プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★内閣高支持率の影で(前編)

2019-05-26 08:36:09 | 日記・エッセイ・コラム
 安倍内閣の支持率は、メディアによって数字にバラツキがあっても、支持率が40数%、不支持率30数%で、支持率が上回っている。

 不祥事続きで、具体的な成果が無いのに、支持率が高い現象が起きる原因は何なのだろうか?

 支持する理由で一番多いのが「ほかの内閣よりよさそう」となると、野党に魅力が無く、国民が安定を求めていることに尽きる。

 ちなみに、消費税を二度先送りしたが、国民にとって、増税よりも延期は歓迎される。万が一、再々延期しても、野党は増税反対なので、責任論が出ても対立軸にならず、選挙の結果も見えている。

 嘘が続くと、現実を肯定する心理が働き、その嘘が自分に都合が良ければ、信じたくなるのが人情だ。こうして、安定を求め、消極的支持が続くことになる。

 しかし、安倍政権では、財政再建を放棄し代案として、「公助から自助へ」との方針を検討している。

★雲隠れにし丸山の月

2019-05-25 08:40:58 | 日記・エッセイ・コラム
 窮地に追い込まれた丸山議員が、遂に辞任?と思ったら、2か月間の診断書を提出して雲隠れした。

 あの傍若無人な言動と姑息な仮病との落差に唖然とするが、正体を露呈したともいえよう。

 我が家の朝の会話は、「私だったら、医者は診断書を書いてくれないだろうな」、「昔は、虎の門病院と相場が決まってたけど、今はどこの病院が受け入れるんだろ?」だった。

 政治家としての発言以前に、成人した人間として、社会常識を逸脱したご乱行に眉を顰める人は多い。

 しかし、日本全体を敵に回し、孤立無援であることがロシアにも伝わるので、特異な思想の持ち主で片付けられ、国益を損なうことにはならないと思いたい。

★長寿社会の現状

2019-05-24 08:23:03 | 日記・エッセイ・コラム
 夫婦や親子間でもめ事があると、憂鬱な気分になるが、喧嘩しようにも相手がいない人もいる。

 介護をする人が居なかったり、自宅で介護して貰えず、行き場を失った老人が、便宜的なお泊りケアを利用して、長期間居座り、施設不足が深刻化している。

 一方では、100年長寿社会の生き方を「公助から自助へ」と指導する動きにある。70歳定年制や年金支給開始年齢の引き上げなどは全て関連する。

 かなり前から、国際社会は、日本の高齢者対策を注目していたが、体系的な制度が構築されないままで、行政府の無策としか言いようがない。
★子供心の機微
 19日の朝、孫は、いつもより早く起きて来た。出発が遅れた父親を小松空港へ迎えに行く日だった。 到着ロビーに父親の姿を見つけると、飛び跳ねて手を振り、再開の喜びを全身で表現して......

★医は仁術

2019-05-24 07:47:34 | 日記・エッセイ・コラム
 連日のように殺伐としたニュースが報じられるなか、久しぶりに心温まる話題に救われた。

 財布を落とした沖縄の高校生に、名乗らずに6万円の大金を貸した人がいた。見ず知らずの若者に大金を貸した医師と、お礼に手作りの品を添えて返した高校生の心根に感動を覚えた。

 医療機器の高度化に伴い、「医は算術なり」とのパロディまで生まれた。ところがどっこい、「医は仁術なり」は、しっかり息づいていた。

 恩人を探し当てた手段(ネット)にIT時代らしさと感じるが、時代は変わろうと、日本人の優しい心は変わらないと信じたい。

★ちぐはぐ政策(後編):生きがい

2019-05-23 08:30:19 | 日記・エッセイ・コラム
 超高齢社会の宿命とはいえ、私は「70歳雇用継続・70歳年金支給開始」に反対だ。

 働く意欲があることを前提としても、「人は何のために生きるのか?」との基本哲学が相いれない。

 私は、60歳定年制の当時、54歳で退職したが、求められて、再雇用の形で58歳まで働いた。

 友人は、「辞めろと言われるまで勤めたら」と言ったが、私は、旅行や趣味を満喫する方を選んだ。以来、18年経ち、もう自分の人生を十分、楽しく過ごしたので悔いはない。

 自分の価値観に基づいた目標を設定し、実現する努力を重ねることで、豊かな人生になると思っている。