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神奈川県中央会では、2つのテーマ(「経営革新情報」、「ビジネスITスキル情報」)
による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の186回目の記事となります。
前回のブログを見逃した方はこちらからご覧いただけます!
おもてなしのマーケティング
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186回 ”働き方改革”で小規模企業の収益構造を革新する

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。
前回の「おもてなしのマーケティング」に続いて、今回は「”働き方改革”で小規模企業の収益構造を革新する」がテーマです。
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心からは賛同できない働き方改革

毎日中小企業の経営者を訪問して現場コンサルをしていますが、
最近よく話題になることが働き方改革と中小企業の業績についてです。

意識改革とIT活用によって労働生産性を上げて、残業や年間労働時間を少なくしても一定の売上高が確保できるようにすることが求められているのですが、とくに小規模事業では生産性を上げることは難しく、
「働き方改革=勤務時間の減少=売上高のダウン」と認識してしまいがちなのです。

現在は人手不足感が強いので、表面的には「当社も働き方改革に積極的に取り組んでいます」と言うものの、
100%賛同できず、働き方改革がどのような方向に向かうのか、不安感を強める中小企業経営者は少なくありません。


厚労省の「働き方・休み方改善指標」を活用しよう

厚生労働省は働き方改革につながるよう
「働き方・休み方改善指標~効率的に働いてしっかり休むために~」をPDFファイルにて公開しています。

働き方・休み方改善指標~効率的に働いてしっかり休むために~
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000139030.pdf

内容は以下の5項目です。
内容的に納得がいかない部分もあるかもしれませんが、
小規模・中小企業経営者の方はぜひ目を通しておきましょう。


Ⅰ.長時間労働の抑制と年次有給休暇取得の必要性

Ⅱ.実態把握の重要性

Ⅲ.働き方・休み方改善指標について

Ⅳ.企業向け改善指標を用いた「見える化」

Ⅴ.社員向け改善指標を用いた「見える化」


また、働き方・休み方の自己診断や企業の取組事例が掲載された「働き方・休み方改善ポータルサイト」もおすすめです。

働き方・休み方改善ポータルサイト
http://work-holiday.mhlw.go.jp/


働き方改革で経営革新する覚悟を持つ

小規模企業・中小企業の経営革新はものづくり補助金等の設備面からのアプローチ、
小規模事業者持続化補助金等による販売促進面からのアプローチ等がありました。
今回の働き方改革はこれに加えて、人材・組織面からの経営革新アプローチになります。

小規模企業は家族経営や親族経営が多いため、どうしても労働時間が長くなります。
労働時間の中には私的な時間が一部入ることもよくあります。
まさに仕事と私事のバランスを自らとることができるのが小規模・家族経営の特徴でもあります。

上記を理解したうえで小規模企業は以下の意識をもって働き方改革を経営革新につなげていきましょう。

(1)外部からの新鮮な情報を採り入れる。
   具体的には革新的事業のヒントとなるようなセミナー受講や異業種との交流を増やす

(2)上記を行う精神的な余裕や時間的な余裕を生み出すため経営者自らも働き方を見直す

(3)多くの革新的思考や事業は、余暇や休み等の時間から生まれている

(4)最近では「休みもトレーニングのうち」と解釈するスポーツ監督もおり、高い成果を出している

(5)長時間等の「時間」で収益を生み出すのではなく、今後はアイデア等の「価値」で収益を生み出す

(6)働き方改革は避けられないトレンドである。
   いずれ自社にも改革が必要になるのであれば、早めに採り入れて早めに成果を出した方がよい




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