中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

貴重なデータは今のうちに確保しておこう

2019年08月17日 | Weblog

 この画像は横浜市の新しいホームページのトップページです。なにやらスッキリしましたが、内容も情報量もスッキリしてしまいました。
 今まで各局区のページから簡単に取り出せた情報が全く消えてしまい、さんざん訪ね回ってやっと旧サイトに辿り着き、そこでコピーするなんてことが多数、発生しているのです。

 市のホームページがどんなことになっているのか、以前も少し書きましたが、ここでもう一度、知らない方々のために書いておこうと思います。


 これは川崎・東京に近い都筑区役所のホームページです。むかしは旧武蔵国都筑郡でした。


 区の紹介ページのトップ画面です。工業・農業という項目があるのが、こちらの区の特色でしょうか。


 区政情報のページ。項目は左上から右へ「運営方針・予算」、「指定管理者制度」、「市会・選挙」と並び、そのあとは下段に移り「統計・調査」、「広報・刊行物」、「広聴・アンケート」と続いています。



 こちらは、旧相模国鎌倉郡だった泉区。そんな区のホームページです。真ん中に写真があり、その両サイドの項目は都筑区と同じ。これは全区共通の仕様ですね。


 区の紹介ページのトップ画面です。概要や歴史の項目が上位に設けられているは同じようです。


 区政情報のページ。都筑区と違うのは、項目の左上に「区長のメッセージ」というのが入っていること。これによって、以下の項目が順送りされて、都筑区では2段目に載っていた「広聴・アンケート」が3段目に落とされています。
 区長の声よりも、区民の声の方が大切だと思うのですが……


 こちらは武蔵国久良岐郡だった中区、その区役所のホームページです。構成は各区と同じ。


 区の紹介ページです。なんだか、たいした記事が載っていません。90周年記念事業なんてのが単独で項目立てされていますが、これをやるなら「区制周年事業」という項目の中に、「90周年、80周年…50周年……10周年(あったのかどうか分かりませんが)」と細分化するのが普通かと。


 区政情報のページ。まあ、都筑区と似たような感じですね。

 
 さて、こんな風にリニューアルされた横浜市のHPすが、私がよく利用していた中区のホームページから、過去の刊行物(PDFデータ)がゴッソリ消えてしまいました。
 とくに需要の多かった『中区史』、『中区わが街』、『中区の歴史を碑もTalk』、『中区歴史年表』、『横浜・作家の居る風景』、『横浜のおんなたち』などを閲覧したり、ダウンロードできなくなったのには困っています。


 これが中区の新しい画面です。ためしに「中区史」というキーワードで検索してみてください。

 出てくるのは、こんなのばっかりです! 上位4件が「中区史」がらみなのですが、すべて図書館の情報であって、3月25日まで見ることのできたPDF版はヒットしません。

 検索するキーワードを変えてみたり、組み合わせてみたりしても結果は同じです。

 こうなると、あとはリニューアル前のアーカイブデータしかありません。しかし、これもどこから入ったらいいのか右往左往するばかりでした。

 こんな時はグーグル先生に聞いてみましょう。
 ためしに「横浜市 ホームページ 見にくい」をキーワードで検索してみると、こんなのがヒットしました。
 

 ウェブサイトリニューアルのお知らせです。
 ≪今回のリニューアルでは、ご利用の皆さまにより使いやすく、よりわかりやすいウェブサイトを目指し、デザインを一新するとともに、サイトメニューを見直しました。≫
 なんて書いてありますが、使いにくく、分かりにくいサイトとなっています。

 そして重要なのは、その下に書かれていることです。
 ≪リニューアル後しばらくは、2019年3月26日時点の旧横浜市ウェブサイトをアーカイブして公開しています。ただし、アーカイブサイトでページが削除されている場合がありますので、ご了承ください。≫

 「しばらく」というのが何か月なのかは不明です。半年でしょうか、だとすると来月には消されてしまうわけですね。もう既に削除されているデータもあるようですが…


 ということで、アーカイブサイトのトップページを見る(外部サイト)をクリックして、旧ホームページを引っ張り出してきて、必要な情報を次々に確保していきます。


 中区役所の旧ホームページです。「広報・刊行物」をクリックします。


 左側に刊行物の目次が出てきます。


 そこから「過去の刊行物」を選択します。


 すると、画面中央に過去に発行した書籍類が大量に出てきます。


 私がよく閲覧していた『中区わが街~中区沿革外史』と『中区史』がダウンロードできるようになっています。
 「可」となっているのは、検索のできるPDFということですので、これは非常に便利です。
 これらの書籍は図書館にあるので、HP上で見られなくなっても図書館に行けばいいのですが、それじゃあ時間も、体力も、交通費もかかりますから、やっぱりネット上で閲覧したいわけですよね。


 こちらは書籍と違ってパンフレット類です。こういうのはおそらく図書館にはないと思いますので、このサイトが重要な役割を担っています。あまり面白くないパンフですが、ときどき興味あることが載っていたりするので、これも確保しておきましょう。


 これは広報中区版で連続掲載されている「中区歴史の散歩道」のデジタル版です。たとえば2019年2月にアップされた第235回を見てみましょうか。こんな感じで出ています。
 あ~、それなのに、それなのに~現在のHPでは広報紙のPDF版が貼りついているだけです。使い勝手が悪い……


 そもそも、その広報紙ですが 、PDFで6年分が載ってるだけです。2013年以前が見あたりません。(もしかしたら、これから加わるのかもしれませんが…)


 旧サイトではこんな風に掲載されていました。1995年(平成7年)からすべてが公開されていたのです。これも「間もなく」削除されてしまうのでしょうね。残念です。


 ここに至るまでに、いろいろ問題があったようで、こんな記事が出ています。
Webサイトのリニューアルが大幅に遅れている問題
 

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2 コメント

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あらまあ! (冬桃)
2019-08-17 17:24:29
こんなたいへんなことがあったのですか。
いまさらながら、ぼろぼろになった「中区史」を
処分しなきゃよかったと後悔しています。
パソコンにも弱いから、ややこしいことに
なってるとなおさら……。
史料 (管理人)
2019-08-20 10:19:26
>冬桃さん
紙の史料はかさばるし、消滅する恐れがあるということで、
どんどんデジタル化していますが、
逆にこういうことにもなりかねません。
先日の朝日新聞だったか、神奈川県庁が書類をデジタル化したり整理して、
事務スペースを大きく広げて仕事の効率化を図った……
なんていう記事が出ていましたが、
あれを読んでなんだか危なさを感じました。

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