インドと中国の融合・カレー焼きそば ～客満堂～

媽祖小路というあまり立地条件の良くない通りのずっと奥のほうにある「客満堂」。こんな中華街のはずれにありながら、昼時ともなれば、近隣の会社員や住民でいつも賑わうのは、ランチの味・値段もさることながら、フロアを一手に仕切る小姐さんの愛想の良さによるところが大きいのではないだろうか。 　この小姐さんの接遇に関しては、こちらの方や、こちらの方も書いておられるように、皆さん良い印象をお持ちのようである。こちらの記事にコメントいただいた方々も、そのように感じていらっしゃるようだ。もちろん私も。 　立地的には良くない店なのだが、そんなわけで私は時々ここを利用している。 　それまで気づかなかったのだが、先週、表のガラス窓に貼ったメニューの中に“カレー焼きそば”なるものを発見した。こういうのを見ると、どうしても食べてみたくなる探偵団。さっそく実食してきた。 　 　まずはカレーだけで食べてみる。これは普通に美味しい。 　次に焼きそばだけを食べてみる。これも普通に美味しい。 　この両者を混ぜ混ぜして麺をたくし上げる。カレーまみれの焼きそばを啜りこむと、不思議な味わいが…。インドと中国がコラボレートした国際交流ランチだ。 　意外と美味しく、あっという間に完食した。 　 　そういえば、ここが「客満堂」になる以前は「仙鶴楼」という店だったけど、そこでもカレー焼きそばを出していたっけ。なんか関係があるのだろうか…。 　こちらは後日発見したカレーライス（680円）。中華料理店で出すカレーといえば「同發本館」、「江南」が美味しいのだが、ここ「客満堂」ではどうなのか。 　先日の昼過ぎ、試しに食べに行ってみた。 　味としては悪くはないのだが、いかんせんバランスが悪い。ご飯とカレーを均等に食べていくと、カレーが足りなくなってしまうのだ。 　後半戦は残り少なくなったカレーを大事に使いながら食べることになる。 　しかし、最後の最後は完全にカレーの在庫が切れてしまい、仕方なくとろみのついたスープをご飯にかけて完食。 　この日の教訓：やっぱりカレーライスの食べ方は難しい。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒