青島留学老人日本生活記

留学後日本の生活記

旅行 山西省 9 大同ー青島移動

2014年06月02日 | 旅行

23日; 観光が終わり いよいよ青島に帰ります。

 

北京行のバスは21日に手に入れていたので北京までは問題なし!

 

大同の夜明け

ホテルの窓から、 やはり霞んでます。

 

8:00 大同バスセンターを出発する。

 

市内はちょうど朝のラッシュ時である。地方都市も例外なく車の普及が

進んでいる。車種は国際化で 聞いたことのある車は殆ど走っている。

 

途中 河北省 宜化PSでトイレ休憩 10:40

 

 

11:50 万里の長城(居庸関に連なる)が車窓から見える、 

こんな所を通過しているのだ、と改めて感激する。

 

 

13:00

北京 六里橋バスセンターに到着する 。 丁度5時間掛る。

 

さてこれからが問題である。

兎に角 新幹線は北京南駅から出てるので どうやって行くか?

幸いすぐ横に地下鉄が接続されてるので一番早く着けるだろう。

迷わず地下鉄へ。

 

北京地下鉄路線

 

自動販売機では無理なので 駅員さんが居る窓口で買う、

一回乗り換えが必要だが 駅員さんが紙に書いてくれたので助かる。

運賃は2元 安い!30分で北京南駅に着く。

直ぐに 青島行の切符を買うべく並ぶと 年寄優先窓口に案内される

この制度は有難い そこで ” 青島二枚!”

何日のだ?” 

今から間に合う列車だ

 本日のは完売で 明日しか無い。”

あいたー 最後で躓いた。

ここで諦めるわけにはいかない。

直ぐに駅前のホテルに駆け込み 飛行機が取れるか交渉する。

 

案の定 取れない、 そこで慌てて夜行列車はどうか?

(距離 方角判らず)タクシーで 北京西駅に向かう34元 25分

汽車が無いのか?席が無いのか? とにかく”無い!”で終わり。

えーどうしよう 先ずは落ち着こう、 そういえば昼食を摂ってない。

そこで駅の食堂で 軽食として 虾仁小龙包 28元 食べながら家内と相談

する。 北京に泊まろうか? 24日には漢字試合のリハーサルと収録が行わ

れる。泊まると間に合わない。 斡旋してくれた先生に電話するが通じない。

家内は最後まで諦めず ”長距離バスはどうかな?”

そうだな、バスがなければ諦める”事にして  再び タクシーで元の 六里橋

BCに行く、直ぐ並び青島行が有るか?尋ねると ” 無し!” の返事。

”これで決まった!”

と思ったとき おばさんが声を掛けてくる。”何処行くのか?”

一応 ”青島”と 何気なく返事したら ”席が空いてるバスがあるが 乗るか?”

え!? 青島二枚ですよ。” 今からなら間に合う 二人で600元でどうだ?”

ダフ屋の様だ、なんだか話が上手すぎて信用しづらい。 立ち去ろうとすると。

家内は安くならないか?と交渉している。 500元に話がまとまり、

始発はここでないので 途中で待ち伏せで乗る、話は着けてるので、この男

の車で 落ち合う場所まで行け。”

もう信用するしか帰える道は無い。こういう場合家内は決断が良い。

16:30 どこどこなら間に合うからそこまで送っていく。

かなり飛ばした運転で 落ち合う場所に着く、未だバスは通過してない。

この車で送ってもらう 、ここまでの送り賃100元、言いなりである。

バスに乗る際 500元支払う 結局値切った分は白タク代になる。

計600元で青島に帰れるなら安い!

待つ事10分でバスが来た。

寝台専用バス 30人乗り

一番後ろの席が空いていた。一番後ろなので気兼ねなく打包の食事が出来る

更に 途中2名が乗ってくる。とにかく満席になるまで効率よく途中からでも乗せる。

お蔭で 初めて寝台バスを経験できる。

青島まで高速を走り 約12時間

 

早朝3:30 ”着いたぞ!” の声で目が覚める こんな時間に? 何処だ?

 

四方バスセンターの前である。

ちゃんとタクシーが待ち構えている。

”メーターで走るよ” 信じられない、案の定70元提示してくる。

バスの始発は5:30

選択の余地なし 4:00過ぎに宿舎着

さてここで心配が一つ、 宿舎の入口に鍵が掛っているのである。

開門は5:30から

所がその日に限って扉が半開きになっており鍵が掛ってない!

何という幸運、 リハーサルまで休む時間が取れる。

 

最後はバタバタしたが 家内の”最後まで諦めず” の気持ちが天に通じた

様だ。

無事時間までに帰ってきました。