プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★「ハトがカモ」に「豆鉄砲」!

2012-04-10 09:07:47 | 日記・エッセイ・コラム

 野党はもとより、身内ですら不安視するなか、イランを訪問し、またまた波紋を巻き起こした鳩山元総理。「IAEA批判はねつ造だ」と否定してみても、詮方ない。真偽と関係なく、先方に利用されることが予測出来ないことが、政治家としての致命的な欠格事由にあたる。

 メディアが、「要らんイラン訪問」と揶揄するほど、微妙な情勢下で、何の目的でイランを訪問したのか甚だ疑問だ。安倍元総理からは「ハトがカモ状態」と皮肉られたが、「豆鉄砲を食らった」では済まされない。

 「トラスト・ミー」発言が辞任の端緒となった外交音痴を、何故、外交の最高顧問に据えたのか?防衛大臣の人事と言い、野田総理も外交下手とのそしりは免れまい。


★ぼやき

2012-04-09 09:43:12 | 日記・エッセイ・コラム

 温暖地では、花見を楽しむ様子が報じられているが、金沢では、つぼみがようやく膨らみを増した段階だ。今年の天候不順は、桜だけでなくランニング生活にも影響しており、精神衛生上よくない。

 さて、昨日は久し振りにスカッとした晴天に恵まれたので、ジムの駐車場に車を止め、妻と二人で白山が見えるコース(通称「健康の道」)を走った。

 中三日おくと体の切れが悪いうえに、花粉症状も懸念され、途中で引き返したが、コース沿いの水仙やまんさくの花を眺めながらの約1時間のジョグは、気分爽快だった。

 白山を遠望し、「あの山の麓の里まで走りたい 叶わぬ夢を今日もまた見る」と、素直な気持ちの一句が思い浮かんだ。


★花見シーズン

2012-04-06 09:14:21 | 日記・エッセイ・コラム

 外国人の目に奇異に映ることの一つに、花見シーズンの「場所取り」がある。私も「何もそこまでしなくても」とか、「仕事は?」と思うが、周囲は概して鷹揚だ。

 あと何年、桜を見ることが出来るかと思うと、真っ先に、芭蕉の「さまざまの 事思い出す 桜かな」が思い浮かぶ。一茶の「さくらばな 何が不足で 散りいそぐ」は、楽しい宴の余韻が残るが、良寛の「散る桜 残る桜も 散る桜」となると、わが身に置き換えて人生の無常を感じる。

 さて、今年の花見は、去年の自粛ムードから一転して、馬鹿騒ぎが復活し、料理のデリバリーが繁盛しているとか。ストレス解消の一助と考えれば、さほど目くじら立てる程の事ではないが、何か虚しい。

 落語の枕に使われる「酒のない国へ行きたい二日酔い また三日目には戻りたくなる」は、”花より団子”党の心理を見事に表現した狂歌だが、やはり、むなしい。


★春の洗礼

2012-04-04 10:42:39 | 日記・エッセイ・コラム

 季節外れの暴風雨が全国各地に大きな被害をもたらしたが、金沢も例外ではなく、最大瞬間風速33mを超す突風が吹き荒れた。

 用事を早めに済ませて、外出を控えたので、我が家に被害は無かったが、妙に体が重かった。この時期、いつも悩まされる花粉症状だと思っていたが、夜になっても咳・痰が止まらず、どうも風邪をひいたらしかった。

 市販の風邪薬で、今朝は症状が改善したが、気温の変化に対する適応能力が極端に減衰して来た。昨日の最高気温25.4度から、一転して、今日は11度に急降下し震えている。気温の落差が老体には堪える。


★同じ桜の木?

2012-04-03 09:46:27 | 日記・エッセイ・コラム

 4月1日に紹介した「季節外れの桜」の記事を証明する妙案が浮かばなかった。11月と3月に撮影した写真を並べてみようと思い立ち、昨日の午前中、ジョギングを兼ねて大乗寺丘陵公園まで往復した。

 たかが、小ブログの記事の真偽について、こだわっても笑止千万だが、そこが長さんの愚かしいところ。何となく釈然としないまま、放置出来なかった。 001 001_2 写真左が昨秋11月12日、右が今年3月2日に撮った写真で、同じ木なのだが、立ち位置が違ったようだ。

 帰宅して、どうして去年の写真をプリントしなかったのかと反省したが、これまた、長さんの迂闊さのなせるところだ。

 こんな他愛ないことに一喜一憂する平和な生活に感謝しつつ、疑問に答えられない不甲斐なさに長嘆息、、。