中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

「あん」鑑賞

2018年11月26日 00時20分02秒 | ぶらり、城北
2018.11.17の回顧録

シネマ・チュプキ・タバタ

デリケートな問題を扱ってるから、そこに注目が集まりがちな作品だけど、本質はどん底の人間の再生物語じゃないのかな。いや、監督が、そういう綺麗事に落とし込んだのかも知れないけど。寧ろあの描き方だと、別の非難が生まれる恐れがあったのでは。「我々は、あんなに無知でもなければ非情でもない」って。映像から土地は特定出来るからね。もしかすると、遥か過去の反省を踏まえて、敢えて反論をしないっていう判断もあったか。
永瀬正敏さんは、落ちぶれた役の似合う、素敵な役者さんだね。内田伽羅さんは、後で正体に気が付いたけど、本作では、初々しさの方が勝っていて、そこが寧ろ良い。そして、浅田美代子さん&水野美紀さんの“クソババアコンビ”が、素晴らしいエッセンスで。勿論褒め言葉なのよ、憎まれ役が立つことは、作品では大事なことだから。そして、希林さんに関しては、最早何も言うこともなく。あの難役に白羽の矢が立つのも納得ですよ。
会場は、名画座と言うのが憚られるくらい、20席程度のミニミニシアターだけど、目標達成のために意識を配れるのは、この程度の人数が限界なんだろうな。その分健常者にも気を配ってもらえるし、リクライニングは出来ないけど、ミニシアターとしては座席もゆったりだし、ネット予約も出来るし、規模からしたら充分過ぎるものではないかと。一般的な映画館が無くなった後に誕生した北区唯一の映画館がこれなら、区民としては誇らしい限りだね。


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