プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★子供の知恵と工夫

2018-05-20 08:54:52 | 日記・エッセイ・コラム
 孫の登校5日目。すこし雰囲気に慣れたようで、昨日は、スプーンで給食を全部食べたと聞き、「お箸を使えれば、もっといいね」と、ジジババで褒め上げた。

 夕食後、私と孫で、箸を使ってゲームをすることにした。豆菓子10個を大皿にいれ、割り箸で小皿へ移した数だけ、食べて良いルールだ。

 エサにつられて、口のへの字にしながら、悪戦苦闘していたが、片手で上手くいかないと分かると、両手で箸を一本ずつ持ち、クレーン車のように両側から挟んで持ち上げて、移し替えに成功した。

 思わず笑ったが、本人は真剣そのもの。何度か繰り返すと、片手の方が速いと分かったようで、一人で練習し始めた。こうなれば、しめたもので、妻が、横で気付いたことを助言すると、遂に要領を掴んだ。

 勿論、豆菓子の大半は、孫のお腹に収まった。あとは、実践を重ねるだけで、娘の責任範囲だが、「私が、教えようとしても覚えない」と愚痴った。が、私は、教え方の工夫が足りないのだと言いたかった。

 「何時までたっても、子供は子供なのかなぁ」と、妻に言うと、「冗談じゃない」と怒ったが、子供教育には根気と工夫が大切だと、娘に自覚させたかった。