プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★郵便会社のサービス品質:前編

2009-08-07 08:46:55 | 日記・エッセイ・コラム

 郵便会社の「EMS」(国際スピード郵便)は、速くて便利だが、最近、チェックが厳しさを増してきたと感じる。パースに住む娘に食品を送るため、郵便会社の支店窓口で手続きをし、帰宅した1時間後。

 「箱にcoffeeの文字があったので、詰め直してほしい」と、担当者が自宅にやって来た。通販で、コーヒーを取り寄せた時の箱で、豆は完全密封されていて、直接箱に触れる筈もない。 肉・魚はもとより、野菜やお茶を入れた箱が使用禁止なのは、オーストラリア検疫局の公式HPで確認しているが、コーヒーの記述はない。

 担当者は、「以前は、ガムテープで隠せばOKでしたが、今は厳しくて、、」と説明した。同じ入れ物なのに、見た目でNGとされたのでは、検疫とは異質だ。オーストラリアよりも、日本国内での規制の方が厳しいのではないかと疑心暗鬼になった。

 加えて、電話で済むところを、誠意で出向いたのだとしたら、何故、荷物を持参しなかったのだろう。窓口へ行き、荷を引き取り、詰め直して再度、出向く手間が馬鹿らしかった。ベストなサービスとは、コストをかけずに正確・迅速な処理をすることだ。


★「原爆の日」

2009-08-06 09:47:15 | 日記・エッセイ・コラム

095_056 095_087 広島に原爆が投下されてから64年目の夏を迎えた。今年の式典は、従来とは趣を異にしている印象を受けたのは私だけだろうか。麻生総理は、あいさつの中で、原爆症認定集団訴訟の原告救済に言及した。日本の戦後処理はまだまだ終わっていないが、邪推抜きで一歩前進したと思う。 095_068

 私が今年、広島を訪れたのは、オバマ米大統領が、4月にプラハで演説したのを聞いた直後の5月だった。外国人の姿が多いのに驚き、内心、嬉しかった。「核兵器を使用した唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任がある」との一節をご記憶の方も多いだろう。095_073 095_082 地球上から核を廃絶するのはた易くないが、安保理の常任理事国5カ国が「非核国を核攻撃しない」ことを保証する努力を望みたい。そのことが、北朝鮮をはじめインド・パキスタン等を非核化へ導く賢明なステップにつながる。

 11月に来日が取りざたされているオバマ大統領が、その際、広島・長崎を訪れることを願っている。


★北陸も梅雨明け!

2009-08-05 09:13:12 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、北陸地方の梅雨があけた。最近、週間天気予報が外れることが多く、朝、着替えてから走るのを中止したことが何度もあったが、ようやく本格的な夏の到来だ。

 7月中、気温が30度を超える日はあったが、梅雨明けと同時に、一気に夏の日差しに変わった。連日の雨でしばらく間があったので、午後、一人で走ってみたが暑くて30分でギブアップした。

 今朝は、連続になるので、ゆっくりペース(1㎞8分)で、1時間程のジョギング。気温は高め(24°)でも風が心地よく、やはり、早朝の時間帯の方が私には合っているようだ。006_2

 大乗寺へ続く道で、もうコスモスが咲いているのを発見した。走り馴れたコースでも、注意深く観察していると、些細な変化を実感するから面白い。1日置きだが、老夫婦揃ってののんびりジョグが生活の柱になっている。


★気まぐれ晴走雨読!

2009-08-03 09:27:00 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家の除湿機はフル回転だったが、今日は久しぶりの晴天。例年、7~8月は、たっぷり走り込む時期なのだが、7月は天候不順で目標の半分にも及ばなかった。

 最近、走っていて気になるのが、歩道の段差。自転車が狭い歩道を走る所では、避けようと蛇行するので、ぎくしゃくした走りになってしまう。096_371_2

 写真は、ウイーンの町中で撮ったものだが、歩道と自転車道が完全に分離している。自転車道を歩いていて衝突すれば、歩行者が罰せられるドイツのような国もある。車優先の日本では、ハード面での整備が遅れているので、バイク・歩行者とも罰則の適用が甘くなってしまう。

 公共事業費削減と声高に叫ぶが、赤字空港や新幹線、高速道路等の大型建設事業の陰で、生活道路の整備が遅れている。「一部の受益者」と「大衆の安心」のどちらを優先すべきなのだろうか?


★不満・不安と期待は裏腹

2009-08-01 10:06:29 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、血糖値検査の結果が出た。最近、HbA1cの値が悪化の一途を辿るので、血糖値の3時間の推移をチェックする検査だった。

 検査方法は、ブドウ糖を飲み、単位時間毎に5回採血し、血糖値の変化を観察するもの。「インシュリンの対応は良好」なので、従来通りの治療方法で良いとの診断だった。HbA1cの値が悪い原因が、依然として不明なのが不満だが、一応、不安が解消した。

 夜遅く、パースに住む娘から就労ビザが発行されたとの電話が入った。夫君がリストラされ、住み慣れたNZLから移住した時は、不満と不安タラタラだった。仕事探しはこれからで、不安だが、あと数日で、観光ビザの期限が切れると気を揉んでいたので、安心した。

 全政党のマニフェストが出揃った。与党に対する「不満」、野党に対する「不安」、政治家に対する「不信」が交錯する。が、新しい水路を切り拓かないと改革は叶わない。不安を払拭する担保を「財源」に求めるのではなく、「安心」のために期待を持って一歩踏み出す勇気を持ちたい。