Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

岩瀬酒造

2009-01-13 08:57:29 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

今晩、宿で飲む酒を仕入れに来ました。
フツーのヒトならその辺の酒屋かコンビニでGETすることでしょう。
けれどフツーのヒトではなく、クマのぼくは、

酒造会社に直で来ています。(御宿といえば、言わずと知れた名酒「岩の井」。それを造っているのがここ、岩瀬酒造です)
はたして通りすがりのイチゲンのクマに、酒を売ってくれるのでしょうか?

蔵は小さく、よくある見学OK(ざっと見せてお土産を買わせる目的の……)な酒造会社とは雰囲気がちがいます。
これは場違いなところに来ちゃったかなぁ?
とりあえず、

ギャラリーに入って様子をみようかな。

ギャラリー?


見学は自由って貼り紙があったから入ってみたけど、まったく酒とは無関係なギャラリーでした。

サービス写真↑↑↑。

気をとりなおし、勇気をだして蔵のなかで仕事をしているヒトに声をかけてみました。
「あのぉ、お酒がほしいんですけど」

だったら酒屋へ行け!

ちょうど手隙だったのか、岩瀬酒造の石○さん「飲んでみる?」って……。
え!?いいんですかぁ?
でも、ぼくは車を運転してきたわけで、いくらヒトの法律とはいえクマも飲酒運転はやってはいけないわけで。
いや、ここはけっこう田舎っぽいところだし、宿だって近くだから飲んでしまえ!
心のなかでは、もろすごい葛藤です。
どうしよう……って悩んでいたら助手席でずっと←こんな状態のクマルさんが「いいんですかぁ?ルンルン」って、

これら↑↑↑すべてひとりで飲んでしまいました。

あ、試飲なんだからそんなドバッと入れないのクマルさん。(いちばん右端の大吟醸古酒は7千円以上する、ファーストクラスで出してる酒。ラベルの貼ってない左端のダークなやつは純米酒を古酒(40年)にしたもの。大吟醸は米を磨いているので透明なんだそうです。純米酒のほうは紹興酒のような味とクマルさんはコメントしてました。うう悔しい)

ところが、クマルさんの飲みっぷりに気をよくした石○さん、蔵のなかまで連れてってくれて、A・オリゼーが今まさに醸している最中のタンクから、長いひしゃくのようなもので、超巨大な利き酒用(蛇の目のあるやつ)の猪口にドバドバと入れてくれるではないですか。
ぼくは横でただただ羨ましがるだけ。ヨダレたらしながら。
石○氏「これが純米ね。で、こっちが本醸造。あ、山廃も飲んでみる?」
クマル嬢「ええ、いいんですかぁ?
ぼく「

クマルさんはご機嫌で、ヘロヘロになりながら勝手にお土産選びとかしてました。

グルメで美食家の塾長さまにはこちら。

もち米の日本酒って珍しいですよね。
なんか、ものすごく甘いらしいけど。(先述したように、ぼくは飲んでいないのでわかりません)

そしてこれもお土産に買ってきました。(飲んでないけど)
これは某居酒屋にお土産。(今夜もって行く予定なので、オヤジさまは運がよければ飲めるかも)


そしてぼくがその日の夜用に買ったのは、この「絆」。
でも「絆」は「絆」でも、

ラベルがピンクちゃん。

「しぼりたて」ってあるけど、まさに文字通りの絞りたて。
2日前に絞ったんだって。これはここでしか買えないですよね。ぼくが一番乗り。


でも飲んでみた正直な感想は……
酒は少し寝かせた方がうまい。でした。
まあこれは、ボジョレー・ヌーヴォを飲んだようなものかな。
そういう意味では、青い瓶のほうが美味しくいただけるはず。

そして今夜は、岩瀬酒造の石○さんお勧めの居酒屋で、岩の井を堪能する予定。
だって、今現在はストレスフルで倒れそうです。
車運転してるだけで、クマルさの口から流れ出る吟醸香にぼくは……ぼくは……
殺すなら今すぐ殺してくれー!
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