神奈川県中央会では、2つのテーマ(「ビジネスITスキル情報」、「労務管理情報」)による専門家の記事を載せています。
本日は、「ビジネスITスキル情報」をテーマとした株式会社インプルーブ キャリアデザイン 代表取締役 石川紀代美氏の92回目の記事となります。
今回のテーマは、「Withコロナ・Afterコロナ時代に対応するためのICT活用4」です。
なお、前回のブログを見逃した方はこちらからご覧いただけます!
「Withコロナ・Afterコロナ時代に対応するためのICT活用3」
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ビジネスITスキル情報 第92回
Withコロナ・Afterコロナ時代に対応するためのICT活用4
前回もご紹介してきたWebビデオ会議ツール「Zoom」ですが、セキュリティの強化月間もひと段落し、新しいバージョンがリリースされました。今後色々な新しい機能が追加されていきますが、現段階の新機能についてご紹介していきます。
<画面の補正>
Zoomのバージョン5.2から画面の補正機能が強化されています。その1つとして、画面の補正や明るさの調整ができるようになりました。ライトなどを購入して用意しなくても、設定だけで画面を修正して見栄えをよくすることができるようになっています。
① ミーティング待機中の画面や、参加の前に表示される画面にある<コンピューターのオーディオをテスト>ボタンをクリックするか、ミーティング中のビデオアイコンの右側にある[^]をクリックして表示される一覧から「ビデオ設定」をクリックします。
② 表示された設定ボックスの左側の一覧から「ビデオ」を選択し、右側に表示されている「外見を補正する」と「低照度に対して調整」にチェックを入れます。
・「外見を補正する」・・・画面を補正してキレイに映るように調整できます。
・「低照度に対して調整」・・・明るさを自動か手動で調整できます。
③ 「低照度に対して調整」を「手動」にすると、つまみで明るさを調整することができます。
<画面の共有>
背景にPowerPointの資料を表示させることができるようになりました。この機能は画面共有からできるようになっています。ただし、パソコンの性能によってはこの機能が使えない可能性があります。
① ツールバーから<画面の共有>ボタンをクリックします。
② 表示されたボックスの画面上の[詳細]をクリックし、「バーチャル背景としてのスライド」を選択し<共有>ボタンをクリックします。
③ PowerPointの資料を背景に映し出すことができます。
今回ご紹介したのは、追加された機能の一部です。Zoomはどんどん進化していき、使いやすくなっていきます。自分に合っている機能は使うことによってより効果的になります。