青島留学老人日本生活記

留学後日本の生活記

旅行 山西省 8 雲岡石窟

2014年06月01日 | 旅行

22日; 旅行もいよいよ最終段階です 山西省世界遺産3ヶ所の最後の石窟で

す。

 

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雲崗石窟(うんこうせっくつ)は、中華人民共和国山西省大同市の西方20kmに所在する、東西1kmにわたる
約40窟の石窟寺院。「雲岡石窟」としてユネスコの世界遺産 (文化遺産) に登録されている。雲岡と表記する事も有る。
元は霊巌寺といい、現在では石仏寺などとも呼ばれる。北魏の沙門統である曇曜が文成帝に上奏して460年
(和平元年)頃に、桑乾河の支流の武周川の断崖に開いた所謂「曇曜五窟」 (第16窟、第17窟、第18窟、第19窟、
第20窟) に始まる。三武一宗の廃仏の第一回、太武帝の廃仏の後を受けた仏教復興事業のシンボル的存在が
、この5窟の巨大な石仏であった。    
その後も、第1・2窟、第3窟、第5・6窟、第7・8窟、第9・10窟、第11・12・13窟と大規模な石窟の造営が
続けられ、雲岡期(460年-494年)と呼ばれる中国仏教彫刻史上の一時期を形成した。
様式上は、最初期の「曇曜五窟」には、ガンダーラやグプタ朝の様式の影響が色濃い。その後の石窟ではギリシア
様式の唐草文様に代表される西方起源の意匠も凝らされており、当時の建築様式を模した装飾も豊富に見られる。
しかし、洛陽へ遷都する494年以降の末期になると、初期の雄大な質感は姿を消し華奢で力強さの感じられない
造形が増加する傾向が顕著となる。そして、この傾向の延長線上に、続く龍門期が待ち受けている。
また、その影響関係で言えば、雲岡の様式は涼州 (甘粛省) の石窟にその淵源を持つとも考えられるが
、雲岡の影響は龍門・天龍山・南北の響堂山などの広範囲な石窟寺院に及んでいる。
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた
(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。  
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの
       発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。  
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
     

 

ホテルから雲岡石窟は20K程度 北西に有るので、市内バス乗り継ぎで行ける。

ホテルの従業員に乗り方を教えてもらう、

バスセンター近くの児童公園から26路に乗り終点の公交四公司で 3路に

乗り換えると終点の石窟である。とても便利が良く バス代は1元である。

6:50 ホテル発

7:20 バス乗車

乗り換えるバスは既に待っている。客で満席になると出発である。

市内バスなので通勤客を載せたり 降ろしたりで 

8:10; 石窟に到着である。

 

入園センターがあり 8:30開門 (少し早く着く)

本来なら120元の所 無料になる。

センターを入ると巨大な観音像が迎えてくれる。

 

正面には池に浮かぶ 霊厳寺 が見える。

標識には 霊岩寺と書いてあるので混乱する。

 

入口の橋;

やはりこの時期 池には金魚、鯉、等泳いでいるが 水が少ない!

柱の汚れを見ると1M以上水位が下がっている。

 

奥に進む 千仏殿;

 

大雄宝殿

 

霊厳寺を抜け 池から出ると 正面に石窟群が連なる。

入口の石碑

この門から順に 1号窟~順に45何がしと続く

写真では番号が不明 

    

胸などに開いてる穴が気になる。 係員が居れば訊ねようと思っていたが

機会が無かったが 私の推測では 文化大革命の際 破壊するために開けた

穴ではないかと思っている。(間違ったら失礼)

 

拝借写真

ファイル:Yungang1.jpg

 

 

 

 

 

野ざらしの石仏は痛みが激しい、修復中で見学できない個所もある。

 

石窟だけなので 二時間もあれば見学できる。

博物館では 風化して剥がれた石仏の展示、歴史の解説等をしている。

モダンな博物館の入口

中は涼しくて休息に適している。

出口に休憩室を設けているが 観光客は素通りなのでゆっくり休める。

ここで昨日の打包で昼食を摂る。

十六国時代の勢力図

宋の時代の勢力図 この後 北魏は金 金、宋は元に滅ぼされる。

 

博物館を出て 石窟の前を流れてる大河を見に行く、

途中で水が枯れている、

何度も指摘しているが 中国の最大の懸念は水問題である。

海に浮かぶ小さな島より 国民が住めなくなる土地がどんどん増える。

 

川沿いの路を引き返す。

 

12:15 石窟の見学を終了する。

 

思いのほか時間が余ったので、路線バスでの車中観光する。

バスの終点まで乗り 別のバスに乗り換え 遊覧観光である。

バス代は1元 二階バスは2元 安上がりの観光である。

石窟バス停に先に来たのは 大同駅行きの二階バスだった。

 

 

二階席の一番前から市内観光する。

いきなりバイク事故目撃!

 

終点の大同駅が見えてきました 約50分の旅でした。

 

駅のバス停で大同大学の路線があったのでどんな大学か見学に行く。

市の郊外に移転しており、緑の中に 校舎、宿舎を整備している。

 

道路を挟んで西と東を結ぶ大きな地下道を設置している。一般の学生と

一緒に通りぬけする、

立派な地下道があるのに 近道をする学生が後を絶たない。

 

大学から市内に戻り 早めではあるがホテルで休息、

最後の観光が終わりました。

最後の食事に行こうとしたが 家内は疲れで爆睡状態、

結局一人で 近くの 食堂に入る。

 

土豆红烧肉30   西红柿鸡蛋汤10   白米2

乾燥気候なのでスープは美味しかった!

肉は食べきれず打包して持ち帰る、目が覚めた家内は美味しいと

夕食にする。

又 近くの果物屋にレイシがあり 500g 幾らか聞くと 5元!

一瞬耳を疑う 青島では500g12元もするのである。

取り敢えず500g買って帰るが 後から1K追加で買い、青島までリュックに

詰めて持ち帰る。

 

 


街角風景

2014年06月01日 | 街角風景

31日;

 恒例の朝市で野菜等の買い出しをする

 

本日の目玉

端午節を控え ヨモギの販売、 玄関に掛けて置く。

初夏から出始める 五毒の防止の風習が今に残る。

五毒とは; 蛇 サソリ ガマガエル ムカデ ヤモリ

お年寄が買っていく

 

 

レイシの販売;

大同では500g 5元余りの安さに1K買い リュックに詰めて青島に持ち帰った

青島では500g12元もする、 美味しいので1K買った。 10元と24元この差

は大きい。

 

 

11時から 同級生のアメリカ人 J さんに同行して野菜の収穫に行く

Jさんは 食べ物に拘っており、特に野菜は無農薬野菜しか食べない。

種もアメリカから持参である。

中国では信用できないので 自分で農家と契約して 自作している。

この時期雨あがりに成長が早く 食べきれないので お誘いがある。

畑は 浮山の麓にあり 大学からバスで15分程度、

 

 

ふた畝くらいの広さだろうか?色々な野菜が植わっている、

収穫がおっつかない位の量である。

レタス、 青菜  パセリ 等リュック一杯貰って帰る、実にありがたい!

感謝です。

Jさんの友達も一緒に収穫しました。