締役 石川紀代美氏の9回目の記事となります。
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ビジネスITスキル情報 第9回

IT業務効率化のためにクラウドを利用しよう! その6

 代表的なクラウドの1つとして、Webメールがあります。Webメールでは、インターネットに
繋がっていれば、同じメールアドレスで、PC・タブレット・スマホなどの違うデバイス(機器)
からメールをやり取りできます。
 まずは無料でメールアドレスを取得することができる、Webメールサービスの代表的なものを
ご紹介していきます。

<Webメールサービス>

 ・Yahoo!が提供しているYahooメール

  メールの他にもYahooのサービスやオークションを利用する時などにも使えます。
  最近では、サービス登録時に連絡用のメールアドレスを必ず入力しなければいけません。

 ・Googleが提供しているGmail

  メールの他にもGoogleが提供しているサービスの利用やYouTubeで動画を投稿することが
  できます。

 ・マイクロソフトが提供しているOutlook.com(旧Hotmail)

  以前Hotmailと呼ばれていたWebメールサービスです。Windows8のPCではこのアカウントを
  登録していないと使えないものもあるので、Windows8を使用している方はこちらを使用して
  いる方もいます。
 

 その他にも便利なサービスとしてこのようなものがあります。

 皆さんはメールに写真を添付したら、サイズが大き過ぎてメールが送れなかった経験は
ありませんか?そんな時にもクラウドサービスを利用すると、大容量のデータも送ることが
できます。そのサービスをしている代表的なもの代表的なものをご紹介していきます。

このサービスは、サービスを提供している会社のサーバに写真をアップロードして、その
保存先のURL(アドレス)をメールの本文にコピーして送ります。相手の方は、そのURLを
クリックして保存している場所にファイルを取りに行ってもらうというイメージです。

<大容量データ転送サービス>

 ・firestorage(ファイヤーストレージ)
 ・おくりん坊
 ・宅ファイル便

  firestorageとおくりん坊は、会員登録をしなくても利用することができますが、会員登録を
 すると利用できるサービスが多くなります。
  宅ファイル便は会員登録をしなければ利用することができません。
  どのサービスも会員登録後は無料で利用できますが、有料のコースもあります。

クラウドを提供しているサービスは、まだまだありますので、引き続き便利なクラウドサービスを
ご紹介していきます。

 次回のブログ「IT業務効率化のためにクラウドを利用しよう! その7」に続きます。

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株式会社インプルーブキャリアデザイン
 代表取締役 石川 紀代美

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ものづくり現場の体験から(第2年度) 第9回 内部監査とマネジメントレビューはISO推進に重要

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本シリーズ(全20回)は昨年に引き続き、“ものづくり”の現場を体験した技術士メンバーが交代で
お役立ち情報として提供させていただくことになりました。本ブログを通して意見交換ができたらと思います。
よろしくご愛読ください。

第7~9回はものづくり中小企業を対象にISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得支援を行った経験から得た情報を
神戸良雄が提供します。
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第9回 内部監査とマネジメントレビューはISO推進に重要


認証取得の前に必須なこと

  ISO認証取得のための外部認証機関による第3者審査を受審する前に、社内で内部監査の
 実施と社長によるマネジメントレビューの実施が必要です。いずれも規格では「あらかじめ
 定められた間隔で実施」するようにと決められております。一般的には、年間に2回程度の
 実施が良いでしょう。また、1度にすべての部門を実施する必要もありません。月を追って
 順番に実施することでも問題ありません。もちろん、実施した証拠となりますので実施記録を
 完全に残す必要があります。

内部監査の実施

  そして、従業員の中からえらばれた資格を持った内部監査員が問題点があれば指摘します。
 内部監査員は、好ましい解決方法があればアドバイスすることも勧められています。要は、
 会社を良くするために、社内全体で知恵を出し合って、改善していくことが大切です。
 このような内部監査員になるには、講習会を受けて認定してもらい内部監査員として会社に
 登録してもらうことが必要です。そのためには、内部監査員養成講座を受講することが早道
 です。公益社団法人日本技術士会登録グループの「神奈川ISO・経営支援センター」でも講座を
 随時開催していますので気軽に受講をおすすめ致します。

社長による監査 <マネジメントレビュー>

  さて、内部監査を終了し、次に、社長による監査、即ち、マネジメントレビューを受けることに
 なります。第7回で説明しました管理責任者は、社長に現状の品質マネジメントシステムの現状の
 詳細を説明する必要があります。この説明を踏まえて、社長は監査を進めることになります。
 社長は監査結果として、品質マネジメントシステム及びその有効性の改善、製品の改善、資源の
 必要性について決定及び処置をコメントすることになります。この報告を受けて、品質マネジメント
 システムの改善を進めることで、更に高度なレベルに改善することができます。
  ここまで社内で進めてきますと、外部の認証機関に認証審査を依頼することが可能となります。
 そして、ISO9001に規定されている136項目の要求事項を全て満たしておれば認証を取得することに
 なります。このようにしてISO認証を取得した多くのものづくり中小企業が活躍しています。
 

ありがとうございました。次回より武田雅史が担当します。

神戸 良雄 (技術士、(公社)日本技術士会 神奈川県支部会員)

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公益社団法人日本技術士会 神奈川県支部
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神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の124回目の記事となります。

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124回 加速したい、組合の情報化

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「日本再興戦略に見る経営チャンス」に
続いて、今回は「加速したい、組合の情報化」がテーマです。
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時代に合った共同事業

相互扶助と規模の過小性を克服する視点が強かったのが組合制度のスタートです。当時は日本
市場が年々拡大し、事業者も増えていた頃です。大企業との二重構造問題の解消の観点からも
付加価値アップ、福利厚生の充実を図ることが中小企業の課題となり、この観点からも組合制度
は大きく貢献したと言えます。

その後、日本の中小企業を巡る環境は変化しました。大きな変化は経済成長の低迷です。マイナス
成長する分野も多く、このことは組合員同士で仕事を取り合う構図も一部で生んだのです。もう1つの
変化は世界市場の成長です。

・日本が伸び悩み、世界が大きく伸びた

この経営環境に対応した組合共同事業が必要な時代です。


もっと進めたい、組合の情報化

組合の情報化に関する仕事に就いて10年以上が経ちますが、正直な感想として、組合の情報化は
少し遅れているように感じています。それは日常業務においてパソコンを使っているかという表面的な
ものではなく、「情報を活かした経営革新」を志向しているか、という観点です。

組合は数社から何百社という規模まで、中小企業者が集まって互いに経営力をアップさせるために
存在する仕組みです。生産量や販売量等を組合が把握する仕組みの組合もありますが、認識したい
ことは、「情報を扱っている」ということです。

素材情報、製品情報、市場情報、販売情報等、業界や地域に関する多くの情報を組合として集約
することも可能です。顧客情報等、厳重に管理する必要がある情報もありますが、組合員の販売
実績情報と、外部における市場ニーズ情報を分析することで、”次に売れるもの”をある程度
予測することも可能です。最近ではソーシャルメディアに投稿されたユーザーの声を自動的に
分析する仕組みもあります。

・組合は情報を集め、情報を分析し、情報を発信する共同主体

具体的には、組合事務局の情報活用マインドが高まっていると、組合としての情報活用が進むため、
総会・理事会において、”これからは組合の第二創業として情報化の支援を強化したい”という
主旨の決定を行うとよいでしょう。

・組合第二創業のキーワードは”新たな挑戦”

解決するべき様々な課題があると思いますが、課題の1つには組合情報化を入れるようにしたい
ものです。それは、パソコンを業務に使うことではなく、情報を集約・発信する主体として組合を
位置づけるという発想です。

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ビジネスITスキル情報 第8回
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神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は、「ビジネスITスキル情報」をテーマとした株式会社インプルーブ
キャリアデザイン 代表取締役 石川紀代美氏の8回目の記事となります。
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ビジネスITスキル情報 第8回

IT業務効率化のためにクラウドを利用しよう! その5

 とても便利なクラウドですが、良い事ばかりではありません。
 今回はクラウドの弱点について見ていきましょう。


<クラウドの弱点>

 インターネットが繋がっていないと使えない

  クラウドは、インターネットを使って自分のファイルの保存先(クラウドサーバー)に
  データをアップロード(保存)します。また、クラウドに入れたデータを使いたい時も
  インターネット回線が必要なため、インターネットに繋がる環境がないとクラウドを
  利用することができません。

 同期に時間がかかる場合もある

  クラウドは、インターネットを使ってクラウドサーバーと同期(同じ状態に保つ)する
  ため、インターネット回線のスピードによっては、すごく時間がかかってしまい、
  イライラしてしまう事もあります。

 容量に制限がある

  クラウドは無料で使えるため手軽に始められますが、無料で使える容量は少ないです。
  もっと容量を多く使いたいという方は有料版の契約をしなければいけなくなります。

 個人情報や大切なデータは保存しない

  クラウドにはファイルや写真・音楽・動画など、色々なものを保存しておくことができ
  便利ですが、インターネット上に保存されているため、安全面を考えると万全とは
  言えません。
  お客様の情報や会社の機密情報などのファイルはクラウド上には保存していると
  情報漏えいの危険性があります。

クラウドはメリットやデメリットを知ったうえで、自分の目的に合った使い方をしていくと、
とても便利に使えます。
次回からは、クラウドサービスについて細かくご紹介していきたいと思います。

 次回のブログ「IT業務効率化のためにクラウドを利用しよう! その6」に続きます。

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株式会社インプルーブキャリアデザイン
 代表取締役 石川 紀代美

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ものづくり現場の体験から(第2年度) 第8回 工場・事務所の整理整頓から始めよう

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本シリーズ(全20回)は昨年に引き続き、“ものづくり”の現場を体験した技術士メンバーが交代で
お役立ち情報として提供させていただくことになりました。本ブログを通して意見交換ができたらと思います。
よろしくご愛読ください。

第7~9回はものづくり中小企業を対象にISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得支援を行った経験から得た情報を
神戸良雄が提供します。
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第8回 工場・事務所の整理整頓から始めよう


先ずは整理・整頓から

  ISO認証を取得する場合、まず事務所・工場の整理・整頓から始めるのが効率的な方法
 でお勧めです。きちんと整理整頓された職場を創ることがまず重要で、そのための方法と
 して、整理・整頓・清掃の3S活動に取り組むことも大変有効な手段です。
  事務所・工場の整理・整頓がまず確実にできれば、これをもとに、管理システムの組上
 げが可能となります。品質管理システムだけ出来上がっても、事務所・工場の整理・整頓・
 清掃ができていなければ折角のシステムがうまく機能しないことにもなります。その為に
 特に3Sの確実に実施することが会社の品質管理を軌道に乗せるうえで大変重要です。

3Sとは

  ここで3Sの内容を簡単に触れておきましょう。
  整理とは、ジャスト・イン・タイムということで、必要なものを、必要な時に、必要なだけ
 持つことです。これは、現在の生産活動に不必要なものを製造現場からなくする行動に
 なります。
  整頓とは、整理により職場からいらないものが排除された後、必要なものを誰にでもわ
 かるように表示し、使い易い様に置きなおすことになります。
  清掃とは、機械・設備を徹底して磨き上げてキレイにすることで、これにより機械の不
 具合もわかるようになります。清掃点検により、不具合や欠陥を発見して、改善すること
 になります。

3Sの効用

  工場では、製品のリードタイムの最短化を考慮して工程を改善することが重要で、その
 為にも、整理・整頓・清掃が大変重要になります。
  このように、3Sを徹底した後、その改善された工程を品質マネジメントシステムとして
 確立し、品質マニュアルに文書化し、必要な管理文書・手順書等を作成することになりま
 す。
  このシリーズのブログでも、品質管理の工場管理手法として5Sとか6Sが重要とされて
 いますが、ISO9001を取得するためにも大変重要です。ISO9001が品質管理の規格であり
 顧客満足を追求するものであることから、これは至極当然なことと言えます。
 
神戸 良雄 (技術士、(公社)日本技術士会 神奈川県支部会員)

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経営に関する法律情報 ~ 債権回収の方法6 ~
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 神奈川県中央会では、4つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

 本日は、法律事務所 佐(たすく) 弁護士 佐々木光春氏による「経営に関する法律情報」を
テーマとした7回目の記事「債権回収の方法6」となります。

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債権回収の方法6

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  前回は、債務者にとって権利関係上「重要な地位」を獲得する方法として、支払確約書に遅延
 損害金に関する定めと期限の喪失条項を設け、債権そのものの効力を強くする方法をご紹介しま
 したが、権利関係上「重要な地位」を獲得する方法としては、債権そのものの効力を強くする他に、
 債権の及ぶ主体的な範囲を拡大することが考えられます。具体的には、会社の代表者等、本来の
 債務者以外の者に債務の保証や債務の引受けをしてもらうことが考えられます。

  通常、会社の資力に問題が生じた段階で担保の追加を求めることは容易ではありませんが、
 自ら会社による支払を確約する代表者に対して、個人としても債務引受けをし、もしくは保証人
 となってほしいと求めることは必ずしも困難ではなく、代表者個人としてもこれに応じる可能性
 は十分あります。

  以前、会社の代表者から支払確約書をもらったとしても「会社の代表者」としての署名等が
 なされていなければ「会社との関係で」支払確約の効力を主張できないとのお話をしましたが、
 代表者個人の署名等も全く無意味ではなく、代表者個人に対しては、会社に対して有するのと
 同一の債権について支払を請求することができます。ただし、会社とは別に代表者個人に支払
 請求できることを明確にするためには、代表者が会社とは別に個人として会社の債務を引受け、
 又は保証したことを代表者から取得する保証書や債務引受書上明らかにしておく方が適切です。

  また、保証書や支払確約書をとるときには、会社の債務と代表者個人が支払を確約した債務の
 同一性が認識できるように、取引日、取引対象、取引金額などを記載して両者の一性を明らかに
 する必要があります。

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法律事務所 佐(たすく)
 弁護士 佐々木 光 春

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「ものづくり情報」、「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の123回目の記事となります。

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123回 日本再興戦略に見る経営チャンス

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「市場創造と競合対策」に続いて、
今回は「日本再興戦略に見る経営チャンス」がテーマです。
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日本再興戦略(改訂2014)が閣議決定

2014年6月24日に改訂版の「日本再興戦略」が公開されました。いわゆる日本の成長戦略です。
日本再興戦略は2013年にも策定されており、(1)日本産業再興プラン、(2)戦略市場創造プラン、
(3)国際展開戦略の3つのプランが定まりましたが、今回の改訂2014は新たに以下が示されました。

・女性の更なる活躍の場の拡大や海外の人材の受入れの拡大による「世界でトップレベルの雇用
環境の実現
・農業・農村の所得倍増
・医療・介護などの健康関連分野の成長

日本再興戦略(改訂2014)は多岐にわたる記述がされていますが、その中で中小企業がチャンス
とすることができる事項を整理してみます。


その1 「女性の更なる活躍促進」

国は2020 年に指導的地位に占める女性の割合を30%にすることを目標としています。指導的
立場を管理職と置き換えてみると、日本企業の係長以上の管理職全体に占める女性管理職の比
率は8%です。部長に限定してみると3.1%という低さです。

そして、従業員の子育てと仕事の両立や女性従業員の活躍を支援する企業へのインセンティブ
(税制措置や助成金)を講じるとして、2014年度中に結論を出し、国会へ法案を提出する予定で
す。

業種にもよりますが、中小企業はパートタイマー等の雇用形態によって女性の雇用が比較的多い
ものです。また、遠方ではなく、地元地域からの女性雇用も多いものです。これは、生活の中に無
理なく入り込む仕事という意味でワークライフバランスが取れた就業の場所として中小企業が位置
付けられていることであり、現在よりも多様な女性が雇用、活躍する可能性が増してきます。

中小企業にとっては、女性が活躍する機会が多い職場としてアピールするチャンスとも言えます。


その2 「地域活性化と中堅・中小企業・小規模事業者の革新」

地域金融機関がコンサルティング能力を発揮し、地域の資金が地域内で再投資されて、地域に
好循環をもたらすことが期待されています。

日本企業の99%が中小企業であり、約87%が小規模企業です。小規模企業が経営革新することは、
そのまま日本企業の経営革新につながります。

小規模事業者持続化補助金等、すでに小規模事業者向けの補助金も実施されており、これからは
小規模事業者の経営革新が社会的にとても期待されているのです。

規模が小さい=時代対応が速い、と言えます。分野は限定的であっても高い水準の技術、個性的な
商品開発、身軽で機敏な組織運営、これが武器になる時代です。

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ビジネスITスキル情報 第7回
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ビジネスITスキル情報 第7回

IT業務効率化のためにクラウドを利用しよう! その4

 クラウドサービスを利用すると、とても便利ですが、使用する上では注意しなければ
ならない事もあります。ここでは、クラウドの利点と弱点についてご紹介していきます。
 まず、今回はクラウドの利点について見ていきましょう。


<クラウドの利点>

 使い方が簡単!

  パソコン上のクラウドのフォルダ(入れ物)に、データを入れたり、移動したり、削除
  したりすることができますので、自分のパソコンに入っているフォルダと同じ操作で
  クラウドを使うことができます。

 どこからでも確認・編集ができる!

  インターネットができる環境であれば、他のパソコン、スマートフォンやタブレット
  などでもファイルを確認したり、編集したりすることができます。そのため、USBや
  CDなどでデータを持ち歩かなくてもよくなります。
  また、WordやExcelで作った書類などもクラウドを利用すれば、外出先で確認・編集も
  可能です。

 他の人とファイルを共有できる!

  クラウドには書類などのファイルだけではなく、写真・音楽・動画など、色々なもの
  を保存しておくことができます。また、そこに保存してあるファイルの一部を他の人
  と一緒に見たり、ファイルのやりとりをしたりすることもできます。

 PCが壊れてもデータは残る!

  クラウドで使用しているファイルは、インターネット上にある自分のファイルの保存
  先(クラウドサーバー)に保存されているため、PCやスマホなどがもし壊れても、
  クラウドサーバー上に残っていますので、そのファイルを復元することができます。

 無料で使える!

  クラウドサービスには、無料で使えるものが多く用意されています。まずは試して
  みたい。という方にも費用の負担もなく、手軽に利用することができます。

次回はクラウドの弱点について見ていきたいと思います。
 
次回のブログ「IT業務効率化のためにクラウドを利用しよう! その5」に続きます。

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ものづくり現場の体験から(第2年度) 第7回ものづくり企業の品質管理推進のためにISO9001認証を取得しよう

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お役立ち情報として提供させていただくことになりました。本ブログを通して意見交換ができたらと思います。
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第7~9回はものづくり中小企業を対象にISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得支援を行った経験から得た情報を
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第7回 ものづくり企業の品質管理推進のためにISO9001認証を取得しよう


ISO9001認証取得の狙い

  企業の品質管理を進めるためにISO 認証を取得するとの目的を持って、工場・工程の改善を
進めるのがより効果的で、改善の効果が上がるのではないでしょうか。実際にISO9001認証を
取得したあるものづくり企業の例から3回にわたり紹介します。ISO9001は「製品の品質管理に
加えて顧客満足の向上」を目的としており、どんな規模・業種の企業に対しても適用でき、その
企業に適した目標を設定できます。

業務改善の核となる管理責任者

  業務改善を進めるに際して管理責任者を決める必要があり、この人選が認証取得の正否を
 左右すると言っても過言ではありません。そのため規格では、「組織の管理層」の中から
 任命することが決められており、業務に精通していることと管理チームの運営・管理が十分に
 できることが重要な要素となります。
  管理責任者の仕事には、まず、品質マネジメントシステムに必要なプロセス(例えば、営業、
 購買、設計、製造、検査等の各種業務)を選定し、その相互の繋がりを明確にすることが求め
 られています。更に、社長が決定する品質方針、それを受けて各部門の品質目標を設定して、
 「品質マネジメントシステムの計画」を策定する必要があります。この計画では、目標、具体的な
 内容、達成期限、担当者等を決めることになります。

管理責任者の役割

  また、管理責任者は、品質マネジメントの実施状況、改善の必要性などについて社長に報告
する必要がありますし、社員に顧客要求事項に対する認識を高めることも要求されています。
従って、管理責任者が積極的に品質マネジメントシステムの構築に関わっているかが問われる
ことになります。このように管理責任者の業務には大変な重責があり、しかも今まで行っていた
仕事に加えて、これらの品質マネジメントシステムに関する業務を受け持つことになりますので、
その人選は大変重要となります。
  次に、品質マネジメントシステムを社内で作り上げて実施・確立し、「品質マニュアル」に記載し、
 問題点があれば修正してより良い運用を進めることになります。 ISO9001は、社長のリーダー
シップの元で社員全員の参加で取り組むことが大原則ですが、その主導的な役割を管理責任者が
負うことになります。

神戸 良雄 (技術士、(公社)日本技術士会 神奈川県支部会員)

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公益社団法人日本技術士会 神奈川県支部
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