プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第27回諏訪湖マラソン(3/3):番外編

2015-10-30 09:05:10 | スポーツ
 新そばが出回り始めたからには、食べない手は無いと、長野&松本両市内で、創業江戸と明治の二軒の老舗の暖簾をくぐり、そばの食べ比べをした。

 店構えは、いずれも老舗らしい重厚な雰囲気で、そば自体は良いのだが、出汁の味がかちすぎていた。30数年間、通っている金沢の店の薄味が舌に馴染んでいるせいかも知れない。

 その金沢では、首都圏から押し寄せる観光客の影響で、近江町市場や駅周辺の飲食店の様相が一変。人気店の料理の味が雑になり、値段が高くなったのでは、足が遠のくばかり。

 また、従来、珍しくも無かった「のどぐろ」や「加賀おでん」、「加賀野菜」、「とり野菜味噌」等が、お歳暮商品に名を連ね、値段も驚くほど高騰している。

 
 ブランド化し、市場開拓を図る経済至上主義の影が食文化と人心を蝕んでいる。「地産地消」を促進し、食料自給率を高める政策を期待したい。


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