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神奈川県中央会では、3つのテーマ(「経営革新情報」、「ビジネスITスキル情報」、「労務管理情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の191回目の記事となります。
前回のブログを見逃した方はこちらからご覧いただけます!
革新思考でAI/人工知能時代の仕事を考える
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191回 就活ルール廃止を革新的組織づくりにつなげる

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「革新思考でAI/人工知能時代の仕事を考える」に続いて、今回は「就活ルール廃止を革新的組織づくりにつなげる」がテーマです。
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65年前から続いた就職協定が廃止に

1953年にスタートした「就職協定」から65年。企業の採用活動の一定ルールである就活ルールが廃止されることになりました。今後は従来の経団連から政府主導に切り替えて新しいルールが運用されることになりそうです。

就活ルールが廃止される理由は、有名無実化の面があったことのほか、大量一括採用という、いわば日本的新卒採用方式が現在の雇用環境とミスマッチであることがありそうです。

時代や経営環境によって制度やルールを変えることは、まさにイノベーション(経営革新)です。よく「もっと大学や学生の意見を聞いて慎重に決めるべきだ」とのコメントもありますが、イノベーションとは本来、賛否両論があるほどに大胆に進めるものです。改善ではなく革新レベルで思考し、行動するという観点で考えれば、今回のルール廃止はとても革新的です。


採用や組織運用面からの革新は、稼げる体質につながる

経営革新は新商品・新サービスを開発したり、製造方法や提供方法を革新したりすることです。目立つ革新は新商品や新サービスの開発ですが、容易には真似することができない真の経営革新は、組織内部の革新なのです。為替の変化や競合品の出現等、環境が変化しても収益を生み出すことができる強い経営体へと脱皮するためには、組織内部の革新が有効なのです。

今回の就活ルールの革新は、企業からすれば、まさに組織内部の革新に関係する制度的革新です。前向きに捉えて、自社の経営革新につなげていきましょう。



就活ルール廃止を中小企業が経営革新につなげるヒント

そもそも中小企業では一括採用は少なく、中途採用がメインですが、就活ルール廃止という変化をチャンスと捉えて以下を行うようにしましょう。

□ 改めて自社に必要な社員像を明確にする
□ ルール廃止により、学生はかなり早期から就職先を見つける。中小企業も就職先として魅力的であることをホームページの採用専門ページや公式ブログでしっかりと説明する
□ 学生インターンシップや学生アルバイトを受け入れて、相互理解を早期に進める
□ 卒業前に正式入社するというパターンも増えることが予想される。中小企業も「卒業してから採用する」という固定概念を外す

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