プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★箱根旧街道を歩く(2/2):雲助の実像

2013-06-07 08:42:43 | 日記・エッセイ・コラム

024029 苔むした石畳の道は、起伏に富み、雨が降れば滑って危ないだろうなと注意深く歩を進めて行くと、道わきに「雲助と呼ばれた人たち」と題した立て札を見つけた。

023_2そこには、雲助の三つの条件が書かれており、「力が強いこと」、「荷造りが上手なこと」、「歌がうまいこと」とあった。

 興味深いのは、二番目の荷造り上手で、「荷物を見れば誰が造ったものかが分かり、箱根で造った荷物は京都まで壊れなかった」とあり、誰にでもなれる職業ではなかった。

 時代劇に登場する箱根の雲助は、山中で旅人に悪さをする悪人扱いにされているが、実像とかけ離れているようだ。街道を歩いてみて、往時の箱根が難所と言われた所以を実感した。


★第33回千歳JAL国際マラソン大会

2013-06-05 09:45:14 | スポーツ

009 6月2日に開催された第33回千歳JAL国際マラソン大会は、快晴無風のもと、約12,000名のランナーが健脚を競った(フル約4,900・ハーフ約3,800)。

 結果は、ある程度覚悟をしていたが、6年連続通算9回目(フル3・ハーフ6)の出場で、もっとも悪いタイムに終わった(手元計測ハーフ2時間36分)。

 今年の異常気象は北海道でも例外ではなく、前日の29.7℃から大会当日、20度曇りとの予報に喜んだのも束の間、スタート時には雲が切れて真っ青な空になり、気温がぐんぐん上昇した。

 0055㎞毎に設けられた給水所で、スポーツドリンクと水で足りずに、氷水に浸したスポンジで頭や首筋を冷やしながら何とか完走したら、歓迎の雪だるまがべそをかいていた。

015 なお、フルの部では、公務員ランナーの川内選手が、大会新記録(2時間18分)で2位に大差をつけて優勝した。ゴールの場面を撮ろうと、カメラを構えていたが、ゴールの瞬間、前に割込んで来た人に遮られてしまった(青いキャップの上に彼の顔)。