西門通りの「アテネ」でギロスサンド

　ギリシャバー「アテネ」の外で、ギロスサンドを売っていました。その場で作って巻いてくれます。

　ギロスといえば本来は羊の肉だと思いますが、ここのは豚肉です。これを丸ごと回転させながら焼いていました。作り方はいたって簡単。肉をそぎ落とし、ピタパンと呼ばれるナンのような薄いパンに乗せます。その上にトマト、玉ネギなどのみじん切りをまぶし、特製ソースをかけたらクルクルと巻いて出来上がり。ソースはヨーグルトとかチリを選べるようになっています。
　一見、クレープのようでもありますが、ここが中華街ということを考えると、これは春巻に対抗する食べ物のような気がしました。
　ただ、いつでも店先に出ているわけではないようですので、今後の観察が必要でしょう。


　出来上がりが、コレ。

　ところで、この「アテネ」というバー、以前はランチをやっていました。加賀町警察署の裏にある姉妹店「ゾルバ」も、かつてはランチをやっていたのですが、今では両店ともランチはありません。残念です。
　あの頃は、無性にムサカやタラモサラダが食べたくなることがあり、月に１回は行っていたものです。あ～あ、「アテネ」のムサカランチが懐かしいぜぃ。

　これが「アテネ」のムサカランチ。パンは食べ放題でした。初めて食べたのは９８年頃でしょうか、値段は８５０円でした。それがいつの間にか１０００円になり、廃止になってしまったのです。みんなが使ってあげなかったからだと思います。もったいないことをしました。
　
　これは、当時のランチメニューを書いた看板です。

９８年頃のランチメニュー。	２００２年頃のランチメニュー。