ビジネスBLOG @神奈川中央会
神奈川県中央会が提供する中小企業支援情報です!
 



神奈川県中央会では、3つのテーマ(「経営革新情報」、「経営に関する法律情報」、
「ビジネスITスキル情報」)による専門家の記事を載せています。

本日は「経営革新」をテーマとした中小企業診断士竹内幸次氏の161回目の記事となります。

--------------------------------------------------------------------------------
161回 類似市場からヒントを得る経営革新

株式会社スプラムの中小企業診断士竹内幸次です。前回の「イノベーションは売上高では
測れない」に続いて、今回は「類似市場からヒントを得る経営革新」がテーマです。
--------------------------------------------------------------------------------
極力避けたい経営ヒントの源

模倣戦略という言葉があります。模倣戦略とは、その業界で成功した他社の新製品や新技術
を模倣して後発で追随する戦略のことです。中小企業の現場でも、または世界の状況を見ても
よく見られる一般的な経営戦略です。

完全なるモノマネ、デザインの盗用ではない限り、「模倣」は次なる発明や発展、成長に
大きなヒントを与えてくれるものです。立派な経営イノベーションの1つと言っても過言
ではありません。

注意したいことは、模倣が過ぎることによるマイナス影響です。例えば以下のような
マイナス面も予想されます。

・コアの技術や革新的なビジネスモデルの開発意欲が低下する
・近いうちに低価格の模倣品が出回ることを予想して、顧客のうち、新製品に高い興味
を持つ「革新的ユーザー」が減る
・革新的ユーザーが減ることにより、企業が開発費用を回収できなくなり、結局は新規開発
をしなくなる


中小企業は異業種からのヒントを

大企業のように時代を変えるような新製品を開発することは中小企業では少ないものです。
製品開発においても、中小企業で一般的なものは「製品改良」です。従来製品を一部変更
して製品化するのです。経営的には製品改良は開発コストが抑えられるため中小企業にも
向くのです。

ここで考えたいことはどの製品を改良するか、です。話を拡大すれば、どのビジネスモデル
を参考にして自社のビジネスモデルを作るか、です。

以下の4つのパターンがあると考えましょう。

(1)同じ市場を持つ同業者を参考にする
(2)異なる市場(異なる地域等)を持つ同業者を参考にする
(3)同じ市場を持つ異業種を参考にする
(4)異なる市場(異なる地域等)を持つ異業種を参考にする

上記からイメージが沸いたことと思います。

現実的には、「類似市場」の経営を参考にすることが好ましいと考えます。例えば、
「ビジネスパーソン向けの英会話スクール」を参考にして、「高校受験生向けの進学塾」
がイノベーションする等です。

具体的な事例では、ホームページのデザインを模倣することが考えられます。その場合、
同じ地域の同業者のホームページを模倣する、参考にすることは勧められません。
同業他社と異なるニーズを捉えて、同業他社にはできない経営を行うこと、これが中小企業
のあるべき戦略の姿です。
--------------------------------------------------------------------------------

株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 http://www.spram.co.jp/

中小企業診断士竹内幸次ブログ http://blog.goo.ne.jp/2300062/

株式会社スプラムFacebookページ http://www.facebook.com/spramjp

--------------------------------------------------------------------------------

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« ビジネスIT... ビジネスIT... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。