中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

昨日は七夕でしたが…

2011年08月07日 | Weblog

 昨日、8月6日は旧暦の七夕でした。(新暦だと毎年7月7日ですが、旧暦だと毎年その日は変化します)

 でも、夜空はこんな感じで、ときおり小雨もぱらついていたりして…
 だから天の川は見えません。
 代わりに出ていたのは稲妻!

 そして今日こそは一日遅れで見られるかと思ったら、またしても雨、雷…
 残念でした。

 ところで、年中行事に欠かせない食べ物というものがありますよね。
 たとえば節分の豆、端午の節句のチマキ、お月見の団子など、どれも子供のころの思い出が次々と浮かんできます。

 では、七夕では何を食べていたでしょうか。
 まったく思い出せませんが、大人になってから知ったのは“そうめん”。

 7月7日には織姫と彦星が1年に一度だけ逢うことができるという伝説がありますが、その織姫の仕事は機織りでした。
 そこで、昔の人たちはこの日に、裁縫の技術が向上するよう願い、糸に見立てた“そうめん”をお供えしたことから、七夕にそうめんを食べる風習が生まれたといわれています。

 そして七夕の8日後の旧暦7月15日は、道教に由来する年中行事である中元です。
 日本の「お中元」という名称は、ここからきているんですね。
 だから、この時期には贈り物として「そうめん」が選ばれることが多いのでしょう。



 と、こんなことを書いていたら、玄関でピンポ~ンとチャイムが。
 出てみると、我が家に出入りしている業者さんでした。

 「今年もお世話になりました」ということで、こんなものを頂きました。



 宮城県の「白石温麺(しろいしうーめん)」。素麺の仲間です。

 ただ、その名前からも分かるように、基本は温かくして食べるようですね。


 この麺のメーカーは宮城県白石市本町。

 今回の大地震では、白石市の震度は6弱~6強でした。
 内陸部のため津波による被害はありませんでしたが、家屋の倒壊、道路の亀裂など、やはり大きな被害があったようです。

 頂いた「白石温麺」のメーカー、「きちみ製麺」は大丈夫だったのでしょうか。
 
 宮城に思いを馳せながら頂きます。
 

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5 コメント

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ためになる… (なお)
2011-08-08 00:49:03
今日Googleのトップ画面がイベントの七夕画像になっていたので、はて?と思っていたのですが、なるほど、旧暦ですか。

俳句をやっているのですが、未だに旧暦の感覚は難しく、身につきません。

七夕はお祭りですが、確かにイベント性のある「食」がなかったと私も思っていました。
なるほど、おそうめんですか。
今日もお勉強させて頂きました。
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七夕夜景 (馬の骨)
2011-08-08 15:08:15
此れはまさしく、七夕の夜の実景ですね。
拙は、天の川が、綺麗に観えた七夕の夜景は、
ここ、数十年観たことがありません。
何かの祟りかな?
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素麺 (管理人)
2011-08-08 21:55:10
>なおさん
素麺の前身は索餅というものらしいです。
これも調べてみると面白いかも。
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天の川 (管理人)
2011-08-08 21:56:24
>馬の骨さん
これは山に行くか、シベリア方面にいくか、
そうでもしないと日本じゃあ見られないですね。
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Unknown (ミドリムシ)
2020-05-31 13:59:59
すいかさん…七夕には、にぎやかな冷やし中華を食べていました。今年からはシンプルに、そうめんにします。みかんやさくらんぼ、もみじの葉っぱとか…のせてもいいですか。。。
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