中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

元町「CHICHOS」にて夕涼み

2020年08月18日 | おいしい横浜

 先月下旬のことだが、雑誌の編集者に呼び出されて、横浜シティガイド協会の事務所に行くことになった。事務所がマリンタワーの中にある時はしばしば訪ねていったことがあるのだが、元町に移転してからは初めての訪問である。
 場所はショッピングストリートに入ってすぐ、「ポンパドウル」のほぼ向かい側。マンションの7階にあった。


 元町のビルの上層階に入るなんて初めての経験だ。新山下方面を眺める。


 石川町方面。
 室内は風通しが良くて、エアコンはおろか扇風機もいらなほど。ここでしばらく打ち合わせをしたあと、元町のどこかで夕涼みを兼ねて一杯やっていこうということになった。

 中華街ならどこでもご案内できるのだが、残念ながら元町のお店はほとんど知らない。とりあえず仲通りを歩いていく。
 編集者と昔話をしていると、そういえば1980年代までだったか、この通りに「元町温泉」という名の銭湯があったなぁ、なんてことを思い出した。堀川を挟んだ中華街側には「恵びす温泉」というのが、現在もある。あと、私は知らないのだが地図上で確認したのは、現在の石川町駅南口そばに銭湯があったらしい。そして石川町駅南口から中村川を少し遡ったところに、今も現役で営業している「小山湯」。
 堀川の河口には山下ふ頭があり、中村川中流域には簡易宿泊街がある。昔は仕事帰りにひと風呂浴びていく港湾労働者が大勢いたのだろう。そして風呂上がりに一杯やっていたのは「東国屋」か「埼玉屋」か。それとも角打ちのできる酒屋だったのだろうか。


 そんなことを話しながら歩いているうちに、この店が現れた。去年か一昨年あたりまでは民家だったところだ。その後なにか工事をしていたが、こんなお店ができていたのだった。
 とりあえずここで何かをつまんで喉を潤していくことにした。 


 生ビール♪
 写真を撮る間もなく一口呑んでしまった。


 ポテトフライはこのようなスティック状のものから、半月切りにしたフライや、いろいろな形で用意しているという。われわれ高齢者は食べやすい棒状のものにした。スパイシーで美味しい。
 オリーブの実はこのまま一気食いしたいけど、ゆっくり一粒ずついただく。


 チーズの盛り合わせ♪
 コロナ禍のなか、どういう食べ方をしたらいいのか、いろいろ迷ったが、結局はいつもどおりに。各自のバターナイフで削り取り小皿へ。
 ここでビールから赤ワインに切り替える。民家の中庭を改造してこのようなスペースを作っているのだが、もとからあった樹木の木陰で涼しく呑むことができた。

 このあとは、編集者と二人で石川町方面に向かう。もちろん2次会のつもりでいるのだ。


 その途中にある厳島神社。案内板に随分落書きがされていた。


 石川町でまず向かったのは「愛知屋」。おしゃれな角打ちができる酒屋である。
 しかし残念なことに、この日は角打ちができないという。そこで第2候補の「広東厨房 鴻」へ。


 キュウリとモツ。どちらも美味しい♪ このあと何を食べたのか記憶がないが、なんとなくチャーハンを食べたような気が…。
 



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2 コメント

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銭湯屋の娘 (メタ坊)
2020-08-20 20:04:26
元町で経営していた銭湯の娘さんの話を聞いたことがあります。当時は家風呂などなかったので、商店の家族はおろか周辺一帯の人が入湯して、千両箱みたいな銭箱が小銭であふれ、毎日、信金の職員が集計と集金に来ていたそうです。夏になるとお手伝いさんと西之橋際から出るポンポン船の明治丸に乗って富津へ行き、海水浴を楽しんだら夕方にまた明治丸で帰るという日々を過ごしたと言ってました。横浜の商人(職人)に房総の人が多いのは、船ですぐ行き来できたことも一因かもしれませんね。
Unknown (管理人)
2020-08-21 10:29:50
>メタ坊さん
銭湯といえば、麦田のさくら湯が閉店してしまいました。
お宝がたくさんあったのですが、どこかに寄贈されたのかなぁ。。。

昔は亀の橋のたもとでは魚を売っていましたね。
近くに漁師が住んでいたということでした。

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